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修道聖女

白翔が倒れてからだいたい十分ぐらいたって愛香は起きた。


「ん…んぅ……あっ⁉白翔君……!!白翔君はっ⁉」


愛香は傷付いた身体に鞭をうち白翔をさがした。


そしてしばらくして、

「っ⁉白翔君っ!!かなりひどい傷…………‼」

白翔は全身から血を流していて息もかなり荒かったのだ。


「どっどうしようっ……!!こっこのままじゃっ‼」


「あれれれ?おかしいなぁこの辺だったはずなのに〜?」


「っ⁉誰っ⁉」シュラン……


「うひゃっ‼わっ(わたくし)けっ決して怪しい者じゃありませんからっ‼そっその危ない物をおっお納めくださいぃ〜!!」


そこにいたのは金髪蒼眼の修道服を来た女性だった。


「っ⁉あなた回復の魔法使えるの⁉」


「はっはひっ!!使えます〜!!って‼すごい怪我してるじゃないですか⁉見せてください!!」


「私じゃなくてこっちが先よっ‼」


「キャッ⁉なんでこんなに⁉すぐに治療します‼『浄化‼』」


「?なんで浄化なんてしているの?」


「浄化してからなじゃないと患部から汚れが入ってしまうからですよ。『ヒーリング!!』」

白翔の身体全体を光が包む。


「わっ‼綺麗〜」


「……ふーこれでこの人は大丈夫だと思います。さぁ次はあなたですよ」


「えっ?あぁ、ありがとう」


「いえいえ、これも修行なので」


「?修行?」


「はいっ私は神に仕えるものなので‼この世界で神……まぁ天使様のお役に立つことが私に神が与えた試練だと思うのです」


「すごいのね君は……」


「そんなことはありませんよっ、あっところでここでなにがあったのですか?」


「っ⁉そっそれはっ……」

実は愛香は白翔が自分の宝具を借りる時に起きていたのだ。そして愛香は白翔の宝具や因子などについてわかったのだ。


だから愛香は自分の因子と白翔の因子の関係を知っているがために離れなければならないと思っていたのだ。


「ねぇ君にお願いがあるの……」


「?なんですか?」


「白翔君……この人が起きたら伝えて欲しいことがあるの」


「自分で伝えればいいのでは?」


「私はすぐにここから離れるからね……」


「?わかりました、ではなんと伝えれば?」


「……………………って伝えてといて、お願い」










「うっ…あっあれ?身体が痛くない?」


「あっ起きましたか?白翔さん」


「あんた…誰だ?あれっ士道は⁉」


「私はマリアと申します。あっそのことなんですが…………愛香さんは「私と白翔君は絶対に一緒にいちゃいけないの。だからさようなら。」っと言っていましたがどういうことでしょう?」


「っ⁉それは本当なのか⁉」


「はっはひっ!!本当です〜‼」


「ならこうしてちゃいられないっ!!愛香を探さないと‼」


「まっ待ってください!!あなたはさっきまで大怪我をしていたんですよ⁉」


「ならっ愛香を見捨てろってか⁉」


「む〜……なら私もついて行きます‼安心してください‼これでも因子持ちですから!!」


「そっそうなのか?よっよしっ行くぞ‼」


「おお〜!!」










「って言ったのはいいがどこに向かう?」


「あっだったら水の都『ガブリエル』に行きませんか?」


「なんでだ?」


「あそこは資源がかなり豊富にあるので貿易をたくさんやっているのです‼だから情報がたくさん入ってくるのです!!」


「行き方はわかるのか?」


「もちのろんなのです‼」




〜数時間後〜


「あっあれれれ〜?可笑しいですね〜」


「迷ってるわけないよなぁ?」


「ままま迷ってるわけないじゃないですか〜」


「ならここはどこだ?」


「えっえ〜と…………」

「ブヒャ〜!!」


「っ⁉なんだこいつ⁉」


「オークです‼白翔さんっ‼下がっててください‼私がこいつを倒します‼」


「ってお前武器は⁉」


「私にはこれがあるので‼」

次瞬間、マリアは軽そうな鎧を纏いそしてその両手には旗を持っていた。


「って旗ぁ⁉」


「ブヒャー‼」

そう言ってゴブリンが持っていた棍棒の二、三倍はある棍棒でなぐりかかってくる。

だが、

「すっすげー……」

マリアはそれを軽々避けるのだ。

そして軽々しくよけられることにイラついたのか

「ブッブヒャぁぁー‼」

かなり力を込めて叩き潰しにきたのだ。

だがそれにすらマリアにはとどかなかった。


「ハァァァァ!!」ガンッ‼

「ブヒャっ⁉」

「はぁ⁉」

なんとオークの渾身の一振りを打ち返したのだ。

そして次の瞬間…………

「シッ‼」ドンッ‼

オークの腹には大きな風穴があいていた。

「ブッブギャー…………」


「はぁぇ?」


「ふぅ終わりましたっ!!」ニコッ

その後ろでオークは瘴気なって消えた。


「じゃあいきますかっ!!」

「はっはひぃぃ〜‼」

なぜか白翔が哀れだった。







〜side???〜

そこの空間は闇そのものだった。

だがそこにはその空間よりくらいローブを着たものたちがいた。


「おい‼ラース!!速く私に出動許可をだせっ!!」


「静かにしてよ全くっ、たった一人部下が居なくなっただけじゃない」


「部下なんてチンケなものではないは‼この新参のラストの分際がっ‼」


「だったらあの雑魚はなんだってんだこのマッドサイエンティストが!!」


「実験材料だっ‼」


「うわ〜….引くわ〜……」


「うるさいぞっあとグリード出動許可を出そう」


「よしっならばすぐにいってくる‼」


「だがっ!!お前の手下を一人だけ許可をしよう」


「なっ⁉」


「文句が有るなら行かんでいい。おい、ラスト…………」


「まてっわかったそれでいいから我らグリードで行かせてくれっ」


「分かればいいんだ」


「ぷぷっグリードださっ」


「チッ‼」ギロッ


「おお〜怖っ!!ふふふっ」


「ラストよせ、グリードわかったらさっさと行け」


「くっ、わかりました」

グリードは部屋を出て行くとき誰にも聞こえない声で言った。


「ばれない様に二人出せばいいのだろう?ラース」


〜side out〜

その頃二人は……

「まさか洞窟で野宿になるなんてな…」


「うぅ〜本当に申し訳ないです〜」


「まぁいいさっ‼ところでマリアの因子はなんなんだ?」


「あぁ結構有名な方なんですよ〜?」


「へぇ誰なんだ?」


「『聖女ジャンヌダルク』ですよ〜」


「はぁ?何だって〜⁉」


「うるさいですっ‼」ガンッ


「って〜!!なにすんだよ⁉」


「いっいや!!こうしろと神のお告げが‼っというより白翔さんの因子は何なんですか?」


「ん〜……それがまだわかってないんだ……」


「覚醒したのにですか?」


「あぁそうみたいなんだ」


「そう……ですか……だっ大丈夫ですよっ‼きっと神は白翔さんのことを見放していません‼だから大丈夫です‼」


「あぁ、ありがとうマリア」


「はいっ、では明日も早いからもう寝ましょうっ‼」


「そうだな、お休みマリア」


「はいっお休みなさい白翔さん‼」

この時二人はまだ知らなかった。すぐそこまでに闇がきていることに。




なんか天使サイドを書くより悪魔サイドのほうが書きやすいって言うΣ(゜д゜lll)

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