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王国の盾~特異なる者。其れなりの物語~  作者: 白髭翁
第五章 王国の盾と魔解の王
147/204

二十二~舞台は整った。後は思い通り走るだけ~

遅くなりました。失礼致します。

 魔解で獄炎が上がる場から、物語は加速する(さま)を見せていく。それが(いず)れ向かうかは今のところ分からない。ただ、予定調和はある様に見える。(つづ)られた頁を開けば、現状の隔ては明確に存在する。


 本来なら、対をなす「極と獄」である人智と魔解のはず。しかし、そこには確実に肥沃(ひよく)と不毛の差が見えていた。その上で、「現状が変わらない様子」があり、現状を「変えよ」動かされている側が敗れる。そんな重ねになっていた。


 ――天獄にある神々の六体(りゅうたい)が仕掛け、天極にある神々の六体(りゅうたい)が応じる。……ただ、天なる・は「至極神」 ――天界を司る起源の・(アーロラウム)――だった。という事だともいえる。――


 その認識が人智にあるなら、今世の「神子」がいずれであれ、例え、妖艶を向けられたオルゼクスでも、王国軍から羨望を受けて戦場で「圧倒的」を見せるイグシードにしても、魔王と勇者であるに違いはなかった。


 それに特異なる者が加わって……人智の側で「勇者が嬉しい誤算」であると、その感覚をグランザ・ヴァンリーフ宮中伯が持ったのは、決して楽観ではない。……当然に、現状人智を尽くして「予定調和」に向かう明確な意志表示がされている。


 その上で一般的な人々の中に……魔王はある種――絶対的恐怖と破壊の権化――の天災であるが、一時的なもの 。

 所詮、魔王とはそれを理解出来ない「魔解の王」の略称である。その楽観があったのも、事実になるのだが……。


 当然、双方に敗れる前提等はあるはずも無かった。

 人智の明確な動きに、魔解の側も相応に動き、状況は重ねた極と獄の巡りで……形を作っていく。

 人智の側の基本戦略を簡単に言えば、魔王討伐からの魔王軍の掃討……包囲殲滅にある。

 魔王の側は「人智の者の全滅」であり、魔王がある限り魔解の戦力は増え、魔物や魔獣は出現し続ける。数による戦いはある種の余興であった。


 ただ、現状は相応の対処為か、出現する魔物や魔獣の殆んどを魔王の勢力圏内になっていた。


 それを成したのは、イグラルード王国を中心に近隣諸国全てが参加する連合による包囲だったのだろう。……単純な兵力は二十七万を越えて、動員数は四十万を越えるのだろう。言うまでもなく、精鋭であった。


 北側には、四つの国の王らが顔を揃え、ランヘル攻略に振り向けた軍を除き、動員数十六万、兵力十万四千――騎兵一万八千、剣獣士隊五百に竜擊歩兵三千と魔弩砲百五十台。飛行魔導兵二個小隊があった。


 アーヴェント自らの親征になる。そして、現状 認識を物語る様にオーウェンも同行させていた。


 実戦指揮はオーウェンが将帥として王国軍の指揮を担い、合流した帝国軍二万五千――騎兵四千と白牙騎士団は、帝国総軍将伯ヘルベルト・ヴェッツェルが指揮し形上、ライムント同意の上麾下に入っていたとなる。


 帝国軍の最精鋭である彼等は、オーウェン自身が動員した北中部の諸侯軍三万――騎兵四千と共に、王国正規軍を中心に北側の主軍の中核を成していた。


 また、北中部諸侯軍は、主将シルミオン・クレーヴレスト伯爵。副将マーベス・ベルグ・ノースフィール伯爵という陣容になる。クレーヴレスト伯爵は言うまでもなく、銀白乃剱(シルヴァーソード)シオン・クレーヴレスト父親だった。彼は、堅実で見識深く「派手さ」はないが有能であった。


 娘であるシオンは、騎士団を再編成した「竜装騎士団」――魔衝撃の剣とドワーフ仕様の鎧に、王国製の衣装甲を纏う騎士――二千騎を指揮する。


「第一騎士団の矜持に掛けて脱落する事は許さぬ。魔衝撃の剣など必ず使いこなせ――」の激で当然の様に彼女が指揮することになった。

 王国製な白銀の黒の六楯(クロージュ)に合わせ、ドワーフ仕様部分鎧もその色に統一されていた。


 それと対比するなら、テレーゼ・ファング・ヴェッツェル麾下の帝国軍白牙騎士団がある。……軽装騎兵(ヘッツアー)仕様でドワーフ部分鎧は白で統一されいる。

 また、ボルト魔動発射搭載短槍を装備し、最速馬と最精鋭の兵を集めていた。そして、彼女はオリジナル系の白い黒の六楯(クロージュ)で身を固めている。要するに、白装槍騎兵ヴァイスランツィーラーになる。

 無論、テレーゼはそのつもりであった……


 その二つ騎士団を中心十万の軍が整然と隊列を見せる。それに、居並ぶ王らの顔ぶれは更なる場景を呼んでいた。


 アーヴェント王の傍らに真紅乃剱があり、皇帝ライムントの後ろ究極の牙が騎士然として立つ。その並びに精霊の王アルフ=ガンド・アールヴと鉄の王ルーカス・ヴーグ・アウルムのある光景になる。


 それを見る形に両翼の片側には、将帥たるオーウェン太公が首飾りの騎士を従え、隻腕になったギルベルト・ファングを副将に据えたヘルベルトの姿が並んでいる。当然伯爵の二人の顔も見えていた。


 反対には、ラーガラルの長老の顔があり、レニエの横には、カルエ=ガンド・フィーリアと氏族(クラン)の戦士、レグアン・ナーノ・オルパスと

 イニルス・ワーズ・サクスムの鎧に包まれた様相があった。……エルフとドワーフもまた、二千を越える兵を前面の並びにおいていた。


 ランヘル攻略に向けた兵力四万二千――騎兵六千に転位型魔動堡塁二十。その運用展開の竜擊機動歩兵五百と魔弩砲バリスタ百五十台。

 更に、飛行魔導兵一個小隊と魔衝狙撃三個分隊を含め、北部に集結した魔王討伐軍の主力になる。


「これ程の顔ぶれが揃うとは素晴らしい」……アーヴェントの漏れた声になる。


 その場に揃うと、王者に覇者、調和の指揮者に小さき者の救済者の彼らの意識には間違いなく一人の男の顔があったであろう。その覇気ある状況にはであった……


 ……その動きを察して、暗黒サバルは魔解の王らにそれの対処の依頼をした。形式的に依頼の形としたといえる。

 それを受けた魔解の王が、その動きにあわせた戦力が、マリス=マグナ・エクプリスの魔族軍が三万――魔獣騎兵一万に魔物が数万規模で、彼の下には、部衆が三十数名程あった。


 そして、もう一人の魔解の王デースペア・アラバンスは、魔族軍二万四千――魔獣騎兵四千と大型ゴーレム兵が五百に小型ゴーレム兵数千。それに魔物が数万規模で、彼の下にも部衆が二十数名あった。


 一応に、共闘の形を取り北上している。その状況になる。


 その流れで、南部に目を向けると……南部の城塞都市クーベンには、エストニア王国の軍が義勇兵を含め三万――騎兵三千。

 風の旅団二千を加え、城塞都市国家同盟所属の傭兵団十程で一万二千をも得ていた。 また、それに合わせ聖導騎士団三千が到着している。


 そして、ヴァンダリア主軍八千――槍擊騎兵二個大隊を含む黒装槍騎兵三千に竜擊歩兵二千も既に到着し、僅かに遅れたが、クローゼの私兵二千二百――騎乗兵二百に竜擊歩兵二千も王国南部諸侯軍四千ともにクーベンに入っている。


 南部方面をまとめるなら、主軍、動員数八万二千、兵力六万一千二百――騎兵九千。

 騎兵の内訳で言えば、エストニア王国、エルデダール王国、ヴァンダリア侯爵軍が各々三千となり、竜擊歩兵は四千を数える事になる。


 それに当たる魔王軍は、漆黒の兵団が担っていた。


 その数は、一万二千――魔獣騎兵二千となる。それに魔獣使い黒紅のカミラの魔獣――大型百、中型三百、小型八百が同行して、壁の様に徘徊する魔物や魔獣を巻き込んで、その数を増していた。


 その状況を考慮して、ニナ=マーリット・フィーナ・イースティア王女の住居である屋敷の広間で、総軍の指揮を執る、イーフォル・ローデンビュルフ伯爵が説明をする場面があった。


 王女を挟みミラナ・クライフが座るテーブルの席でその場に座る顔ぶれに、彼は視線を走らせていく。


 王女に近い位置に颶風の弓士の二人、スキロ=デュシスとリプス=ゼファーの姿が見える。彼らがエルフと言うもあるのか、その座る位置程に王女の信頼を得ていたとなる。

 そして、関係性から、城塞都市国家同盟の面々が続き、四角のテーブルの角から埋めていた。反対側の角からはヴァンダリアの名が連なる。


 一番角から、イグラルード王国の正式な軍監のモーゼス・ポロネリア伯爵が座り、その立場からモリス・カークラント士爵とダドリー・ウッドゲイト士爵続いていた。

 そして、ミラナから表情がよく分かる位置に、セレスタ・メイヴリック騎士爵が座る。一応に何かしら通じ合う感じが、久しぶりの再会でも見えていた。


 続いて、キーナ・サザーラント士爵、領主代行の彼女とブラッド・コルトレーン士爵が顔を揃える。

 そこで、若干場違いではの自覚がある、竜伯爵付き魔導師のジーア・シップマンが極獣闘士クアナを膝の上にして並び、王女の笑顔を誘っていた。


 その王女の両側に貴族らも顔を見せ、セレスタ共にユーベンを脱出したあの男爵、名をヘルマン・フェルベークという彼の姿も見えている。


 彼らの苦笑いの様子を正面で見る形で、聖導騎士団の面々が席に着いていた。


 席の並びで言えば、王女の正面に騎士団長のナーサス・ヴァン・サルヴェールがあり、精悍で大柄なその風貌が、王女の視線を隣の副団長のサロモン・ヴァン・ブロンデルの「スラッとして」優しげな表情に行く回数を増やしていた。


 その彼らの両側に、神聖騎士のキャスバル・ヴァン・フォールコンとミレイユ・リィズ・ド・ラクルテルの美男美女が席を持っていた、となる。


 その状況で一通りの説明の後、ローデンビュルフ伯爵が、美男美女の二人に視線を向けて大きな呟きをみせて場の雰囲気を壊していく。


「まあ、勇者様どころか、クローゼ・ベルグ殿もお見えにならないとは……それに、執行者に代行と些かと――」


 錯綜する視線がその場景に流れる。複雑な顔のミラナにセレスタの冷静な表情が、その言葉に深い意味がないと「理解しているから」をみせていた。


 そこに、代行が片手を上げて声を出してくる。……一応に止める者はいなかった。


「我が主がこの席に必要なら、今すぐ呼びますが」


 冷ややかな表情に、セレスタの存在を促す視線でキーナは声を出していた。

 ――この状況に持ち込んだのはあの『手』だ。魔王でもこの場に現れない以上は私で余る、と言いたい所だな……と若干の悪ふざけな思考であった。


 それに対しては二の句は無かった。


 その流れで、キーナの動きが早くなり「基本的に異存はない。しかし、現状認識と情報の相違いついて確認したい事が……」と続いていく。

 モーゼスも巻き込んで、情報の不備を指摘し……迫る姿勢を見せて、「勇者がいれば、またクローゼがいれば」の楽観を彼女が持たない事をその場に示していった。

 そして、その場の認識は変わっていく……。



 クーベンの状況は楽観的か? と言えばそうではないが、パルデギアード帝国領域に比べれば、幾分余裕が見えるのは事実である。


 そう言った意味で、帝都アリエテルの城壁に立つ彼女が最も現実的で危機感を持っていた。


 そのノエリア・パルデギアード・デ・テルセーラが、 帝都の城壁に寄り、ラルフ=ガンドと颶風の弓士、レアス=アナドとカルデ=エリスの助力と風の旅団二千の支援受けて、籠城戦を折れる事なく続けている。


 当然、自身の持ち込んだ古の魔動兵器駆使し、レオン・イールギア・デル=ソルの遊撃軍一万四千――騎兵二千――西風の旅団二千の戦力を巧みに操って刻を稼いでいた。


 その刻で、マルクス・ナイン……ナイン氏族のドワーフ戦士四千程を城壁内にいれる事が出来た。


 それによって、継続的な籠城が可能となり援軍の亜人連合軍との連係で、増え続けていた魔王の軍に少なからず打撃を与えていた。……継続的な芋料理とは少なくない格闘をしていたが。


 それで費やした流れで、彼女は魔王の軍の数が大幅に減るのを認識していた。一時期の半分になったかと思われるそれは、魔族、魔物に魔獣を合わせて十数万に見えていた。


 彼女の感覚の正しさは、実際の数字の比較で分かる。

 凡そ、彼女の見立て通り、魔王軍側のサバル麾下には、魔族軍四万六千――魔獣騎兵及び魔翼獣騎兵九千。……魔物らが十万余りで、総兵力凡そ十四万となる。また、彼女は把握出来ていないが、鉄黒兵団一万二千が増援として動いていた。


 把握出来ていないで言えば、魔解の女王を称する魔族の軍三千と魔解の辺境王と呼ばれる魔族の軍七千が加わっていた。

 その辺境王が、魔翼獣騎兵――身体の前半身が鷲、後半身が馬のヒポグリフォ――三千を持っている事だろう。


 その辺りの把握は必要だが、彼女の範疇で帝国軍を見るなら、ノエリアの軍は三万二千――騎兵四千となり、鉄の国戦士団三万二千――多種小人族四千程の支援部隊と風の旅団の総数は一万になる。


 よって、ノエリアの手には、総兵力七万四千――騎兵四千の戦力があった。


 ラルフとレェグルの同意と颶風と七つの氏族クランの最強戦士らの支持を得て、現状の戦力差まで持ち込み、バルデギアード帝国軍約四万――騎兵六千の再編成すらやってのけていた……となる。


 正攻法で人を動かしてそれを成したのは彼女の手腕に他ならない。クローゼに渡された、通信用の魔働器には今のところ頼ってはいない。


「いつでも呼んでくれていい。それでやらかした事が戻る訳でも無いけど……」


 畏怖を持った相手から、謝意を向けられて過剰な支援を約束された。そして、現実的にそれはなされている。もしも、自分一人ならあの時鼓舞した言葉に忠実であれただろうか? と増え続けていた魔王の軍を前に彼女は、自問を続けていた。


 そして、城壁の上から遠く先を……彼女は見据えていた。勿論、その意識にはクローゼの姿があった。


 ――ここ状況まで来れたのは、間違いなく彼の存在があったのだろう。……奪われた者にけじめをつける事の出来る現実に、彼女の思考一端であった。


 その視線の先には、ユーベン攻略に加わって不在の勇者イグシード・ヴァーニルを待つ、クローゼ・ベルグ・ヴァンダリア・ヴルム=ヨルグの姿は確かにあった。


 ――勇者を伴って、魔王を強襲する――


 基本的な作戦であった。若干情報が不足しているが、とりあえず展開している所にはクローゼ自身は転位出来る算段である。動く軍には、彼女達をそして、アリエテルは動きはしないのだからになる。


「とりあえず、イグシード待ちだが大方はユーリの説明通りだ。ユーベンなら転位型魔動堡塁(フォートレス)二基と俺の盾で囮の要塞を作る。その間に、イグシードに魔王を倒させる。露払いはこの場の皆なら不安ない」


 簡単な作戦を副官の彼に述べさせて、最後を締めくくりクローゼはその場視線を合わせていた。教練場の一角に中隊規模の人員が集まる場所で、主要な顔ぶれをみていた。


 レイナード・ウォーベック、言うまでもなく。そして、第十牙騎士(ツェーント・ファング)ヘルミーネ・ファング・フローリッヒ……こちらも当然に。


  翠緑乃剣(エメラルドソード)クリフ・レッドメインに、紫電乃剣(ライトニングソード)ネビル ・オルムステッドの二人がアーヴェントの命を受けてここにある。

 ライムントからは、第四牙騎士(フィーアト・ファング)ギュンター・ファング・リッケルトと第十一牙騎士(エルフト・ファング)ラファエル・ファング・ヴァイトリングが遣わされていた。


 彼らは、仕様は違うがオリジナルの黒の六楯(クロージュ)を装備して、相応の剣を持っていた。

「一応、アレックスが説明した転送型魔装具は支援用の転位型魔動堡塁(フォートレス)に瞬間で転移するから、ヤバくなったそれで。強襲要員の皆もだ。まあ、ウルジェラにも回復はやらせるから、多少はいいのか」


 強襲要員二個小隊……竜擊機動歩兵から選抜した小隊とヘルミーネの部下選抜による帝国竜擊兵小隊。――帝国側になる彼らは、諜報員とフローリッヒの精鋭の混成になる。


 ミスリル仕様の専用胴衣装甲(ベスト)衣装甲(ウエア)を装備した、クローゼの専用部隊だった。それに護衛隊二個小隊が加わり実戦力になる


 レイナードらとアレックスと彼の弟子二人と動魔(ドーマ)が数体。それに支援要員を入れた中隊規模の強襲部隊の編成になる。


 ウルジェラの微かに抜ける感じに、その場にもその雰囲気が見えていた。


「ふっ、まるで子供だな」

「なんとでも言ってくれ。まあ、イグシードが戻ってからだしな」


 なるべく、勇者の力を温存して魔王との対峙にしたい。クローゼ意見を簡単に言えばそうなる。実際には、彼自身の約束も考えた上で、ユーベンなら紛れを無くす意味での計画になる。


 転位型魔動堡塁(フォートレス)五基を使って、ユーベン近郊――五リーグ程離れた場所――に転位し、潜入している者と合流の上、馬を受け取る。


 護衛隊を待機させた後、強襲要員の乗る転位型魔動堡塁(フォートレス)で、ユーベンの城壁内に囮となるポイントを作り敵を誘き寄せて、混乱を誘発して……その隙に……だった。


 一応に、部隊は整った。そして、魔王との対峙……いや、ヴォルグのとの舞台は整いつつあった。


 ――後は突き抜けるだけ。か……クローゼ・ベルグの簡単な思考だった。



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