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王国の盾~特異なる者。其れなりの物語~  作者: 白髭翁
第五章 王国の盾と魔解の王
131/204

六~遠方、各々の様子。後の流れ~

こんな時間に。

 城塞都市 ランヘル。その中心近くにある屋敷の一角で、クローゼに予想以上の酷い扱いを向けられていた傲然たる豪獄(アロギャン)はベッドを小さく見せていた。その上のに怪我人の体で、可憐で妖艶な魔族の女性と相対していた。


「アロギャン。傷の具合はどうか? 」


「それなりに獄が回ったのだ、回復もするだろう。だが……お前が俺を心配するとはな。それにあの程度、ヴァニダスに焚き付けられてあの女とやり合った時に比べれば、どうでもない」


「貴方達を疎ましいと思うのと、兄上のした事とは別です。……『どうでもない』なら宜しい。こちらは相当な対価を払っているのです。貴方達も早くそれ相応の仕事をなさい」


 アマビリスは、アロギャンを見据える感じに立ち姿を正していた。無論、自身の処遇を含めた経緯は全てわかった上である。


「ウルジェラは、もう駄目だぞ。それに、端から踏み倒す前提だっただろう。だから、お前も平然としている訳だ」

 

「母上の処遇で言えば、貴方の働きは不相応です。更に貴方達が(わたくし)を所望するなら、それ相当が必須。お分かりでしょう」


 相反する容姿から妖艶を踏まえた毅然で、アロギャンを指摘する態度と表情でアマビリスは彼を見据えていた。そして、アロギャンはアマビリスになら、相当の対価を払う価値があるのを理解していた。


「まあ、別に遊んでいるわけではない。……ミールレスはどうした。なかなか面白いものを見た。それなら、お前も納得するだろう」


「兄上は、魔王に呼ばれてユーベンに向かいました。お前も知っていたでしょう。……紫黒のフリーダ主宰の晩餐会とやらがあるそうです」


「そうだったな。ふっ、あの女か。よくも復活したものだ。それに晩餐会とは……」


 やや、含み笑いを作って見せ、アロギャンはアマビリスの顔を見直していた。そして、何か可笑しいのか、アマビリスに仕方ない感じをして見せる。


「ならば、戻ったらで……いや、伝えれるなら教えてやれ。俺を騙した黄色い薔薇の奴の近くに『勇者』が出た。まだ、ヴァニダスは知らん事だ」


 決して騙した訳ではないが、黒装束の黄色い薔薇である。アロギャンも間違える訳がなかった。勿論、あの流れでアロギャンが追いかけた百眼(オキュラス)のそれであった。


「勇者ですか……」


 アマビリスは、呟きを見せて僅かに後ろを気をやった。そこには精悍な魔族の男が立っていた。


「黄色い薔薇の者に、勇者ですか。御心配為さらずとも貴女は御守り致します」


「流石、魔解六刃将の一人。部衆最高峰は言うことが違うな」


「その名は口にするな、馬鹿にしているのか? 」


 敵意を出す感じのその魔族にアロギャンは、「あー怖い怖い」と呟きを入れて激昂を引き出していた。


「テンバス、相手にしなくて宜しいです。所詮流浪の眷属ゆえ。……アロギャン下らぬ言は(つつしみ)なさい」


 一応に、アマビリスの言動で双方がとりあえずをおさめていた。勇者については魔王の対であるが、黄色い薔薇については、アロギャンもテンバスも少なからず意識をする所であった……。



 ある意味、互いに意識をする自称魔王と神の眷属。その内、魔王の名を呟いたクローゼは、自身の王アーヴェントと共に多数随行者と「鉄の国」に来ていた。


 アロギャンの言葉通り、数日の経過が彼にもあった。そして、名目上の外出禁止をクローゼは大人しく受け入れていた、となる。


 その間にレイナードと向き合い、度重なる魔導師の訪問や六剱の訪れを受けるなど、色々な人に会い存外に人望があったと言う面も見せている。


 また、魔王関連で、ヨルグからヘルミーネの父親で彼の代官である、ハルトヘルム・フローリッヒが王都にやって来た折りに、彼との時間も持っていた。そうして、殆んど屋敷に留まっていたと言えた。


 一度だけ、色々な総意と今回の随行者の関連でユーベンに赴き、彼は、僅かではあったがアリッサを自身の屋敷に招いていた。その僅かについては、ヴォルグの強がりをのぞいても、残した屋敷の者達の不安な顔が彼等の時間を短くしていた。


 少なくとも、人智と魔解の共存が表面上成し得ているのあの国で、彼女を保護するヴォルグとそれを黙認する魔族側の所有者であるフーリダ存在が、大きいのは明白であった。


 それらに、人智の側で存在を示せる彼女は、ある意味、人々の拠り所になっていた。無論、表面的には人狼であってもである。そして、クローゼ自身もそれを痛感した出来事に思えていた。……そんな事を経て、現状は鉄の国にいると言うことになる。


 一応は、大型魔方陣を展開する転位型魔装具で大人数を連れてきた彼だが、ベイカーに言わせると「何回も使えるのはのそれ――クローゼ専用の――だけだ」になる。


 それも、もう両腕に魔装具を装着している彼は、黒の六楯(クロージュ)胴衣装甲(ベスト)の部分に組み込んで貰っていた。それはジルクドヴルムの水準に、刺激を受けて改造を望んだユーインによってなされていた。


 また、合わせて衣装甲(ウエア)の部分の繊維はユーインの特種繊維で作られた物に代わっており、利便性の関係でウエア部分の極鉱石の装甲(プレート)衣嚢(いのう)形状――ポケットに入れる形――だったので差ほどクローゼには違和感はなかったと言う事であった。


 勿論、彼個人は支払いをして、残りの黒の六楯(クロージュ)もそうなる予定である。既にカレンはそうであった。故に、アーヴェントの知る所であると言う事になる。


 余談であるが、ジルクドヴルムの魔装裁師で「お喋りな好きな女性」ドリーン・カッターが、送られてきた繊維見本(サンプル)と事の経過で、燃え上がっているらしいとクローゼは聞いていた。


 勿論、彼女のそれが劣るという訳ではなく、その対魔力防護術式の刺繍(ししゅう)は彼女の工程と手順をそのまま流用していた事で、証明されていた。


 また、クローゼに認められてからは、フェネ=ローラやフローラの衣服や衣装に、ヴァンダリアの軍装も彼女は手掛ける様になっていた。


 そして、フローラは彼女の服がお気に入りなのである。……現状、鉄の国の国賓として一連流れを受けて、昼食会の場でルーカスと対面するアーヴェントの隣に座る彼女がである。


「フローラ、いいかこの芋は沢山食べると後が大変だからな」


「クローゼ・ベルグ。今は竜伯(ブラーフヴルム)だったな。それは普通の芋だ。流石に、この場では出さんぞ」


 いつもにもまして、畏まっているヴァンダリア当主代理で座るフローラ。彼女にフォークに刺した芋を見せるクローゼを、ルーカスは困惑混じりに見ていた。間に座るアーヴェントも、苦笑いにも似た表情である。


 二人の表情よりも、クローゼにはフローラの隣で同席するセレスタの顔に「はっ」としてそれを下げていく。それを見て、フローラの笑顔が重なっていた。


「ヴーグの王様。美味しゅうございます」


「そうか、それは良かった。何処と無く、祖父御に似ているな。……竜伯、あれは戦時の物だ。大方バルサスに謀られたのだろう」


「ヴーグ王よ。同胞は平時でも食べます。異国にある我らは中々にて、親父殿はあれが好きですから」


 テーブルに同席するガルサスが父親の名にそう付け加えていた。その芋はこの地の竜の背の山肌に自生する物で、農作物が育ちにくいこの地では有用であった。


「よほど美味しいのでしょう。是非食べてみたいものですな」


「陛下、止めておいた方が良いです。始めにバルサス殿と同じだけ食べたら、お腹が破裂するかと思いましたから」


「まあ、美味しいですけど」に続く「親父殿の胃は別格だからな」とクローゼの大きな声に負けないガルサスのそれで、同室の別テーブルの随行者達の視線が集まっていた。


 大半がアーヴェントの随行者で、護衛としてローランドがやや後ろに立っていた。それに並ぶのがフローラの護衛としてブラッドがあり、ヘルミーネがその隣にいた。


 フローラ専任のサラとトゥバンは、少し離れた場所に立っている。また、レイナードの視点で言えば、「自身が」でもあったが、カレン同様に転位前提で今回はブラッドに任せていた。


 別のテーブルには、フローラの侍女二人と一人――アリッサの妹で、今の所は見習いのエリーナ――にオリヴィアの顔もあった。……アリッサの件はその為だったと言える。


 見知った顔に「兄様」と「姉様」と共にではあるが、フローラが初めてヴァンダリアの公務をしていた。必然なのか、結び付きと言う点で言えば、王家と同じかそれ以上の関係が、ヴァンダリアとドワーフにはあると言える。


 その為フェネ=ローラから、グランザを経由した言葉にアーヴェントは快諾をした。また、彼もフローラにとっては、アローベルの王様であった。


 初めての出会いから、戴冠式を経て彼はフローラをお気に入りにしていた。そして、彼女からアーヴェント=ローベルグの名をアローベルと呼ばれて、彼は、特段意味はないと思うそれを心地よく感じていた。


 余談を話すなら、アーヴェントが盾を持つ決意をして王座に進むにあたり、南部諸侯の前に魔方陣の映像として立った。


 ただ、初めてな体験的衝撃で怪訝を生んた。それで場が騒然となった時に、フローラは「殿下様です。お話を聞きなさい」とフェネ=ローラの隣で毅然と声を出して場を掌握して見せたと言う場面もあった。


 そんな彼女をアーヴェントは目の当たりにし、それ含めて、自身の価値観に影響を与えた少女であると認識している。彼女を知らない時は当たり前ではあるが、眼中にすら無かったのにである。


 そんなフローラは、大きな声と注目を浴びた事でセレスタに身体を寄せる感じに後ろ気にしていた。


「ガルサス、大きな声を出すとご令嬢が怖がる。気にかけよ」


「クローゼもだ。普通に声が大きなのだからな。異国の地にフローラは慣れていないのだぞ」


 反省の感じが向けられた二人に見えて、フローラの肩に掛かるセレスタの手とオリヴィアの頷きにフローラが少し姿勢を戻していた。


「両陛下。大事ありません。御配慮感謝致します」


 感心するルーカスに、満足気なアーヴェントの図式。それに、はにかむフローラが映っていた。そこから緩やかな流れに向かい、笑顔が見えて歓談の言葉が相応しい雰囲気が暫く流れていく。


 フローラを前に大人な感じのクローゼと、声を気にして「がはは」と笑うガルサス。互いに打ち解けて、息の合う感じが見え始めた二人の王。それを楽しそうに見るフローラとセレスタの微笑みがそこにはあった……


 その流れを変える、ルーカスに向けられる耳打ちが起こる。難しい表情に変わるルーカスにアーヴェントも表情を変えていた。


(はね)付きか? 」

「左様です。当番のワーグとナインが当たっております。ヴーグとヴーチも追って対応に」


「手勢だけでなく、その四つは全軍を坑道に向けろ。予も行く」


 慌ただしくなる感じに、アーヴェントがその場に声を通して行く。隣のクローゼが何か言いたげな態度を制してだった。


「何かあったのですかな? 」


「坑道が大穴に当たったと。まあ……双翼竜(ドラコン)を堀当てたと言ったところですかな」


 冷静なルーカスの様子に、アーヴェントもそれなりの雰囲気になった。ただ、聞いた内容自体は穏やかでは無かった様に聞こえていた。そこで、クローゼは「ドラコン」の単語に反応する。


 ただ、アーヴェントの手がそのままだったので、雰囲気だけが先行していた。


「クローゼ。何か言いたげだな」


「ドラコンって、あのドラゴンですか? 」


「珍しいか竜伯は。そうだ、ドラゴンだ。それも双翼竜(はねつき)のドラゴンだな。……と言う事で、アーヴェント王。申し訳ないが席を外させて頂く。何年刻ぶりの遭遇で些かあれでな」


 体裁を保った感じのルーカスも流石に、慌ただしくなった。クローゼ達には分からないが、四つの氏族(クラン)の戦士全軍なら、万を超える数になる。それを押さえに向かわせるほど、実際には切迫していた。


「ヴーグ王。全軍の言は些か穏やかではありませんな。お急ぎの感を申し訳ないが、詳しく聞かせていただければ……微力なりと出来るやもですが」


「アーヴェント王の言は感謝するが、単なる天災だ。ここ、五十年ほど無かったが、堀当てたドラゴンを何とかしたければならんと言う事だ」


「何とかとは? 」


 クローゼの顔にアーヴェントはルーカスを呼び止める言葉を出した感じになる。その至極単純なルーカスの答えに、アーヴェントは更に確認の声をのせていた。


 一般的に、この世界のドラゴンは竜の背と呼ばれる山々の浅い洞窟などに生息する。「魔力を食らって生きている」と言われる程、生態については未知な部分は多い。


 クロセのクローゼの知識で所謂(いわゆる)ドラゴンの容姿のそれであり、生態もそれに類似する。それが、時折地中深くに巣穴を持ち、坑道がそれを堀当てたと言う事であった。


「『何とか』ではない、だな。現実的には追い払うのが上等。……勿論、倒すのも視野に入れてにはなるのですがな」


「陛下。見たいです」


 平静を追っている感じになるルーカスに、クローゼは好奇心をそのまま向けていた。それに、アーヴェントがいる為、声を出せない感じのセレスタの明らかな顔が向けられていた。


 天災とまで言って、それなりの対応を示している状況でのクローゼ感じに、セレスタの雰囲気を察したアーヴェントが向けた顔に彼女は驚愕をした。


「私もだ。……ローランド、依頼の為の武具は持参していたな。使えるか? 」


「移動の為に着用で参りましたので、私の物です」


「クローゼ。その二人もそうだったな」


「そうですが。陛下……ひょっとして、行かれる気ですか? 」


 状況に困惑がみえる場に、アーヴェントの笑顔が見えていた。怪訝なルーカスに、彼の行く気な雰囲気が伝わっていく。それを見送るクローゼの顔には「マジかー」のそれがでていた。


「それは……」


「ヴーグ王、天災な程であれば友国の危機。それを黙って見る程、我が王国は弱くはないと自負が。故に、持てる戦力で助力させて頂きたい」


「アーヴェント王よ。戦力とは言っても……」


「言うまでもなく怪異なクローゼに、私の護衛のローランドも相当の騎士。そこの二人は我が王国最強の騎士に一目置かれる実力。戦力として述べるに、私の矜持をかけてもいい。如何ですかな」


 名指しされた者を含めて、ルーカスの驚きを平然と受けていた。恐らくは、クローゼの存在がそうさせていたのだろう。アーヴェントの顔は出したら言葉のままであった。


矜持(プライド)まで出されては、男として否と言うのは些かなる。その心遣い素直に頂戴する。まあ、レェグルを殴り倒した竜伯(ブラーフヴルム)が強者なのは同意する所ではある」


「 勝手な申し出お受け頂き謝意を。……フローラ殿。貴女の護衛の騎士を御貸し願えますかな」


 王達の会話から、突然向けられたアーヴェントの王の顔に、フローラは背筋を伸ばしてブラッド・コルトレーンに声をかけていた。


「……コルトレーン士爵、王命です。……存分に」

「はっ、仰せのままに」


 その一連は、フローラ自身が若干の不安を持った感じに、彼女がそのままで声にしていた。ブラッドの返答にも、何処にも視線向けるでなく彼を見ていた。


 その様子に、アーヴェントは頷きを返していた。その様子で、自身を「アローベル]と呼ぶ少女がフェネ=ローラの名代であると感じていた。そして、僅かばかり前に、その男の二度目の立ち合いを見て、感心の再認識を持ったブラッドにも視線を向けていた。


 彼は向けた視線を返す様に、今度はクローゼを見てあざとい表情して、一瞬に「王」足るの顔に至る。


竜伯(ブラーフヴルム)殿。我が盟友にして、皇帝ライムント・ファング・ゴルダルードに向けてての言で、卿に問う。皇帝の牙(カイザーファング)を鉄の国の天災をはらうに助力を願えるか」


 自身の王に向けられた困惑から視線を返して、クローゼもあからさまなそれを理解した。そして、ルーカスに意識をやりながら椅子を引いていく。


「我が皇帝に成り代わり、貴国との友好の証しとして預かりし皇帝の牙(カイザーファング)。その騎士リッターを皇帝ライムント・ファングの名において鉄の国の助力に、一時、アーヴェント王にお預け致します。……ヘルミーネ・ファング・フローリッヒ。勅命と心しろ」


 恭しく右手で、心臓辺りを掴む感じにクローゼは会釈する。その立ち姿の茶番と形式な様子に、ヘルミーネは若干との感じは心に秘めた。勅命なら「御意」と答えて顎を引く以外に……いや、そうでなくとも当たり前にそうしていた。


「アーヴェント王もあざとい。まあ、嫌いではない所ではある。それに……竜伯(ブラーフヴルム)。いや、クローゼ・ベルグも変わらず『弁』が立つな。だが、卿の皇帝は良からぬ噂も聞く。それで恩を売れる等とは思わぬ事だ」


「王よ。恐れながら、我が王が我が皇帝に述べた言をつないだだけ、他意なとありません。それに、噂とやらについては只の噂。変わり者の私を寛容に遇して頂いておる点でお分かりかと」


 一歩下がった感じのクローゼには、二人の王とそれを見るセレスタとフローラの姿があった。僅かな空気の流れに、彼の視線の先のアーヴェントがルーカスから向き直ってきた。


「クローゼ・ベルグ。我が盾よ。手筈は任せる好きにやれ。相手がドラゴンなら文句はあるまい。全力のお前を見せよ。……私はそれがみたい」


 アーヴェントの言葉に、ルーカスの頷きが乗っていた。それに、恭しくクローゼが側面的な真顔みせていた。


「王命なれば存分に」


 二人の王がその強さを認めた、クローゼ・ベルグが当たり前に「天災」と呼んだ双翼竜(ドラゴン)と対峙するの受け入れていた。


 ただ、声をあげるタイミングを逃したセレスタの不安を除いてであった。――言うと思った。けど、陛下もあの時のままだったのね。……若干の憂いである。




忙しくて遅れました。失礼致します。

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