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Linux Mintから新メジャーバージョンのLinux MintへUSBでインストール

 英語のLinux MintのWebサイトのダウンロードページから新メジャーバージョンのLinux Mintの.isoファイルをダウンロードします。信頼できそうな国と場所からダウンロードしたほうが良いと思います。


 悪い人に改竄かいざんされていないか確認するために、「端末」というアプリケーションで「sha256sum ○○○.iso」というコマンドを実行して新.isoファイルのハッシュ値を計算します。

――――――――――――――――――――

sha256sum ○○○.iso

――――――――――――――――――――

 新.isoファイルのSHA256のハッシュ値が16進数で表示されます。


 新.isoファイルのSHA256のハッシュ値の16進数が正しい物と完全一致しているか、英語のLinux MintのWebサイトのダウンロードページの「sha256sum.txt」を見て確認します。16進数が完全一致していない場合は悪い人に改竄かいざんされている危険性が有るので別の国や別の場所からダウンロードし直してください。


 旧Linux Mintの画面の左下のアイコンを押して、「アプリケーション」の「アクセサリ」の「USBイメージライター」を選択します。

 「USBイメージライター」というアプリケーションが起動されます。

 「USBイメージライター」の「書き込むイメージ」に新.isoファイルを選択します。

 「USBイメージライター」の「対象」でUSBメモリを選択します。

 「USBイメージライター」の「書き込み」ボタンを押します。


 新Linux MintのUSBメモリをPCに挿したままPCを再起動してBIOSのBoot(起動)の設定をHDDやeMMCやSSDの旧Linux MintよりもUSBメモリの新Linux Mintを実行するように変更します。

 BIOSの設定画面の表示方法はパソコンによって違います。例えば、あるパソコンは起動直後にF10キーを押しますが、別のパソコンはF1キーを押す、などです。


 USBメモリの新Linux Mintを起動します。しかし、実は、まだUSBメモリの試用版の新Linux Mintが起動しただけでHDDやeMMCやSSDにはインストールされていません。


 画面の左上のアイコンをダブルクリックして新Linux MintをHDDやeMMCやSSDへインストールします。

 日本語を選択します。

 日本語(Japanese)のキーボード(keyboard)を選択します。

 自分のWifiを設定するように言われるので設定します。

 マルチ メディア コーデックはインストール後に簡単に設定できるので、インストール時は設定しないで次へ進みます。日本では権利的な理由でインストール時はマルチ メディア コーデックが無いLinux Mintをインストールする必要が有るそうです。

 旧Linux Mintを削除するか等を選択します。

 東京(Tokyo)を選択します。

 ログインする時のユーザー名とコンピューター名とパスワードなどを設定します。ちなみに、著者はuser、computerという適当な名前を設定しました。


 新Linux MintをHDDやeMMCやSSDへインストールできました。


 HDDやeMMCやSSDの容量が少ないPCの人は、容量が圧迫されるので、Timeshiftでバックアップを取らないほうがよいと個人的に思っています。

 例えば、Timeshiftのスナップショットは1つで0.6ギガ バイト以上使います。

 HDDやeMMCやSSDの容量が多いPCの人で、アプリケーションなどのバックアップを取りたい人は、Timeshiftという名前のアプリケーションでバックアップを新規作成しておきます。


 ファイアウォールを設定します。

 (英語を誤訳していなければ、)Statusをオンにするだけで良いようです。


 ソフトウェアソースで信頼できそうな国と場所のサーバーに変更します。

 アップデートマネージャーで最新の状態にします。

 ちなみに、右下のアップデートマネージャーの盾?のアイコンの中にビックリマーク(!)が表示されたらアップデートが有るのでアップデートするようです。

 アップデートマネージャーは、Linux Mintを起動して、しばらくすると自動で起動されます。

 ただし、自動起動直後は中途半端にしか通信しないようです。

 一定時間経つと完全に通信するようです。

 右下の盾?のアイコンをクリックしてアップデートマネージャーのウィンドウを表示して「再読み込み」ボタンを押すと完全に通信して最新の更新を確認してくれます。

 ただし、たまに更新できない時が有るようです。

 しかし、数時間後か日を改めると、更新できるように直るはずです。

 アップデートマネージャーで更新していくと、更新に利用した一時ファイルなどが削除されずに溜まっていってしまうようです。

 気がつくと数ギガ バイト以上圧迫される事に成ってしまいます。

 そのため、ソフトウェアマネージャーで、余分なファイルなどを削除してくれるBleachBitなどをインストールする必要が有るようです。

 BleachBitをインストールすると、BleachBitとBleachBit(as root)の2つのプログラムが選択できるように成りますが、BleachBit(as root)でアップデートマネージャーの一時ファイルなどを削除できます。

 BleachBit(as root)で削除後の「アップデートマネージャー」はエラーに成りますが、更新すると、サーバと通信して回復します。

 稀に、「アップデートマネージャー」の更新が、いつまでも終了しなく成る時が有りますが、強制再起動か、電源ボタンを長押ししてパソコンを強制終了させてから起動すると、更新が成功するようです。


 右下の!マークの、システムレポートのアイコンをクリックしてコーデックなどを追加します。

 ちなみに、OSのマイナーアップグレードが有る場合も、!マークのシステムレポートのアイコンが表示されるのでクリックしてOSをマイナーアップグレードします。

 OSをマイナーアップグレードするとアメリカなどのサーバーが設定されてしまうので、ソフトウェアソースで信頼できそうな国と場所のサーバーに変更する必要が有ります。


 元々、Linux Mintは日本語化されている?ようです。

 2023年1月15日時点で、Linux Mint21以降でLinux Mint JapanのWebサイトなどを参考に日本語化をするとGPGのエラーが発生する?ようです。


 日本語が入力できない場合で、画面の右下にキーボード?のアイコンも、文字のアイコン(A)も無い場合は、「入力方法」というアプリケーションを起動して説明に従って設定します。

 日本語が入力できない場合で、画面の右下にキーボード?のアイコンか、文字のアイコン(A)が有る場合は、アイコンをクリックして入力メソッドでMozcを選択します。

 「入力方法」というアプリケーションで「IBus」か「Fcitx」を設定できます。

 Windowsの利用経験が有る人には「IBus」を勧めます。なぜなら、「Fcitx」は例えばxedという標準のテキスト エディタで文字を置換する際に検索のテキスト ボックスから置換後のテキスト ボックスへ移動しただけで勝手に日本語入力に変わってしまい、人によっては不快に不便に感じるからです。また、「Fcitx」は新たにアプリケーションを立ち上げて文字を入力しようとすると、やはり勝手に日本語入力に変わってしまいます。

 2025年4月頃にChromeがバージョン135以降に成って日本語が入力できなく成った場合は、「入力方法」というアプリケーションで「IBus」を選択してからパソコンを再起動して画面の右下の文字のアイコン(A)をクリックして入力メソッドでMozcを選択すると、バージョン135以降のChromeで日本語が入力できます。


 デスクトップ設定でゴミ箱を表示できます。


 デフォルトでは10分くらい席を離れるとスクリーンセーバーが起動して画面が暗転してロックがかかってしまうのでスクリーンセーバーを設定しました。

 また、電源管理を設定してサスペンド状態に成り難いように設定しました。


 音量の初期値が100%ではない場合が有ります。


 極稀に、ソフトウェアマネージャーが表示するアプリケーションのパッケージの一覧がおかしい場合が有り、ソフトウェアソースの場所を信頼できそうな別の所に変更してから「パッケージの一覧を再読み込み」を選択して実行すると、直ります。


 セキュリティソフトをインストールしたい人は、セキュリティソフトであるclamavを画面で操作できるclamtkというソフトをソフトウェアマネージャーでインストールできます。

 clamtkをインストールすると、clamavもインストールされます。

 ちなみに、clamtkは2024年頃にメンテンナンスが終了してしまい、以降メンテナンスされていません。そのせいか、最新の最後のclamtkは自動でウィルス定義ファイルを更新してくれないので、手動でclamtkの画面を操作してウィルス定義ファイルを更新する必要が有ります。

 「アップデートアシスタント」を選択すると、ウィルス定義ファイルの更新を自動から手動に変更できます。

 ただし、clamtkはセキュリティソフトであるclamavを起動するための画面を提供しているだけのはず?なので、clamavの起動方法等が変更されなければ、そのまま使えるはず?です。

 clamtkをインストールしたらPCを再起動してください。そうしないと、表示がおかしい場合が有ります。

 clamtkはリアルタイムの防御が無く、ファイルをダウンロードしたりしたら調べる感じです。

 サンドボックスといったブラウザの安全性の進歩により、全てのソフトウェアを最新のバージョンに更新していっていれば、信用できないメールの添付ファイルを実行したり、信用できないWebサイトなどからダウンロードしたファイルを実行したり、信用できないリンクをクリックしなければ、ウィルスなどにかかる危険性は低い、という説が有ります。また、Linux Mintはアップデートマネージャーで全てのソフトウェアの最新のバージョンを通知してくれますし、更新しやすくしてくれています。

 2024年1月9日に久しぶりにclamtkを利用してみたら、なぜか「設定」の「20MB以上のファイルもスキャンする」と「ディレクトリを再帰的にスキャンする」のチェックが外されてしまっていたため、チェックし直しました。念のため「設定」を確認してからスキャンしたほうが良いと思います。

 著者の場合は設定のscan for PUAsとuse heuristic(ヒューリスティック) scanning(スキャニング)のチェックを外しました。

 PUAはウィルスではないが不要だと思われるファイルを意味します。

 heuristic(ヒューリスティック) scanning(スキャニング)では壊れた画像ファイルなどが検出されます。

 「フォルダーをスキャン」で「他の場所」を選択して「コンピューター(/)」を選択すれば、ルート以下のコンピューターの全てをスキャンできるようです。

 例えば、著者が、Timeshiftでバックアップしていない状態で、MP3の音楽が2.3ギガ バイト有る状態で、セレロンN4020、メモリ4ギガ バイト、eMMCでルート以下をフル スキャンすると1時間30分間で終わり、337512ファイルをスキャンしました。


 高機能なテキスト エディターをインストールしたい人は、VSCodeをインストールできます。

 ブラウザで.debファイルをダウンロードします。

 .debファイルをダブル クリックすると、gdebiというアプリが起動し、少し待つと「パッケージをインストール」ボタンが押せるように成るので押すと、簡単にインストールできました。

 インストールすると、アップデートマネージャーで更新できるように成るようです。

 VSCodeのパッケージ名はcodeです。

 バージョンによっては、日本語環境でVSCodeを起動すると、日本語化のポップアップが表示されるので、それで簡単に日本語化できます。

 日本語化のポップアップが表示されない場合は、「Extensions(拡張機能)」で、「Japanese」等で検索して、作成者が「Microsoft」である「Japanese Language (※以下略)」等の名前の日本語化の拡張機能をインストール(Install)します。


 マウスのポインタのアイコンを変更したい場合は画面の左下のアイコンを押して、「設定」の「外観」を選択して、「テーマ」タブの「カスタマイズ」ボタンを押して、「ポインタ」タブを押して、「DMZ(White)」などを選択して「閉じる」ボタンを押します。

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