第1話
初めましてこんにちは、綾崎りぅの。です!
以前から書きたかった転生ものを書いてみました。
拙い部分もあるかと思いますが、よろしくお願いします!
どこにでもいるような平凡な私は毎日非日常に憧れていた。
まだ気づいてないだけで特別な才能持ってたりしないかなぁ、ゾンビ現れないかなぁ、異世界に転生したいなぁとか、とにかく非日常を渇望していた。
私は十六歳の、成り立てほやほやな高校二年生。
今日は新学年になって初めての登校日。
新クラスのメンツに絶望して今にも死にそうな顔で、電車に揺られながら傷心帰宅中。
高一の時に仲良かった数少ない友達数人全員と別のクラスになり、初顔合わせの新クラスのなのに、始業式が終わって新クラスの中に入ってみたらグループが固まってててぼっちを極めていた。
呆然としていたらいつの間にか解散になっていて、一目散に校舎を出て昼の日差しが降り注ぐ通学路を駆け抜けてすぐさま駅に飛び込んだ。
ぼーっとしていたら目の前に電車が止まった。この時間にくるこの電車は帰りの電車だと一年通って身に染みてわかっているから、何行きか見ることなく電車に乗った。
辺境にある駅だからか昼だからか、はたまた走るのが早すぎたせいか、車両の中には制服の生徒はおろか人が一人もいなかった。
他の車両は見ていなかったから、『きっとこの車両だけ無人なんだろうな』とか思いつつ座席に座った後、クラスでぼっち状態だったことを思い出した。
明日から始まる新生活への絶望で「死にたい」とぽつりと漏らしたら視界がじわりと滲み出したから、そっと目を瞑り意識を手放した。