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エルフの指導者  作者: 月光皐月
第1章 準備
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第5話

本日2話目なので短めです。

レベル上げする約束をしたカチューシャを探しに行かないと。部屋を出て廊下を見渡す。

(いないなぁ。あんまり広くない家だから恐らくキッチンにいるのかな?ちょうどお茶も飲みたいし行くか)

家の中を歩きキッチンへと行くとなんだか焦げ臭い。

「おいカチューシャ。なにやってるんだ?」

「えっとね。実は料理が失敗して焦がしちゃったの」

普段料理しないのに何でしようとしたのか不思議に思った俺は、

「何で急に料理をしようと思ったんだ?」

と聞いてみた。すると彼女は顔を赤くしながらこう答えた。

「な、何となくよ」

(何を隠しているのか分からないが触れると怒りそうだからやめていこう)

「まぁいい。ちなみに何を作ろうと思ったんだ?」

「ォ...」

「えっ?なんて言った聞こえないんだけど」

「ォ...」

「もっと大きな声で言って」

「オムレツよ。何か悪い!?」

耳まで真っ赤にしながら大声で答える

「大きすぎだって。オムレツね。教えてやるよ」

「何をよ」

「だからオムレツの作り方をだよ」

「本当?」

怒った表情から一変嬉しそうな表情になる

「本当だってキッチンにこい」

「分かったわ」


「訂正していく感じで教えるからやってもらっていいか?」

「分かったわ。最初は卵をボウルに割ってかき混ぜるわ。でここにミルクと砂糖をこれ位入れれたわ」

「ちょっと待った。砂糖入れすぎ、だから焦げたんだよ」

「いや、ぁ...」

「え?なんて言った?」

「なんでもない!」

「そ、そうか」

(なんか今日のこいつおかしいな)

「で、次はといたこれらを卵をフライパンで焼いたわ」

「ここは底が固まりだすまで普通でいいぞ」

「そんな事ぐらい知ってる!」

「で、でだな。底が固まり出したら火を弱くして全体が半熟になるまでフライパンをまわせ」

「ここで火を弱くするの?それは知らなかったわ」

「で半熟になったら片側に綺麗に集めて3等分におれば完成だ。ちゃんと出来ただろう」

「こうやって作るのね。分かったわ。その、ありがとうね」

「良いってこれくらい」

「じゃあ食べましょ」

「そうだな。俺の分を作るから待っててくれ」

「半分こにすれば良いわ。早く行きましょ」

彼女は早口で急かす。


「ど、どう?」

カチューシャが不安そうに聞いてくる

「おいしいぞ」

「良かったわじゃあ私も。

美味しいわ。はい。あ、あ〜ん」

顔を真っ赤に染めオムレツを食べさせようとしてくる

「こ、これは料理を教えてくれたアドルフへのお礼なんだから」

(そういう事ならありがたくいただこう)

食べるとカチューシャは凄い幸せそうな顔をする

「いけない。このままほのぼのと午後を過ごす所だった。ハインツさんと話がついたからレベル上げに行こうか?」

「分かったわ。一回家に帰って物を取って来るわね」

そう言って彼女は家に帰っていった。

「さて俺も準備するかな」

ただ書きたかっただけなんです。ツンデレが欲しかっただけなんです。はい。

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