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セイギとギセイと勇者パーティ  作者: おにく
始まりの修行編
11/30

ゴーレムと共闘と負けられない戦い

おにくと申します٩(ˊᗜˋ*)وウェイウェイ

そろそろ私も限界を感じています……

短編書きたいよ……

 『空間神の墓場』に入った俺たちは今、最大のピンチに直面していると思う。

 目の前には見たことのない材質で作られたゴーレム。精霊合金というとても頑丈なものらしい。

 今の俺たちで勝てるかどうかなんてわからない。勝てない可能性の方が高いかもしれない。

「それでも俺は、仲間を見捨てたりはしない」

 もう決めたんだ。この決意は揺るがない。

「モノ、諦めるな。俺たちは強いんだ」

 そんなことを言う俺も足は震えていた。

 俺は自分にも言い聞かせるためにそんな言葉を選んだ。

「……わかった」

 モノも覚悟は決まったみたいだ。

「よし、いくぞ!」

 俺は前へ、全速力で敵との距離を詰めた。近くに行くほど、目に見えない力がより感じられる。

 これは精霊合金から放たれる精霊の魔力か何かだろうか。それがゴーレムの周りを不規則に流れているから、魔法系統は逸らされるだろう。

「はぁ!」

 カチンと耳を貫く金属音が鳴った。しかし、傷一つ見えない。

 俺は休まず連撃を与えた。俺の攻撃は全て腹の一点に集中しているはずなのに傷が付く気配がない。

「……っ!これどう倒せって言うんだよ!」

 手応えはないが俺ができることはこれしかない。

 幸いゴーレムの動きは思っていたより遅く、受け流すのは苦ではなかった。そして、注意を引きつけるのも難しくはなかった。

「――繰糸術『静かに咲く薔薇』」

 モノの糸がゴーレムに巻き付いた。これでゴーレムは動けないはず。

「――繰糸魔術『薔薇の香り"紫"』」

 モノの糸から魔力が吹き出る。その魔力はそのままゴーレムにまとわりついた。

 モノの魔力がまとわりつくことで、ゴーレムが脆くなった。

「マサヨシ、今だ!」

「いけぇ!」

 俺は動かなくなったゴーレムの腹部を狙ってトドメの一撃を入れた。

 俺の剣は、確実にゴーレムを貫いた。

 しかし、ゴーレムは再び動き始めた。

「まじかよ……」

 俺の攻撃はほんの少しだけ、コアからズレていた。トドメを刺しきれなかった。

「マサヨシ!」

「っ!くっ……!」

 ゴーレムは反撃をしてきた。剣で受け止めたが、力で押されている。

「――繰糸術『トラの爪』!」

 モノの攻撃は脆くなったゴーレムの背中を完全に砕いた。コアは剥き出しだ。

 ゴーレムは標的を変え、ゴーレムの拳がモノを捉えようとしたそのとき。

「はっ!」

 俺は剥き出しになったコアを確実に貫いた。

 ゴーレムの拳はモノの目の前で動きを止めて、胴体と共にバラバラに崩れた。

「……終わった」

 俺は緊張の糸が切れ、その場で意識を失った。

どうでしたか?

戦闘シーンってほんとに難しいですよね

戦闘シーンの表現をもっと勉強しないとなぁ

次回もお楽しみに!(っ ॑꒳ ॑c)ワクワク

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