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セイギとギセイと勇者パーティ  作者: おにく
始まりの修行編
9/29

外とキャンプと墓場への道

おにくと申します!( ¯꒳¯ )ドモドモ

最近生活リズム崩れすぎててやばいです

「それじゃ行ってきます、師匠」

「まっ……いや、いってらっしゃい」

 翌日の朝、師匠の悲しげな笑顔を背に、俺たちは『空間神の墓場』へ出発した。

 森の中を少し進むと木々が一斉にざわめきだす。まるで侵入者を知らせるかのように。

 やはり道のりは険しく、俺たちは自然の罠に何度も足止めをくらった。

 それでもモノがいてくれるおかげで予想よりスムーズに進めている。

 そして歩くこと数時間、師匠に教えてもらった休憩地点である小さな湖に着いた。

 日が落ちきる前にここにたどり着けたのは大きい。

 俺たちは急いでキャンプの準備をした。

 モノはとても器用にすばやくテントを張っていた。慣れているのだろうか。

「モノをおかげで早めに休憩できそうだ。ありがとな」

「礼には及ばない。引き受けた以上、君を命に替えても守ってみせる」

 モノのまっすぐな目に、モノ自身の信念が感じられる。

「お前、いいやつだな!」

「……そんなことはない」

「?まぁでも、命に替えてもってのはやめてくれよ。俺たちは一緒に帰るんだ。だから、俺もモノを守る。もう、誰も失いたくないから……」

 モノは俺の言葉を聞いて、驚きや悲しみなどいろんな感情を混ぜたような表情を見せた。

「……わかった。お互い無事に帰ろう」

「ああ!」


 俺たちは湖で獲れた魚を焼いて夕食を済ませた。

「見張りは僕に任せてもらっていい。僕の方が適任だろう」

「そっか、じゃあ先に休ませてもらうわ。後で代わるから」

「わかった。ゆっくり休んでくれ」

 俺はテントの中に入って横になった。

 思ったよりスムーズに進んでいて少し怖かったのが解けたのだろう。

 俺はすぐに眠気に襲われた。

「――――」

 外から話し声らしき音が聞こえてきた気がするが、今の俺には聞き取ることができなかった。


 月が頭上を少し通り過ぎた頃、俺は目を覚ました。

「ふぁ〜おはようモノ。見張り交代だ」

「わかった。一応周りに罠を仕掛けているが気をつけてくれ」

「おーけー、任せとけ」

 と、言ったものの特にやることはなかった。


 太陽が昇り始めた。

「準備完了。そっちはどうだ、モノ?」

「問題ない」

「じゃあ出発しようか」

 俺たちはまた歩き始めた。

 ここからは危険地帯はなく、危なげなく目的地に到着した。

「ここが、『空間神の墓場』……」

 入口からは形容しがたいオーラを感じる。

 でも、ここで怯むわけにはいかない。

 誰かを守れるように、強くなるために。

「行けるか、マサヨシ?」

「ああ……よし、行こう!」

どうでしたか?

新しい場所ってワクワクしますよね!

当事者側からすると緊張が勝つと思いますが……

次からは『空間神の墓場』編!(っ ॑꒳ ॑c)ワクワク

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