表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
元勇者は静かに暮らしたい(Web版)  作者: こうじ
領主編
130/416

元勇者、ギルド完成

 シュヴィアのギルドを訪問してから数週間後、ギルドの建物が完成した。


「結構大きな建物になったな。」


「これでも必要な物を考えてシンプルにしたんですよ。」


 建物は3階建てになっている。


「1階はギルド兼食堂になっています。」


「酒場じゃないんだ?」


「酒場よりも食堂の方が老若男女集まりやすいじゃないですか。」


 言われてみればその通りだ。


「2階は集会場や会議室になっています。後、簡単な宿泊も出来るようにしました。」


「それはありがたいな。疲れて宿屋取るのも嫌な時があるんだ。」


「3階はギルド長の部屋+自宅になっています。」


「俺のっ!?」


「えぇ、聞けば新婚じゃないですか。やっぱり職場と自宅は近い方が良いと思うんですよ。」


「……あんた、そういう気の使い方も出来たのね。」


「どういう意味?」


「いや、クリスタの言いたい事はわかるぞ。 アムールって恋愛とか興味なさそうだから。」


「だって、夫婦は一緒にいるのが当たり前でしょ?」


 キョトンとするアムール。


 ……まぁ、言われてみれば当たり前だが。


「ありがとうな、アムール。気合が入ったぜ!」


「ガーザス、あんまり無理はしないでね。」


 こうして、我がハノイ村のギルドが正式に稼働する事となった。


 まぁ、シュヴィア国に申請して、ギルド協会にも登録した。


 因みにギルドの種類は『総合ギルド』とした。 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ