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王国の盾~特異なる者。其れなりの物語~  作者: 白髭翁
第五章 王国の盾と魔解の王
132/204

七~双翼の竜。もたらされたもの~

書けない的なです。

 鉄の国を象徴する単一な竜の背。――越えられない頂きを持つ山々――その唐突な隆起を見せる場所で、堀進められた坑道に熱気が漂っていた。


 入り口付近の住民を避難させ、完全武装のドワーフの戦士が幾重にもその場を取り囲んでいる。そこを抜けてクローゼも、完全武装の状態で広い坑道の中を進んでいた。……案内役のドワーフと彼に、追走する三人と同行のガルサスがいた。


  坑道の景色には、穴を塞ぐ準備で待機する者や前方から退いてくる者。それと入れ替わりで進んで行くドワーフの様子があった。


 遅れて後方には、アーヴェントと彼の警護の者があり、同様にルーカスと近衛の戦士が相応の数で続いていた。――二人の王には「許可」を受けて、クローゼは彼らを自身の魔力の保護下に入れて、当然追走の三人とガルサスもロックしていた、となる。


「クローゼ。その胸の浮き彫り(レリーフ)な。何の紋章だ? 」

「ああ、……流石に薔薇がバレてるから、着けて貰った。何の模様かは、盾だと。……多分」


 同行者の訪いに答えた「多分」の流れは盾である。本来の薔薇に偽装をした「王国の盾」のイメージのそれだった。ただ、「今それか? 」の感じがクローゼにはあった。……バルサスの歩くのが速いのではなく、ドワーフがそうであると彼は実感していた。その状況でかなりの距離を使っていた。


「まだか、馬がいるぞ」

「後僅かです」

「おお、マクルスどうなってる」


 クローゼらの前方が開けて大きな空間に出る。そこに、ガルサスに名を呼ばれた――彼の従兄弟のマクルス・ナイン・フェッルムが手勢を連れていた。


「その先だ。レェグル殿とオズワルトが行ってる。連弩の矢を補充したらロベルトと交代に行く。……大分やられたな。死者も出てる」


「援軍を連れて来たぞ。王も後からくる」


 その場には、マクルスの手勢を含めて、百程のドワーフの戦士や精霊術師らしきが慌ただしく動いていた。その状況で、ガルサスがその先の方向を見ているとなる。


「援軍? お前達は助かるが……戦士は無しか? 」

「いるだろう、三人も」

「はっ。クローゼ・ベルグの英雄譚なら万の戦士とだが、それで三人と。まあ、あれ双翼竜(ドラゴン)を見ると……」


 ガルサスとマクルスの会話で、クローゼは息を整えて妙なオーラを出していた。


「マクルス。任せろ、やる気なら俺も大概強い。それに――」

「『さん』だ」


「ああ、マクルス『殿』。あっちの状況は? 」


「正直ヤバいな。竜の息吹き(ドラゴンブレス)で開いた穴と坑道を拡げている。半端な――対魔力術式を施した――鎧だと近付くのも厳しい。魔力で石巌(せきがん)の壁を立ててはいるが、先ず押し込めんと話にならんな」


 堀当てた流れで、塞ぐ前に気付かれて巣穴の空間側から坑道を削られているという事だった。基本的には、仮に魔力の壁で押さえ物理的に塞ぐ。その方針になる。


「坑道の入口までくるって事……ですか? 」

「あいつが自分の寝床を諦めん限りはな」

「じゃあ、寝るまで待てば」

「前の奴は五十日位寝なかったらしいな」


 マクルスとの会話で、クローゼはやるしか無いという事を理解して……何と無く好奇心の顔になる。


「ガルサス殿。ヘルミーネがあの剣を持つのに相応しいと証明しますよ。……ブラッド。俺はカレンとの二度目は見てないからな、期待するぞ」


 クローゼは双方に視線向けて、納得をみせる。そして、「その先」といった坑道の大きさを視界に収めた。そして、熱気と金属音に破壊と怒号に気勢を感じていく。


 一応に、マクルスから状況の確認をして、クローゼは僅かに思案の仕草をした。そのまま少なくない動きで口角を上げて声を出していく。


「先ずは、正面から俺が竜硬弾を撃って押し込む。勿論全力でそのつもりだ。もしもの時は二人が両側から援護してくれ。……ローランド殿は、後ろからもう一押しで行けそうなら頼みます。出来れば二人の援護も同時に。押し込めれは散開して応変に……出来れば倒したい」


「流石に、レェグル殿を殴り倒しただけはあるな。簡単言う。……だが、それでも(はね)付きのドラゴンだぞ。鉄鎚(ハンマー)で殴り()けた感じ中々だったな」


 その場に三人の頷きが、マクルスの言葉と交錯していた。マクルスにしてみれば、自身より腕力の無い男が先ほどのあれを見てどう思うか興味があるところになる。


 ただ、三人はクローゼがどんな力を持つのかを知っていた。その上で、人智の領域に存在するものに遅れを取る場面が想像し難いところがあった。


「行くぞ」の声と共に、クローゼらは坑道のその先に向かって行く。そこには、レェグルらがドラコンを打ち据えようとする光景があった。


 熱気を帯びた雰囲気で、竜の息吹き(ドラゴンブレス)をかわして動く戦士と焼け拡がった坑道の場景であり、天災と言われたドラゴンの容姿が見えていた。そして、その後ろにほ大きな空間が、ドラゴンの巣穴であるのを示していた。


「レェグル殿。下がれ! 」


 ドラコンの額に鉄槌(ハンマー)を叩き付けて、半分体を出したそれを僅かに後退させていたレェグルに、クローゼが声を掛けていた。かざす剣先はドラゴンに向いている。


「なんなのだ――」


 予め決めた動きなのだろう。高速でレェグルは後退して、ドラコンとの距離を取っていた。瞬間的な衝撃から間をおいて回復したドラコンが、首を振って竜の息吹き(ドラゴンブレス)に移行する動きをみせて行く。


 それに側面から、オズワルト・ヴーチ・カルプスが戦斧をあわせてそれを逸らしていた。その一撃で、高熱を伴う炎が有らぬ方向に放たれる。


 本来なら、ここでもう一度レェグルの一撃の流れに続く感じが、クローゼの言葉に一瞬の間が出来ていた。そこにクローゼが、オズワルドが下がるにあわせて竜硬弾を放っていった。


 高速の弾道に乗せた全力の魔力の塊が、唸りを上げて体長十メーグは有ろうかという緑色のドラゴンに激突する。砕ける竜硬弾の衝撃音に、後方に飛ばされる塊の光景が起こっていた……


 ……レェグル達が押さえていた、削られた坑道の境に二人の王が立っている。彼らの視線先の巣穴とみられる大きな空間には、断続的な煌めきが炎を遮る光景とクローゼの指示を飛ばす声が響いていた。


「あの男は、本当に魔術師擬きの怪物なのだな」

「流石に怪異とは言ったのですが……」


「確かに、いくら緑の双翼竜(ドラゴン)と言えども、流石にこの光景は……ただ、戦士に匹敵するアーヴェント王が言われた戦力は相応な様だ」


 二人の王が、そんな場所で会話をする余裕があるほどの光景がそこにあったと言えた。――硬い竜鱗の隙間に槍を突き刺し、竜硬弾をあわせるブラッドの荒々しい動きに、竜鱗の一部を抉るヘルミーネの高速の斬擊がガルサスの剣を相当であるを示していた。


 双方の連撃が、ドラゴンの体液をその場に撒き散らして、ローランドの魔力の刃が既にその翼のひとつを切り落としている。それに重なる戦斧と鉄槌の衝撃音が続いていた。それが場景を魅せていた。


「ローランド殿、今なら抜けるのでは――」


「剣は既に主を決めている。私は陛下に頂いたこの剣でも過分だ――」


 ローランドは、奮われる尻尾の速さをかわして、クローゼの余裕に声を出していた。


竜の息吹き(ブレス)が来ます」

「此方から――」


 警戒を促すヘルミーネの声に向く、ドラゴンの頭の後ろから、ブラッドの激しい動きで放たれる閃光の槍技と竜硬弾が見えていた。


 端麗な容姿に美しい動きが、クローゼにはブラッドの印象であった。しかし、覇気が先行し力強さを見せるブラッドが、ドラゴンの首筋に炸裂する連擊を浴びせて、タメとブレスを奪っていた。


 更に、半端に放たれるそれをクローゼが空間防護(スペース)の多重展開で逸らしていく。


 竜の息吹き(ドラゴンブレス)の残光で、金銀の輝きをクローゼは魅せて、氏族(クラン)各々の最強の戦士達にその声を向けていた。既に、彼等もクローゼの魔力の影響下であった。


「今だ叩け――」


 応の声と共に、一斉に距離を詰める四者に襲い掛かるドラゴンの肢体と尻尾。それにクローゼは(ごとごと)く魔方陣の盾を併せて、煌めきを起こしていく。その場景を、クローゼは遠距離から全て捌いてみせていた。


 緑の身体は、連続の衝撃で咆哮が引きずり出されていた。鈍る動きに、ヘルミーネとローランドの魔力の刃が襲い掛かる。――うねりを見せて竜鱗の継ぎ目を這う波動と、叩き付けるローランドの衝撃がドラゴンの断末魔への入り口を示していた。


 連続する流れで「とどめ」と言わんばかりに、暴れるドラゴンの爪が弾いた岩石をブラッドが掻い潜る。そして、鋭く奮う槍先をその胴体に突き刺して行く。続けて放たれる零距離の竜硬弾が内部で弾けて、叫びとも取れる唸りを呼んでいた。


 引き抜き放つ槍先の勢いで、ブラッドが大きく距離を取り、更なるドラゴンの叫びを呼びこんでいく。その叫びで、大きく口を開け牙を晒したドラゴンの喉。そこに、双剣から放たれる高速の竜硬弾がその内部をあからさまに破壊していく。


 既に放つ咆哮はなく、崩れ落ちる音だけがその場に響いていた。そして、巻き上がる砂塵に横たわるドラゴンの身体がその場に終焉を告げていた。


「矜持をと申し上げたが、期待以上な光景です」

「竜伯の事なら、余裕に見えたのだが……」


 二人の王は、横たわるドラゴンの死体に足をあわせるクローゼの姿をその瞳に収めていた。……若干の呆然。その雰囲気が、彼らには無くもなかった。


「竜の鱗、凄い固いのな」


「竜鱗はそう言うものだが、固かろうが重なる隙間に差し込むお前達が凄いわ」


 クローゼの雰囲気に、王達の元から歩いて来たガルサスが、周りの者を見ながらそんな事を言っていた。


「竜の鱗って加工出来るんですか? 」


「今その話か……出来ん事もないが。……ところで、お前は化け物か何かか? 」


「化け物って。まあ、自覚はあったりしますよ」


 物のついでに、ドラゴンを倒した感じがその場の雰囲気に流れていた。ゆっくりと近付く王達よりも早く、三人と戦士がクローゼに集まってくる。それにドワーフ達の慌ただしい感じが重なって見た。


「ブラッド殿は、立ち合いよりも実戦向きなのですな」


真紅乃剱(カレン)殿には、手を抜いて頂いたかと思います。これはまだ、速さがありませんでしたから。それに領主様と共になので」


「そこの女人は、凄いのだな。驚いた」

「竜鱗を切るとは、恐ろしい鋭さだ」


 騎士の様相の二人の会話の続きに、氏族(クラン)の最強戦士の一人、ロベルト・ワーグ・ルーペスとレェグルの言葉がヘルミーネに向けられていた。その会話を聞いて、ガルサスが従兄弟に得意気な表情を見せていく。


「その剣は、俺が打ったのだがな」

「なら尚更、凄いだな」

「何だと。どう言う意味だ! 」

「何だ? お前のなまくらで、竜鱗を切る腕前を言ったまでだな」


 ガルサスとマクルスの噛み合う会話に、ヘルミーネは困惑をみせていた。段々と言葉が汚くなる二人にレェグルの「止めんか。みっともないのだ」と声が掛かっていた。


 その流れで、互いが自己紹介をすませた辺りで、二人の王がその場に入って来る。


「遠目より大きいのですね」

「これはまだ小さい。まあ、緑ですからな。大きさで言えば、前回のは赤のそれは追い払うに相当でしたが」


 眺める感じのアーヴェントの声に、ルーカスは思い出す様に返していた。横たわるそれから、アーヴェントが立ち並ぶ自身の矜持を預けた三人に視線を向けていた。


「それはそうと、三人とも素晴らしい。士爵もだが、特にフローリッヒ殿など、カレンを彷彿とさせる(さま)だった」


「恐縮致します」


 恭しく礼をするヘルミーネの様子に、クローゼは何故か得意気な感じを二人の王向けていた。それを見たルーカスが僅かに思案の様子を見せて、畏まった感じになっていた。


「まあ、正式に名代として竜伯(ブラーフヴルム)は迎えよう。氏族(クラン)の戦士らに感嘆を出させたその騎士を遇するのだな」


「感謝します」


 恐らくは口実の感じも見えるそれに、クローゼはヘルミーネに頷きを向けてから、ルーカスへの感謝を返していた。そして、そのままに漏れるような雰囲気をみせていく。


「……あの、話はそれるのですが、途中からあれが凄い気になって……」


 坑道を照らしていた魔動器の灯りのそれが、巣穴に持ち込まるにつれ、その空間を鮮明にしていた。クローゼは、その隅に灯りの反射で輝く積み上げられた塊を指してルーカスを見直していた。


 およそクローゼの記憶と相違な光る物が、そこにはあった。金貨の類いも勿論あったが、大方は単体で既に光る竜鉱石のそれであった。


「寝床だな。まあ、宝の山とも言う」


 ルーカスが答える前に、ガルサスの声が挟まっていた。戦士であるルーカスは、職人であるガルサスの割って入った言葉を特段問題にしていない様子である。


 戦いの最中竜の息吹き(ドラゴンブレス)の発光で、クローゼの意識の一部を掴んだそれは、ドラゴンの習性である「魔力を放つ竜鉱石を集める」によって積まれた物になる。


 光る竜鉱石は、一般的に純度の高い特種な結晶の竜水晶を含有していると言われており、それが「魔力を食らって生きている」と言われる所以になる。


「宝の山? 」


「そうだ、俺が小さい頃からこの坑道は優良だった。まあ、行き着く先がこれなら、何と無く合点が行く。ドラゴンの習性の話だな……」


 ドワーフ達には当たり前を、ガルサスはクローゼに手短に話していく。「光る竜鉱石の話」を聞くにつれて、クローゼの顔が怪しくなるのがその場に現れていた。


「本当に宝の山じゃないですか」

「そう言っているぞ」


「領主……様。些か……」


 ブラッドがクローゼの雰囲気に、この場では自分が言うべきなのかの様子を出していた。その感じにアーヴェントは納得の表情で、ヘルミーネはやや馴れを、ローランドは怪訝を向けていた。


 ドワーフの戦士達は、酌み交わした酒の分だけは「見た」顔に軽い笑顔を出し、ルーカスは「何だ?」と呟きが漏れそうに見える。


 事が終わっても、クローゼは自身の興味優先で、共に戦った彼らに声すら掛けなかった。その感じを引きずってブラッドの声に「出だし」に戻ってくる。


「そうだ、ブラッド凄いぞ。それ使いこなしてるじゃないか。というが剣技……いや、槍技か。いつの間に? 」


「領主様……今さらですか」


「いや、悪い。始めは驚いたけどな、途中からあれが気になって。と言うかダーレンみたいだ」


 ダーレンの名で、クローゼ自身もブラッドも一瞬の間を作ったが、オリジナルの槍の所有者であるブラッドは「その通りです」と、答えとしては曖昧な表現でクローゼの頷きを誘っていた。


 彼らの関係がどうであれ、微妙な雰囲気をその場に少なからず出来ていた。それをルーカスの声が、変えていく。


「アーヴェント王。兎に角、助力感謝する。大事にならず助かった。暫くの日刻(にちこく)は覚悟していたが。……後の始末はこの場の者に任せて、本題に戻るとしようではないか」


 それに、アーヴェントの同意が見えて、クローゼの視線をルーカスは感じていた。彼は、積み上がったそれを指してクローゼに視線を返していった。


「あれの取扱(とりあつかい)は追々だ。大体、魔力製錬の術はイグラルード王国の方が上なのだ。本当の宝があるのか分からんぞ。それよりも、竜伯が使う魔衝撃のそれは聞いたよりも凄まじいな」


「左様です。ブラッドが持つのがオリジナルですが、私のは特別製で……その辺りも今回の件に含ませて頂きたいと……」


 今回のアーヴェントの訪問は、親善目的の名目では有る。しかし、魔王の件を踏まえて様々な協議もする。……いや、寧ろそちらが本題と言っても良かった。当然「鉄の国」と呼ばれるドワーフの王国のそれを踏まえての交渉になる。


 戦力的な部分は、クローゼがルーカスから約束を取り付けていた。その上の流れになると言えた……


 ……一応に、天災と称された緑色の双翼竜(ドラゴン)の件が、クローゼを絡めて呆気なくおわったのは幸いであり、彼らは暫くの間「鉄の国」に滞在して各々の交流をはかり双方に成果を見せて行くことになる。


 それとは別に、クローゼは双翼竜(ドラゴン)を倒した事をフローラに真剣な雰囲気で聞かれて、彼女達に話す内にその実感を感じ始めていく……


「何か凄い事か? 」

「そうね、普通に考えたら凄い事よ」

「そうか」

「でも、そんなに心配しなかったからそうでもないかも……」


 窓越しの黒にうっすらと分かる山肌に、時折に走る赤い光が美しさ窓際に映し出していた。


「今日はもう寝る」

「そうね」


 眠りへと交わされる言葉の後に感じる温もりが、色々な事柄によって生まれた余裕と混ざって、一時の安らぎを見せていた。常に傍らにを出来る者から、遠くにある者と初めてその気持ちを持った者。


 その三者もそれぞれに綴る物語がある。


 そんな物語の一幕に何かを添えたのは、ドラゴン勇者イグシード魔王オルゼクスか……または・なのだろうか、彼らは知るよしもない。



お知らせ通りタイトル変更します。

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