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デーモンファクター

「うるさいっ!!」ガンッ


「ってぇ〜!!なにすんだよ‼」


「あんまり驚かないでねって言ったじゃんっ」


「あぁそうだったな悪い」


「もうっわかったから白翔君の因子教えてよ!!」


「っ⁉あ、あぁそれなんだが…」

白翔はこれまでのことを全て話した。地球の記憶が所々ないことや因子が分からないことなどを。愛香が何か知っていることをねがって。


「ゴメンね白翔君…」


「いやっいいんだ‼そう簡単にわかることじゃないってわかってたから…」


「そう…だね……あっ⁉なら覚醒させて因子を知ればいいんだ‼」


「?なんだ?覚醒って?」


「英雄達には様々な伝説があったでしょ?それを『宝具』と言った形で使い果たせるようになることだよっ」


「それは凄いのか?」


「凄いなんてもんじゃないよ‼伝説を武器に戦うんだよ⁉」


「そっそうか…」


「でねっその覚醒の仕方はね魔物を倒すことなんだ」


「っ⁉殺すってことか?」


「まぁそんな感じだけど魔物は倒した瞬間に瘴気になって消えるんだ」


「瘴気?」


「うんっまぁそれを浴びることで因子が覚醒するんだけどねっまぁ一回見た方が速いから倒しに行こう!!魔物!!」


「まぁ確かにそうだな」


「武器は私のお下がりをあげるよっ」


「ロングソードか…」


「いい剣でしょっ」


「あぁ確かにな」


「じゃあ魔物狩りにいくぞー!!」


「お〜!!」


〜森に移動中少々お待ちください〜


〜目的地に到着します〜


「ここって最初に来た森じゃん」


「さぁここでゴブリンを狩ってもらいます!!


「ゴブリンってあの?」


「そのっだよ!!まぁとりあえず捜しに行こうかっ」


〜エリアを移動します〜


「なっなんかいっぱい走ってこないか?」


ゴブリンが50匹近くもいたのだ。


「なっ⁉こんな数あり得ない‼いても巣にしかいないはず!!……いやっもしかして…」


「おいっどうするんだ‼」


「っ⁉私が大半を倒すから白翔君は私の打ち漏らしを倒して‼」

そう言って愛香は金色に輝く長剣をもっていた。

「でやぁぁぁ‼」斬っ‼


「グギャーーー!?」

愛香が一振りするだけでゴブリンはいっき2,3匹倒される。


「すっすげー…」


「白翔君‼2匹そっちに‼」


「グギャー!!」


「なっ⁉クソぅ‼」

ゴブリンが振ってきた棍棒を剣で防ぐ。だが相手は二匹だ。

「グギャう‼」


「がはっ‼」

もう一匹のゴブリンに腹を棍棒で殴られたのだ。

「このくそがっ!!」

そう言って剣をデタラメに振るう。そして、

「グギャっ‼」

「ギャっ‼」

一匹は頭を割り、もう一匹は首を斬ったのだ。

「ハァハァハァ終わったか……」


「白翔君‼伏せてっ‼」

そう言って押し倒させた。そのすぐあと、

ドガーーーン

耳をつんざくような爆発が起こった。

「なっなんなんだ…?」


「凡人はいつもそうだ、分からないことがあればすぐ人に聞き自分で考えもしない!!」


「お前は誰だ⁉」


「だから少しぐらいは自分でかんがえろといっているんだ凡人」


「ひとつ……質問していいかな?」


「なんだ?凡人いってみろ」


「あなた悪魔の因子持ちだよね」


「そうだよ、そして僕はシェイクスピアの因子持ちなんだよ‼」


「シェイクスピアってあの劇作家の奴のこと…だよな?」


「白翔君下がってて」


「下がっててってお前……左腕が血まみれじゃないか!!さがれるわけないだろ‼」


「まだ覚醒してない白翔君だと戦力にならないんだ!!」


「なっなんだと⁉」


「凡人ごときがこの僕を無視するな‼『ファイヤーランス!!』」


「なっクソっ‼」シュン ガキンッ


「ほう凡人、今のを防ぐとはなかなかやるな」


「なっなんだよ今のは……」


「白翔君‼下がって‼」


「っ⁉……クソっわかったよ!!」


「まだまだ行くぞ凡人‼『ファイヤーバレット‼』」


「ぐっ速い!!」


「まだまだぁぁぁ!!!!」


(あれを使うしかないのか……‼)


「どうした⁉もう終わりかぁ⁉凡人がぁ‼」


「舐めるなぁ‼『勝利すべき(カリバーン)‼』」


その剣はまるで愛香を勝利へ導くための剣に見えた。
















宝具がやっと出たよお母さん(T ^ T)

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