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元勇者は静かに暮らしたい(Web版)  作者: こうじ
領主編
127/416

元勇者、アイナと共に魔法教会へ行く

 後日、アイナを連れてレバニアの魔法協会を訪れた。


「アイナ!久しぶりっ!」


「ビーナッ!元気そうで良かったわ。」


 二人は再会を喜んでいた。


「会長になったって聞いた時はビックリしたけど、まぁ納得よね。ビーナの実力だったら。」


「私なんてまだまだだよぉ。周りに支えられて何とか頑張っている感じ。」


「ビーナだったらできるわよ。まぁ、私も出来る事があったら協力するわよ。」


「ありがとうっ!やっぱり持つべきものは友達だよぉ。」


 二人の会話を見てると離れていても何処かで繋がっているんだなぁ、て思う。


 今回、魔法協会に来た理由はやはり『魔導実験』の事について。


 後遺症が無いかアイナの身体の検査をする為である。


 俺はビーナの部屋で待たせてもらう。


 魔導実験の事についてミレット達に聞いてみたら、そもそも人体実験自体が各国との取り決めとして、違法であり禁止行為らしい。


 それを魔法協会がやっていた、とすれば魔法協会だけの責任になるのだが、どうも当時の国王は黙認していたみたいだ。


 そういう書類が前会長が提出した書類の中にあったらしい。


 その件でカインにも再び事情聴取されるらしい。


 まぁ、当然の結果だよな。


 暫くしてアイナが戻ってきた。


「どうだった? 検査は?」


「おかげさまで異常は無かったわ。」


 とりあえず一安心だな。 


 

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