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帝國の覇道  作者:
1/4

一話

初めて投稿です。豆腐メンタルです。きつい感想は自分の胸にしまって言わないでください。

2020年3月17日午前7時:イージス艦「あきづき」「ゆうづき」「すずつき」と通信が途絶。

「あきづき」艦長:三島一郎一佐、副長:山内達哉三佐

「ゆうづき」艦長:飯島守一佐、副長:高岡進二佐

「すずつき」艦長:安部弘二佐、副長:麻生清貴三佐

など隊員達も行方不明となった。

2020年3月17日午後13時:横須賀で行なわれる「世界大戦博物館」のために作られたナチスドイツ陸海空軍や大日本帝国海軍・陸軍やアメリカ軍など参戦国のありとあらゆる兵器と各国の艦船設計図と当時の各国の政治・経済・外交状況が細かく書かれた資料などが消えていることがいつの間にか消えていることがわかった。大盗難事件として捜索が行われたが見つからず。

2020年3月17日午後14時~20時:レアメタルなどの鉱物資源を満載した、8万トン級の運搬船計10隻や10万トン級の石油タンカー計10隻や輸出用の軽装甲機動車数十台を載せた輸送艦「おおすみ」「しもきた」などと相模湾付近で通信が途絶。船員は全員行方不明となった。その後、相模湾全域を捜索したが、何一つ見つからなかった。

この三件の事件は迷宮入りし、「平成の三大怪事件」と呼ばれるようになった。





〜「あきづき」〜

「三島艦長、おはようございます。こちら、今日の哨戒ルートです。」

「ああ、山内副長、おはよう。ありがとう。」

その日、あきづき艦内はいつもと変わらぬように過ごしていた。


しかし午前7時、突然艦内のラジオが突然切れ、大きな揺れが襲った。


「艦長!起きてください!大丈夫ですか!」

「ん、、、、すまない。気を失っていたか、すぐに艦内の状況を確認してくれ。私もすぐに操縦室へ戻り確認する。」

「はい。了解しました。」


しばらくして、操縦室へ戻った三島は山内副長から驚くべき報告を受けた。

「ゆうづき」「すずつき」とは連絡が取れ、無事を確認できた。

そして、船員に負傷者はいなかったが、艦内のラジオは音声は出なくなっており、携帯・パソコンは電波が入らず、防衛省や近くにいた海上保安艇にも無線が繋がらないという報告だった。

さらに、付近はあたり一面、濃霧で視界が悪かった。

「警戒を徹底しろ!ゆうづきとすずつきにも警戒するように伝えろ!」


しばらくするとようやく、霧が晴れてきたが、そこには目を疑うような光景があった。右前方約1キロの地点に巨大な軍艦がいるのだ。

「あれは戦艦山城か・・・・・?」

「後ろには、陸奥と日向もいるぞ!」

船首には菊花紋章。

大日本帝国が戦艦を作る際に必ず付けていたものである。それを堂々と付けている軍艦は海上自衛隊には存在しない。そもそも、日本は戦艦は持っていないはずだ、しかしそれが目の前に存在しているという事に船員は驚きを隠せなかった。


「前方にいる艦に告げる。所属を明らかにせよ。」

山城から無線が入ったが、三島はどう答えるか迷った。我々の今の状況を正直に話すべきかどうか。

「『我々は海上自衛隊に所属するイージス艦「あきづき」。戦闘の意思はない、今から事情を説明するため、乗船の許可をもらいたい。』と山城に伝えろ。」


この接触により、これからの日本の歴史が大きく変わっていくことになる。



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