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野心

「マクドナルドさん家の掃除と屋根の補修でこんだけか‥」


欲しい物は買えないが、飯代程度にはなる金額。 


「このまま大人になるのかなぁ〜」


流石にアランも年頃になると漠然とした不安に駆られる。幼い頃は面倒を見てくれた人も大人になれば冷たくなった。住所不定無職が仕事を探そうにも限界がある。


キ〜‥

馬小屋に誰か来たようだ。


「アラン‥仕事は片付いたか?」


暗い小屋にランプを持って入って来たのはマークだ。

白髪頭の老人で、幼少期から現在まで時々面倒を見てくれた一人だ。唯一態度が変わらない。


「なんだよ爺さん‥冷やかしか?」


なんだかんだでアランもタメ口を聞ける相手だ。


「せっかく様子を見に来てやったのに‥それからお前、ウチに勤める気はないか?」


「そりゃ嬉しいけどよ‥周りが許しちゃくれないさ」


「何を弱気になってる?人生これからだぞ?また来る」


それだけ言って帰って行った。


「爺さんの誘いはありがたいが、俺はもっとデカい事したいんだよ!」


一人で愚痴ってから干し草に向かう。

隠してあったのは“木銃”だ。


アランが暇を見て木を削ったピストル型の物だ。

ガンベルトが無いのでポケットに指す。


サッ‥!

素早く抜いたり、ガンスピンの練習をする。


「いつか賞金稼ぎになって見返してやる!」


薄暗い小屋のなかで馬の足踏みと木の擦れる音が続く。






“賞金稼ぎ”

ホーグ大陸全域に渡って犯罪が絶えない。

人殺しに強盗団や山賊‥

保安官では手に負えない犯罪者には生死を問わず賞金が課せられている。

そんな連中をガン捌きで仕留めて一攫千金を狙おうとする者がいる。

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