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ようこそ‼

あれからなんと3時間程も歩いたのだ。

あまりの大きさに距離感が完璧に狂っていたのだ。


「腹減った〜、喉乾いた〜‼ジュース飲んで菓子食いて〜!!」


悲しいかな白翔はゆとり世代だった。



そうこう言っているうちにこれまたバカでかい門がみえてきた。



「っしゃあ!!門はっけ〜ん!!」


悲しいかな白翔はゆとり世代だった。




「そこのもの止まれ!!」


「なっ‼やっ槍⁉」


「ここを通りたければ身分証明書を見せてから通れ」


「み、身分証明書?なんだそれ?」


「むっ?お前もしかして因子持ちか?」


「因子?」


「やっぱりそうか。ちょっと待ってろ」


「えっ?あっあの‼」


「おーいちょっと交代してくれや!!」


「なんでだよ?あれっ?誰だこいつ?」


「因子持ちさんだよ」


「何だそういうかよ。今度酒おごれよな」


「はいはいわかったよ。よしっ、じゃあ詳しいことは中で話すから俺について来てくれ」


「はっはい」


悲しいかな白翔は若干コミ障だった。




「おしっじゃあ座ってくれ」


「はいっ」


「そんな緊張しなくていいぞ。ハッハッハぁ〜!!」


なんかテンション高いな…


「じゃあまず自己紹介するぞ?俺のなまえはゴッヅだ。よろしくな‼」


「俺は黒霧 白翔です。白翔とよんでください」


「おしっ‼わかったぞ!!じゃあハクトもう説明をするぞ」


「あの説明って一体なんの説明をするんですか?」


「何ってこの世界のだが?」


「えっ?ここって地球とは違うんですか?」


「地球?あぁ、お前達が元いた世界か」


「へっ?元?」



「何だお前?天使様達の話を聞いてなかったのか?」


「て…んし?」


「この世界、『オーディン』についてのことを」


「ちょ、ちょっと待って‼天使とかオーディンって一体なんの話をしているんだ?ここは地球じゃないってのかよっ‼」


「ああ、そうだ」


「っ⁉……あぁクソっ薄々きがついていたんだよ…クソがっ!!」


「ハクト、落ち着いたか?」


「落ち着いてはないが大丈夫だ。今俺がどんな立場か分からなかったらどうしようもないからな…」


「なら説明を続けるぞ」


「ああ、たのむ」


「よし、じゃあまずは因子持ちについてだな。因子持ちとは簡単に言えば英雄だ」


「英雄ってあの英雄か?」


「あのってなんだよ…まぁ多分その英雄で大丈夫だ。そして因子持ちは英雄たる力をてにするんだ」


「力って例えば?」


「それは分からん。人それぞれで違うからな」


「ん?待てよ?俺はそんな力持ってないぞ」


「それも分からん」


「なんでだよ!?」


「強いて言うならお前が特別だからだ」


「特別?」


「まぁ待て、まだ因子持ちの話は終わってないんだ」


「くっわかったよ…」


「よし、じゃあ因子持ちの種類についてだな」


「種類何かあるのか?」


「まぁ、勢力だと思ってくれ」


「で?」


「まぁ急かすなよ。勢力っていうのは天使と悪魔の2つのことだ」


「さっきの天使様ってやつか」


「あぁ、そうだ。」


「で?話を察するに天使と悪魔が戦争していて俺はその天使サイドなのか?」


「あぁ、多分そうだ」


「ん?多分?」


「これでさっきの話に戻るわけだ。本来ならまずこの世界に来るときに天使様達から話を聞くんだか、お前はそれを覚えているか?」


「いっいや全くって言うより地球のことについても所々忘れてしまっているんだ」


「そこだ、そこがお前の特別なところだ。だから悪いがお前については何もわからないんだ」


「そっそうか…何も分からないならしょうがないな…」


「だが、安心しろハクト!!俺も情報とかをあつめといてやる‼だからお前はまずこの世界で生きていくことだけを考えろ‼」


「ありがとうゴッヅ…」


「と言うよりだいぶ話し方くだけたなお前」


「あっ⁉ごめん‼」


「ハッハッハぁ〜‼そっちのほうで全くかまわんぞ‼あぁそうだ俺としたことが言い忘れておったな」


「なにがだ?」


「ようこそ‼オーディンへ!!そして天使サイド最大の街ミカエルへ‼」





説明の所が長くなってしまってすみません。(−_−;)

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