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王国の盾~特異なる者。其れなりの物語~  作者: 白髭翁
第六章 王国の盾は双翼の楯
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二十一~魔王級と魔神……第二幕~

 空中でオルゼクスと対峙するクローゼは、そのまま自然落下して着地する。

 イグシードに、気をやる素振りは無かったが、瞬間を見ていた上で起き上がって来ないだけが不測だった。


 クローゼの唐突な行動に、見下ろす形になったオルゼクスは怪訝をみせる。


「何の真似だ?」

「羽根なんて生えて無いからな」


 見上げるクローゼは、当たり前にそう返していた。


「地上なら我に勝てるとでも?」

「さあな、ここに来たら分かるぞ」


 あからさまに、不敵な雰囲気をクローゼは作っていた。表情には余裕すら見せている。しかし、彼の思考はフル回転していた。


 ――何の真似だはこっちの台詞だ。あれからそれになって、眷属神喰ったんだろ。まだ、底じゃないよな。それに、もしあの鎧があの状態でも再生するとかなら厄介通り越してるだろ。


 見上げたまま僅かな対峙の間を使い、思考とアリッサから渡された魔量充填(チャージ)を消費する。

 特種な効果の筒は最小限に、それを黒の六楯(クロージュ)のコートと胴衣装甲(ベスト)に仕込んでいた。

 そして、完全にクローゼ専用の高純度魔力製錬を施した予備の魔量充填(チャージ)に意識を向ける。


 ――恐らく、魔導師級でも爆発するような代物である。それが、クローゼの魔力魔量の膨大さを裏付けていたとも言える――


 そして、僅かに息を吐き双剣を握る手に力を込めて、それに続く思考があった。


 ――まだ先が有るなら見極めてからだ。出来れば使いたく無いからな。減らして自分に喰われるとかあり得んし……現状でも絶対的な状況では、かろうじて無かった様であった。


 思考を含めた一連は時間にして僅か、現状は魔王と……いや、既に魔神と呼べるオルゼクスと視線を交える状況であった。


「どうするんだオルゼクス?」

「ふっ、お前と対峙するのは何度目か。何れにしてもこの高揚感は他では味わえぬ」


「余裕だな」の雰囲気をクローゼは見せて、起こりうる選択肢を明確に選んでいた。そして、時間を稼げるならと、オルゼクスの言葉に乗って行く。


「それはそうだ。俺の魔力はお前のだからな」

「どういう意味だ?」


 若干の食い付きに、クローゼは情報を出して選択肢を持たせる方向に持っていった。


「封印の槍……龍装神具の槍か? 知ってるだろ。あれから俺がお前の魔力を吸いとった」

「吸いとった? 先程のあれか。いや、それよりもどうして神具の槍を」


 オルゼクスの揺れに、クローゼは口元を緩ませる。要するにあの表情であった。ただ、事実は少し違う。正確には守護者達が魔王の魔力に同調したと言ったところが正しい認識なのだろう。


「さあな、これで十分だろ。どうする? 来ないならこっち――」

「――戯れ言か貴様!」


 半端な事実が、真実味をクローゼの言葉に持たせて、会話を遮られたオルゼクスに激昂をもたらす。

 既に、魔神の領域なオルゼクスの言葉から続くのは、撃ち降ろされる魔力発動だった。


 到達する魔力の波動をドーム型に展開する対魔力防壁(ウォール)で受け、その前後に抜ける衝撃波を対物衝撃盾(シールド)の煌めきが遮断する。


 竜の息吹き(ドラゴンブレス)とは比べ物にならない濃度で来る魔力に、一度に六重で発揮する対魔力防壁(ウォール)が外側から弾ける。


 ――遮るクローゼの立ち位置以外の大地は、黒く焼けたように抉れていた――


「三つか? 流石についでの吸収も反射も厳しいか」


 クローゼの独り言の通りに、外側から二つは発揮と同時に消えていた。敢えて受けたクローゼは、一応にその賭けに勝ったと言える。

 無論、程度の自信はあった。推し量るに魔王を凌駕するで「行ける」の認識である。


「その程度かオルゼクス――」

「――黙れ! 消し飛ばしてくれる」


 煽る流れはいつものクローゼである。恐らく、く◯野郎の呟きもあっただろう。


 ――最悪はあれで……。兎に角、倒すなら全力の対象防護(ターゲット)が有効なのが前提。余分な事は無しで全力で受ける……オルゼクスの手に魔力発動の予兆を見ながら、クローゼは推し量るに集中する。


 二発目に三、四と続くオルゼクスの魔力発動。互いに、僅かな間の切り返しを挟んで、反発の光景が繰り返されていく。

 響き渡る破壊音と光の競演は、都合六度目で終わり、視界を遮る程の巻き上がりを見せていた。

 ……その結果、クローゼは健在を示し、オルゼクスの激昂の表情がその場に出ていたとなる。


 落ち行く残骸と粉塵が、僅かな静寂の対峙を生んで、見上げると見下ろすの交錯を場景に落とす。

 そして、双方共に息を整える仕草が続いていた。


 ――ギリギリかよ。やり過ぎだしオルゼクス。と言うかイグシードいつまで寝てる。……表情を変えずクローゼは、漏れぬ様に慎重に平静を装った。


「……次はなんだ、オルゼクス?」

「これに耐えるか……ならば望み通りに斬り捨ててやる」


 単純に全力の防御であった。オルゼクスを言葉に当たり前の表情だけは作り、クローゼの双剣を握る手に力が入る。

 オルゼクスは空中から降下して、対岸の様相になった端に降り立った。


 視線を合わせるクローゼとオルゼクス。オルゼクスは僅かに口角を上げていた。


「これならどうだ」


 言葉と共に、オルゼクスは自身の纏う龍装甲天獄(アーマード・プリズン)の突起に手を掛けて引き抜く仕草をする。

 抜き放たれる感じて、剣がその場に現れた。それに、驚きを見せないクローゼをオルゼクスは不快な表情で見ていた。


「龍装神具の剣だ。流石にこの太刀筋は防げまい」

「そう思うならやればいい」

「どれ程の自信だ……」

「言っただろ、魔王の魔力と同等だ。喰らったらしい眷属神の分は知らんが、そいつはもう倒した事がある。それに俺は盾だ、王国の……いや、人智を守る盾だからな」


 クローゼは吐いた言葉で、魔装甲楯鱗(スケール)に魔力を通していた。恐らく迎撃の体制で、魔力を押さえてあの剣域に入っていった。


 深く深く深く、鋭い集中をクローゼはみせて呟く。


「斬れるものなら、や――」


 言葉の途中で、オルゼクスが動いたのがクローゼには見えた。ただ、身体の反応速度は追い付いていない。僅かに剣握る手に感覚が届いた時には、積み重なった魔装甲楯鱗(スケール)の小型な魔装の盾がオルゼクスの剣を受けていた。


 ――突き抜ける衝撃が発揮された何度目かの魔方陣を越えて、クローゼを襲う。劇痛を感じる前に、刹那の思考で盾魔方陣と瞬発で自身をその場に止めていた――


 単純な虚勢。衝撃波の劇痛を飲み込み、クローゼは双剣を奮う。――弾けるオルゼクスの剣――丁度いい加減な距離で、クローゼは半笑いな表情をして、オルゼクスに全神経を向けていく。


 そのまま、高速の領域でクローゼはオルゼクスに向けて双剣を放っていった。

 走らせる両手の双剣には魔力通し、弾く勢いを付加して、オルゼクスの合わせる剣の軌道を僅かに押し込む。


 それでも捌かれる剣勢。ただ、決して届かぬ所に有るわけでも無かった。息継ぎの感じに途切れが見え、攻守が入れ替わる。

 全くの無言。初擊の光景をクローゼは繰り返して行く。走らせる剣はまだしも、受ける動きは人智の人である。


「後付けでは足らない」の言葉をクローゼは実感する。ただ、反応速度を上げる方策はやり尽くすつもりだった。


 魔装甲楯鱗(スケール)で受けて、対物衝撃盾(シールド)の連続発揮で逸らし後追いで剣を弾き体制を維持して凌ぐ。

 それと同時に先を予測し、オルゼクスの流動を感じて剣筋を見極める努力を重ねていく。


 時の流れは一瞬。イメージはレイナードの捌き。最速の初動に最短剣筋で勇傑なりを駆使していく。


 ……鈍い衝撃音は美しい音に代わり、魔力を通した人智最高峰の双剣は双方共に、名を知らぬ龍装神具の剣と合わさる回数を増していた。


(たぎ)る!」


 ――うるせぇ……クローゼの返答は言葉にはならなかった。

 呼吸を忘れたかの両者の内、オルゼクスが声を洩らす。声と共に、純然なる強さの上に純然な剣速。


 上がる領域は何れまでであろうか?


 先に上がったのはクローゼだった。オルゼクスの剣を捌くのに全神経集中していたが、直接弾く回数が増えて刹那の思考を通して行く。


 口角を上げて、剣を向けるオルゼクスの後ろから、硬化機動楯(マヌーバ)の遠隔を唐突にぶつけていった。


 一瞬の反応で、オルゼクスは身体返して剣を走らせる。斬り裂かれる複数の遠隔の盾。クローゼはその動きを見逃さす瞬発を使う。

 瞬発を後方に向けて破壊の光景を飛び越え、そのまま中央に残るオルゼクスをクローゼは見ることになる。

 彼が見た先からは、オルゼクスが向ける剣先が鋭く光っていた。


「小賢しい。まさかこの程度ではあるまいな」

「はぁ、はぁ……当たり前だ」

「息が上がっているぞ」

「ク◯野郎、こっちはまだ人だ」


 クローゼの激しく動く肩。鼻と口元からは赤いすじが出ていた。

 魔王級よりオルゼクスは強いとの認識を向けて、クローゼは意識を三方向にやった。

 当然、想いの先はセレスタにアリッサとレニエである。


「まだ、死ねない。と言うか格好付けるだけで、魔王……いや、魔神と戦うとかやっぱりあり得んな」


 呟くクローゼに対して、まだ、楽しむ余裕があったオルゼクスは本当の意味で楽しんでいた。

 それに比べて、魔神の眼前のクローゼは、現状「空元気で虚勢」であった。


「さあ、続きをやるぞ」

「……ああ、掛かってこい」


 オルゼクスは、嬉々とした感じに続行を強要し、体制を決めてクローゼに身体を向ける。見るからに獲物を狙う強者の様相だった。

 そして、オルゼクスはクローゼを見据えて集中する。緊迫の空気に、オルゼクスが初動の予兆を匂わせていく。


 その瞬間、高速で唐突なイシードの剣擊がオルゼクスの初動を遮り、弾き飛ばす光景を作り出していた。


 ――突然の攻撃に、オルゼクスは飛ばされ地面に埋まり、地形ごと巻き上げる破壊を生んだ――


 音に続くクローゼの「遅いぞ」の声に、イグシードは笑みを見せる。


「勇者が現れたと見とれてた」

「ク◯野郎だなお前。大体お前はなんだ?」

「ははっ、勇者だな。……まあ良い、兎に角回復しろ。あれで死ぬとは思えん」


 汚い口調のクローゼをイグシードは笑い飛ばし、静観な顔付きをしていた。「見とれていた」の言葉は半ば事実である。

 クローゼとオルゼクスの対峙に、割り込む隙をイグシードは探して、双方の強さを認識していた。


 只の聖導騎士の一人だった彼が、唐突に勇者級の力をえた。混乱の中で、中央龍翼神聖霊教会の龍の巫女たるアウロラに「勇者の力です」と告げられて「勇者」としてたった。


 彼に実感などない。


 それに、実質一度、魔王に土をつけられていた。そして、宿す者になり今に至る。

 ――お前の方がよっぽど勇者だろ……息を殺し割って入る機会を伺っていた彼が、単純に思った事実だった……



 ……イグシードを含め、場景に視線を注ぐ者達の印象よりも、一連の光景を当事者同士は然して重く受け止めていない。


 クローゼは選択した行動をしていただけであり、オルゼクスは半ば怒りを伴っていた。


 当然の話、三者共に限界等分かっていないのである。思惑の有り無しは分からないが、相手を倒す以外の選択肢などなかった。


 それは各陣営にも言える事であるが、その光景を端から見る者の中で、動きをしたのは真紅乃剱(グリムゾンソード)一人であった。


 最初の自爆的な変化の折りに、デュールヴァルドが共鳴した。勿論、双頭の極斧(ダブルクァイト )もであるが、その共鳴が「震え」にカレンは取れていた。


 その為、振り絞る勢いで動き出そうとした。ただ、現状はフリートヘルムの片手の遮りで、城壁に留まり、巨大な破裂と収縮から一連の流れを見ていた。……来るべき男を待ってである。


「結果的に、これが正解だったのでしょうか」


 カレンは流れる光景を静観する中で、若干の動揺を持っていた。言葉通り結果的には、振り出しに戻った感じが視線の先にある。


 当然、フリートヘルムも平静と言えば嘘になるが、カレンは雰囲気に客観を持てていた。


「竜伯が『最後』と言った貴殿に、なし崩しで力を使わせるとは思わなかっただけです。それに、勇者殿が立ち上がらなければ、微力ながら私が行くつもりでしたから」


 フリートヘルムの答えに、カレンは身体ごと表情を向ける。それに、柔らかい物腰でフリートヘルムは、「勿論、竜伯を連れて逃げる為にですよ」と言葉を出していた。


 その二人の会話に、レグアンが声を続ける。


「景色が変わるだけで、何が起こってるのか分からないのだな。……ただ、『力が弱いが強い』と言うのは何と無く分かったのだな」


 レグアンは近くに立つ二人は、強いと認めていた。クローゼに関しては、腕比べで簡単に負かした上に酒に弱いと言う印象しかなかったが、それを覆す光景だったのだろう。


 それよりもレグアンは、手にする双頭の極斧(ダブルクァイト )が自身に相応であるかに疑問を持ってしまっていた。


 独り言の様なレグアンに、フリートヘルムが大丈夫という表情を向ける。


「レグアン殿、何が起こっているのか分からないのは、貴殿だけでは無いので大丈夫かと」


 不安な表情を読み取られたのかとレグアンは一瞬表情を変えたが、露骨に表情が読み取れる程の変化は、彼ら同士以外での理解は難しいと思われる。


「大丈夫なのだな。気にはしてない」と答えを返したレグアンも、何が大丈夫なのかは本人次第である。その上で、彼は難しい顔をしていた。



 そして、城壁からの視線で特段表情の変化が激しかったのは、アリッサである。

 カルーラが来たことによって、フリーダの説明の促しが減った。その為より以上に集中して状況を見ていたのだった。


 既にアリッサは、アルビダに腕を捕まれていた。


「間に合って宜しゅう御座いました。きつく言われておりましたので」


 何度目かの飛び出しを止められたアリッサが、耳元でアルビダに告げられた言葉だった。


 現状の静寂とクローゼの意向――必ず無茶をするから止めろ――を受けたアルビダの言葉で、アリッサも取り敢えずは平静を保っていた。


「ありがとう。止めてくれなかったら邪魔をしていた所でした」

「そうだ、既に深層が違う。行くだけ邪魔だ」


 フリーダが、城壁の縁で魔王に意識が行っている間に、アリッサが出した謝意にライラが声を投げていた。


 言い方の問題だが、ライラもさりげにアリッサの初動を遮っている。アルビダの認識もそうであったので、言葉自体には追及はなかった。


「ライラ様もありがとう御座いました――」

「――様などとやめてくれ」

「勇者様の伴侶の方なら、そのようにお呼びするのが当然で御座います」


 アリッサの言葉で、ライラは額に手のひらをあわせて拭う仕草をした。


「大事な局面で私を取らぬなら……『捨て置いても成すべきを為す』なら、欲しいものをくれてやると言ったまでだ。……だから、勇者の邪魔はしない。もしもなら、私一人でも魔王の前に立つ。その覚悟でここにいる。それゆえ勇者を信じろ。無論あの男もだ」


 明確な関係の説明の上に、簡単な気持ちを述べてライラは最後に信じろと締めくくった。


 一応に静寂をそれぞれの場で、 甘受する光景が出来る。唯一落ち着きの無い感じを見せるフリーダに、ウルジェラが声を掛けた。


「まだ、これからだ。我が言うのもだがあの程度で終わりはせぬ」


「左様な事をそちに言われるまでもない……が、斯様な場では遠いゆえ、もっと近くで見れぬのか」

「フリーダ様……」


 アリッサに続いてカルーラもフリーダに声を掛けていく。その状況にカレンが厳しい表情を見せる。


「アリッサ殿。その御仁は『人質』ではないのか」

「妾はクローゼの人質じゃ。そちには関係無い」

「お止め下さい。カレン様も御手を」


 デュールヴァルドに掛かる手は明らかだった。それにアリッサの制止が向けられている。


 若干の緊張を作り、後を頼むと言われたカレンが、苦言を呈して姿勢をみせる。逆にライラは二人を頼むと言われた通りの姿勢を示した。


「なんの真似だ?」

「指揮下に入れと言われた。それゆえ、指示に従うまでだ」


 六刃の名にカレンは因縁を持った。掛かる手のひらの剣がそれを鮮明にする。それが、カレン・ランドールらしくない言動を呼んだ。


「六刃を持つ者を一人切る予定がある。その掛かる手が本気なら一人増えるだけだ」

「本気かどうか? それはお互い様だろう。そちらが抜くならこちらも斬り棄てるだけだ」


 触発の雰囲気に、ウルジェラが口を挟む。


「やめよ。臨時の代行の副官に使いを出せばよかろう。その裁可が有れば良いのだろ。それに状況が動くぞ」


 ウルジェラが言葉の後に場景を指差した。それで場の雰囲気はそちらに向いていく。

 当然視線の先では、立ち上がる魔王オルゼクスの姿……雰囲気があった。


 起き上がるのに刻を要したのは、大きなダメージを受けた訳でも、ことさら時間を消費した訳でもない。

 要因は別にあるが、オルゼクスは現時点で問題だとは思っていなかった。


 ほぼ無傷な龍装甲天獄(アーマード・プリズン)の魔神の様相は、それを見る視線を鷲掴みにするのには十分だった。


 神々しさすら見える、魔王オルゼクスの立ち姿を見て、クローゼは僅かに口角を上げる。――『ほぼ』無傷な様相を見てだった。




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