クマと家族と初勝利
おにくと申します(。ᵕᴗᵕ。)
最近は忙しい+アイデアが消化しきれないからか執筆スピード遅めです(´・ω・`)
なんとか今日中に更新はできたからセーフってことで許して(> <)
「はああ!」
俺は力いっぱい踏み込み、相手の懐に飛び込んだ。
ビッグ・ベアは不意をつかれ、初動が遅れている。
隙を見逃さず一撃。
相手も抵抗するように腕を振りかぶった。
ただ師匠の言った通り目で追える速さだ。
流れるようなステップで躱し、もう一撃。
なぜかわからないけど、最適な動き方が自分の頭の中に流れてくる。
俺はそれを忠実に再現するだけ。
再び振りかぶる動作を見てから、すかさず背後に回りもう一撃。
今の俺に一切の雑念はない。
ただ目の前の敵に殺されてたまるか、という本能のままにこいつを殺すだけ。
敵は重心を崩されよろめいた。
「っ!やああ!」
そこにトドメの一撃。俺の剣は確実に敵の心臓を貫いた。
ドサッと重い音をたてて、敵はその場に倒れた。
「……やった。やってやった……!」
「おめでとう!」
師匠が駆け寄ってくる。
俺は安堵し、その場に座り込んだ。
足にうまく力が入らない。
狭まった視界も広がり、青々とした木々が俺を賞賛するように騒いでいるのが見える。
「これが、戦闘か……」
最初は当然怖かった。
今まで住んでいた日本は平和で、戦闘なんて経験することはできない。
ましてや命の危険がある行為だ。怖いに決まってる。
でも、師匠のおかげで俺は変われた。
"恐怖を勇気に"。いい言葉だ。
「よくやったね!今日はお祝いよ!」
「ちょ、師匠!?急に抱きつかないで!?」
身体中が熱いのは……さっきまで身体を動かしていたせいということにしよう。
「かんぱーい!今日はいっぱい飲むよぉ!」
あの後帰宅した俺らは倒したクマを解体して料理し、さっそく食卓に並べた。
机の上には豪華な食事でいっぱいだ。
特にメインのクマのステーキは光り輝いていて、見るだけでご飯5杯はいけそうなくらい美味しそうだ。
「お酒は程々に。また朝起きられなくなるでしょ」
「えぇいいじゃん。どうせ君も昼起きなんでしょ?変わんない変わんない」
「そこは置いといて。師匠が起きてこないと修行が始まらないでしょ」
「あぁ!今自分のこと棚に上げたぁ!おーぼーだよおーぼー!」
まるで家族みたいだ。
一緒に食卓を囲んで食事をする。
たまに口喧嘩して、笑いあって。
「あははっ」
「どうしたの、急に?」
「いや、なんでもないです」
こんな関係も、悪くないかも。
どうでしたか?
戦闘シーンってやっぱり文章で表すの難しいですね
ぶっつけ本番だから読み返してみると尚更……
ま、まぁ初めてにしては良かったんじゃないでしょうかね!うん!(圧)
次回もマサヨシとフレイの修行です!
終わり際わかんなくなってきた……(((;゜Д゜)))ドキドキ