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設定【グダグタ】魔装術から

 物語風な振りでしたが、そのまま行かせて頂きます。あらかた投稿したいものは出来たので、力尽きた感じがあります。(既にチラ裏みたいになっていますが)

 まあ、彼には何れまた何処かで話して貰うとして、魔装術の話を。

 引っ張った挙げ句たいして凄くも無いですが、一応前提条件として、この世界では魔法を中心とした世界の興亡があったと言う事でお願いします。




【魔装術とは】

 魔力の変化や動きに反応して、向けられた魔力発動を転換する術式を装飾する術の事になります。


 例えば、『マナ』等と言われる魔法の元になる様な神秘的な力が、ファンタジーの世界で流用されますが、単純に魔法を行使する場合、それが変化する事で具現化するものだと筆者は解釈しています。


 ※マナ存在がどうのと言う訳ではありません。


 魔法として考えるなら、火の玉をぶつける(ファイヤーボール)と言う呪文があったとして、火の玉を実際作るには何か変化してそうなる筈。

 まあ、魔力なんでしょうけれども。


 なので、こんな感じに。


【呪文⇔魔力消費⇒放出⇒具現化】

【呪文⇔魔力消費⇒放出⇒外部魔力干渉⇒具現化】


 詠唱、無詠唱に魔力消費の前後などありますが、このあたりだと思います。※イメージです。


 また、この世界の設定な魔力発動の流れで言えば、【魔体流動の変化・調整⇒竜水晶が嵌まる魔装具⇒起動呪文⇔魔力消費⇒魔法陣展開⇒魔力発動⇒空間魔力干渉⇒具現化】となります。

 それで、です。

 魔法によって具現化した【火の玉】は限りなく実物ですが魔力です。それを利用する形で防護の魔法を発揮するイメージと思って頂ければと。当然、魔力が強ければ術式が『飽和』するので、火の玉は火の玉の結果に至ります的な設定も。


 なので、強力な魔法使いでなくても魔法に対抗する手段がある訳です。このあたりは後の方で説明するので、先ずは補足を。


 装飾(そうしょく)すると書きましたが、転写魔動術式による転写魔法――他に写し取る、書き写すまたは刻む魔法――によるの設定。形態化したのは物語が始まる数十年前の設定ですが、そのもの自体は(いにしえ)より、高位な魔法使いが行っていました。

 また、転化魔法――他の状態・物に変化させる魔法――や転成魔法――物を性質の違った別の物に変える魔法――を含めて、魔装具なり魔動器や魔動機に至ります。


 転換魔動術式または、転換魔法――別のものに変える魔法の形態。※方針を変えるまで――の括り。それがら装束や衣装の装飾、外装に装甲と装備に装置など(よそお)いの言葉に続きます。

 そして、竜鉱石から竜水晶または竜結晶を借り受ける、魔力錬製や魔力製錬と魔力精錬とイメージ的な設定で世界観の捕捉をしています。


 ※場景的な異世界中世欧州擬き。


 魔動転炉等の造語を含めて、物理的な世界と一応に調和させて『王国の盾』の世界、天極と天獄の間の世界(ドラゴニアード)が出来ています、と。

 ※造語は多いですが、オリジナリティーを出そうと思っているのでは無く、他の作品や作者様とオリジナリティーを壊さない様にと・・・まあ、厨●病のあれなので。――と、どうでも良いですが。




 話がそれぎみですが、魔装術の説明から先ほどの強力な魔法使いの話に移りたいと思います。

 当然、魔装術が普及する以前は、魔法が当たり前なこの世界で魔法使い=魔導師は最強の存在であり、いにしえの高度な魔法文明も彼らの力なくしては成り立ちませんでした。


 ただ、当然に剣と魔法のバランスがよく、剣士や騎士が活躍した時代もあります。脳内設定ですが、魔装術では無い対抗手段があるとか、強力な魔法がなかった等の上にです。そんな設定もないと現状の世界に繋がらないので一応には、と。

 物語的にはフリーダが人だった時で、現在の物語に近い時代になります。その時は大きな戦争によって、世界は衰退しました。


 その点も踏まえて、至極神 天界を司る起源の・(アーロラウム)の自身への脅威を排除するなどの思惑もあり、発展と衰退の興亡が繰り返されていたと設定しています。※①




 国々の興亡は脳内設定なのでおいておきますが、勿論、魔法が当たり前と言っても、竜水晶や竜結晶を通して魔法を具現化する一般人ではなく魔法を使う上での最強の存在は、所謂(いわゆる)『魔法使い』の事です。

 ファンタジー的では、ランクの低い冒険者等では無く、魔導師や賢者の様な存在ですね。


 簡単に言えば、英雄や王の側には当たり前に魔法使いがあり、彼らが王である国々が(いにしえ)にはある。そして、興亡を繰り返していた前提が『魔装術に至る』にはあります。※②


 その前提で、 一般的には強力な魔法には強力な魔法で対抗する必要があり、何らかの防護な魔法も強力な魔力の源――魔力を行使する者や物――が不可欠な筈です。※この世界の設定ではそう定義しました。


 魔法とは、こんな世界にとって『脅威と威力』なのでしょう。また、ある意味いたちごっこ。簡単に言えば、攻守が不均衡に発達しないものでもあります。

  そして、当たり前に魔法がある世界で、それを一番必要とするのはやはり時の権力者です。※筆者の個人的な見解です。ですが、屁理屈を言えば、暗殺を恐れ権力を維持拡張する為に、魔法がある世界はそれを中心回って行くのだと思います。


 設定的に言えば、魔法を学ぶ場――魔術院的な――を王が自らの近くに作るとか、魔導師や魔術師の選定に、魔術や魔法を統括する機関を王の元に作るのは、いくら地方分権な封建的であれ当然で合理的な流れだと思います。


 別の側面から見れば、王権維持の為に貴族の子弟――令嬢令息――等を魔術院や教育の場を作り王都――中世風では言わないそうです――に集め王の元に置くのは『人質』と見ればある種の納得であり、一般の才能ある者がその場に有るなら、後ろ楯がない前提で、その者達は王の影響下に入る公算が大きなといえます。当然、貴族の子弟もその環境が続けば、王権の影響を無視できない筈です。


 なので余談ですが、中世欧州風な学園物は権力者的に見ればなかなか深い設定に思います。※筆者の個人的な感想。


 また、脅威と威力の集約等は必要であり、一般的に広まる物は限定的なるのもおかしくありません。

 本来、魔法が使えるなら、衣食住に大きな発展がある筈ですが、微妙にファンタジー的な自然の風景も頷けるかと。

 具体例を上げるなら、魔法があるのに「耕作は馬か!」の様子も、権力者から見れば『人海戦術』で足りる事に脅威をばら蒔くとは考えにくいですし、逆に自身の住む都市の生活水準を上げる威力として魔法を使うのも当然なのでしょう。


 それに、何らかの物が発展するのにも力は必要です。力とは権力であり財力。また、武力――軍事力――もです。それを持つ権力者が魔法について握るのも的外れな事ではないといえます。


 物語で言えば、イグラルード王国の前王エドモンド=ローベルグが、ヴァンダリア候ハンネス・ベルグの絶対の後押しと先見性の上に、マリオン・アーウィン大魔導師の才覚と見識を得て、王国の歴史の繋がりを『魔装術の昇華』に至らせたのも、おかしな設定ではないと……書き始めたのが『あれ』で、もう『それ』です、と。※始める前の思い付きの羅列です。


  アーサー王伝説のアンブローズ・マーリン。指輪物語の魔法使いガンダルフ等、王や諸侯に一目置かれる魔法使いもある意味物語の主役ですね。※悪役も多数ですが。


 そして、魔法を踏まえた武力については、強力な魔法使いがある時代ではそれも魔法中心で回るといえます。※現状の物語では、騎士や剣士か主役的ですが、それでも人智最強の人はもしかしたら、戦闘型魔導師ベイカー・シュラクかもしれません。


 なので、次回はそのあたりを含めて魔法使いと戦場。暫く騎士はお飾りだった的なのをやりたと思います。※あくまでも、後書きです。


 以降注釈。


 ※①龍装神具の暴走など、筆者が神は届きうる存在だと言う設定をしているので。


 ※②設定の上は、それを排除する為に、天災である魔王とそれを終息させる勇者を、物語の中で至極の存在である天界を司る起源の・(アーロラウム)が度々登場させたり、争いの火種である獄属の存在を容認している事にしています。



間に物語の忘れ物を一つ投稿します。小説風では無く小説を。

ありがとうございます。

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