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王国の盾~特異なる者。其れなりの物語~  作者: 白髭翁
第四章 王国の盾と精霊の弓
111/204

九~ヴァンダリアの集い、集まりし者達~

 ロンドベルグにある、竜伯爵(グレイブ・ヴルム)の屋敷に極天が射し込む中、庭に面した広い部屋では、にぎやかな雰囲気が見えている。


 アーヴェントの戴冠式の為に、ヴァンダリアの当主が、王都で公式の場に姿を現した。当然、次代の当主フローラもになる。

 彼女達は(おおやけ)の場をこなした後に、ヴァンダリアとして、社交の場に出る事になった。


 当たり前に、彼女達は王国南部の盟主にして、『王国の盾』たるヴァンダリアの『それ』である、主たる赴きになる。

 しかし、(おおやけ)に出てしまえば、ヴァンリーフの盾は効果が半減する。


 ただ、常に傍らにクローゼがいた事と、グランザが「フローラ様のお相手は竜伯爵(グレイブ・ヴルム)と私の娘の子供……」と暗にそれらしきを流して、それなりの効果をもたらしていた。


 ヴァンダリア侯爵家の当主。


 その彼女の存在感が、クローゼの救国の英雄で戦場の英傑の(さま)が目立つ感じよりも、他の諸侯の間には浸透したように見えた。それはフローラの印象も含めてになる。


 また、その印象については、クローゼのフェネ=ローラやフローラに対する態度が大きかった様に見える。クローゼが見せる彼の見たままの姿勢。その彼女達に向ける思いの形。『大切に思う気持』が見えたのだろう。


 傍目(はため)には、クローゼの手綱を握るフェネ=ローラの印象が、多く出ていたという見方だったのかもしれない。クローゼは、戴冠式をふくめた公式の場では、傍らのレニエに自身を預けていた為、特段目立つ感じにはなっていなかった。


 逆に、アーヴェントは勿論、オーウェンやフェネ=ローラの存在に、クローゼ自体が目立たなかったともいえる。

 その経過を越えて、ヴァンダリアの地に彼女達は帰るに至る。その前に、クローゼの屋敷に主だったヴァンダリアの者達は集まった。


 レニエが、ヴァンリーフの屋敷から、馬車を引き連れて戻って来たのは、無礼講の昼食会をする為になる。クローゼが、屋敷の披露を名目に、フェネ=ローラとフローラを招いて、食事の席をもうけたのだった。


 また、当主であるフェネ=ローラとフローラの帰路を守る為に、王都に残る槍擊大隊とヴルム中隊もこの時間だけは、割り当てられた兵舎でそれ相応の時間を持っていた。無論、当主の意向によってなのは言うまでもない。


 余談ではあるが、この刻の屋敷の警備は第一騎士団から人員が割かれていた。それは特筆すべき点であったと言えた。


 そんな様子から会食への流れには、フェネ=ローラの簡単な言葉から始まっていった。


「無礼講の主旨でとクローゼが申しております。私も賛同しますゆえ、皆も楽しむ様に」


 フェネ=ローラは促しで言葉を結んで、クローゼの乾杯の声を聞いた辺りで、当主の仮面を外した様に見えた。それは、クローゼから見ても気のせいでは無かっただろう。


 彼女が仮面を外した場所。それは屋敷で一番広いであろう部屋に、料理が置かれたテーブルと丸テーブルが幾つか準備されていた所になる。その空間に、グランザを除く、ヴァンリーフの屋敷にいた者の殆んどが顔を揃えていた。


 イーシュットやクワナ達ランガーも、当たり前の様に顔を見せている。イーシュットが、ジワルドの弟子に志願したのをフェネ=ローラも了承したことから、彼はヴァンダリアの預かりとなった。


 残念なのは、クロエ達がいなかった事かもしれないが、クローゼがドワーフの国にいた間に、そんな流れがあった。そう記しておく。



 特別な雰囲気になっているのは、フローラのいつもの席である、クローゼの膝の上であった。移動が自由な感じの空気感で、彼女を中心に人が動いていた。

 そう、彼女の笑顔が会話の切っ掛けとなり、その場が一番輝いている。


 警護や護衛に侍女達も、会食の流れに入っていて、彼女との会話を楽しんでいた。当然、その動きの中には、彼女をお嬢と呼ぶ、クローゼの護衛隊の者達も、ここぞとばかりに列をなしている。


 それを見守る感じな、フェネ=ローラのテーブルには、夫人が二人にセレスタとレニエがあった。歓談の流れと時折伸ばす視線が、クローゼの座るテーブルに向くのが分かる。向ける先は、それぞれであったのではあるが。


 時々料理を口に運んで、護衛の体をレイナードとブラッドにダーレンが、それぞれのテーブルを交代で見ていた。勿論、クローゼの後ろにはあの二人がいたが、最終的には何れかのテーブルに着く事になった。


 ただ、フローラのテーブルに同席したジーアのおかげで、ヘルミーネはフローラに「ヘルミーネちゃん」と呼ばれる事になる。フローラ自身も「フローラちゃん」と呼ばれた事に、若干の高揚を見せていた。


それが、クローゼにも笑顔を出させさせる事になっていた……。


 食事も終わり、歓談の時間が流れて、フェネ=ローラとフローラは出発の準備の為に、ヴァンリーフの屋敷に戻る刻となる。行き先は、屋敷であるが立つ先はヴァンダリアという流れで、行く側と送る側が門の外で別れを交わしていく……。


「じゃあ、ブラッド頼む。アレックスも同行するからその辺も頼んだ」


 馬車の準備が出来て、クローゼがフェネ=ローラと言葉をかわして、最後にフローラの重さを馬車に預ける。それに手を振った後、彼はブラッドにそう言っていた。


「師匠も同行されるので、余程の事柄無い限り大丈夫だと思います」


「まあ、そうだな」


 クローゼは、ブラッドと帰路の道中の流れについて会話を交わし、フェネ=ローラとフローラ達を送り出した。

レニエもそれに、クローゼの護衛隊と一旦同行していく。また、臨時の騎士達の警護も、彼女達を送り届けて、そのまま戻る事になった。


 表の門の前で、それを見送ったクローゼは、隣に立っていたダーレンの呼び掛けを聞く。


クローゼが顔を向けると、フローラから「姉様。またねー」と声を向けられたセレスタの手を振り返す姿も、その場景には見えた。


「とりあえず、護衛隊は俺とレイナードが残って、一旦戻らせる。で、良いんだな。こことあっちに、小隊規模でヴルム中隊から人選してはおいたが」


「ああ、それで良いよ。獄の入りまでには来るんだろ」


「そうだな。レイナードは、お嬢がいる間はそっちだけどな」


「それも良いよ。今回は帝国貴族だから。留守番だし、屋敷の外は陛下から衛兵付けて貰ってるから、まあ、あれだしな」


 確認の流れでクローゼは、ダーレンとそんな話をしていた。彼らの側にいたセレスタは、自身が留守番なのを自覚していて、その話には口を出すのを控えている雰囲気であった……。



 どちらかと言えば、護衛隊が必要なのは戦場であって、王都の真ん中では警備や警護の部類になる。

対象は人なり物であるが、クローゼが屋敷を離れる為、彼らの対象はセレスタになる。


 それだけなら、現状で事足りる……の認識。


 その前提は、この屋敷に王国から遣された分隊規模の衛兵が、表裏の門に各々交代でつくことになっていた事。また、セレスタには、専任警護の騎士が騎士団から派遣されており、正面の門に常に二人が詰めている事による。


 それに、屋敷に入っている者達は、ヴァンリーフの手の者で、それなりの訓練を受けていた。その上で、五十名程の槍擊可能な人数を王都の屋敷に置く。それが必要なのかという問題でもあった。


ただ、クローゼの私情を除けばではあるが。


「竜擊筒の用意も有るし、お前もいるからな。そんな人数が必要かどうかってものあるな」


「グランザ殿が、良いと言っているんだ。それに何かあれば……まあ、流石にないか」


「ないと思うけど。……有ったばかりと言えばそうなるしな」


 そんな会話をさらりとしながら、二人は屋敷の敷地に戻っていった。歩きながら、クローゼはエルフの国での事に思いを向けていく。


 ――まあ、二、三日したら出発だしな……。


 若干の思考から、クローゼはユーリの動きと促しの先に意識を向けていた。続いて来る言葉に、彼は「ああっ」とした表情を見せた。


「閣下。折角の外に出られたので、このまま別館の方を確認されますか」


「あっ、外から回った方が早いのか……フローリッヒ。忘れてた訳じゃないから」


「大丈夫です。レニエ様には、十分配慮をして頂いたので」


 ヘルミーネの返しの先には、「そうか」のクローゼの声があった。別館には、ジルクドヴルムに潜入していた間者の帝国人の内、ヘルミーネの人選で今回の件に随行する者達があった。


 彼らは、ジルクドヴルムからクランシャ村に向かう為、王都に寄った行政官史の一行に連れられて来た、話の流れのゴルダルード帝国の諜報員達である。既に、その一行はクランシャ村に向かって立ったので、実質的には、ヘルミーネの部下の扱いと言えた。


 ラグーンとパトリックはそれに同行して、ロンドベルグを既に後にしている。また、何故かラグーンは離れ際に、ジーアから背中の布を引かれると言う一幕があって「離れるっても、嬢ちゃんは魔導師だろ」「あっ」の下手な展開も挟んでいた。


 因みに、クランシャ村にはジーアの行政代行官の体として、ヴィニー・ブルック士爵が任官する。既に、王国の兵が中隊規模で駐留して、ヴァンダリアの兵もそれなりにいる。という状態だった。


 村人の自治で成り立っていたクランシャ村に、ジーアの依頼で、王国からの代官が来るとの話は通っていて、そこをヴィニーがおさまるのだった。


 行政官史として、才能があると認められている彼は、元々武官であり、モリスのヴィニーへの評価でも、何でも平均以上に仕事が出来る万能な人材。対応力の高さであった。


「左遷っすか?」


「左遷な訳なかろう。こっちの仕事が増えるのに、なぜ君を左遷せねばならんのだ?」


 人選をグランザから依頼された、ジルクドヴルムでは、ニコラスと彼の右腕になったヴィニーのそんな会話があった。領主代行と行政統括官二人の認識の一致が、彼をその地位につけたと言える。


「あの方が、ガーナルの地を草むらにしておく訳がないですな」そんな、ニコラスの見解をキーナも同意して、その先をも見据え人選だった様である。


 そしてヴィニーは、クローゼがドワーフの国にいる間に、彼はジーアと正式な書類を交わして……「なんか、クローゼ君を普通にした感じね」の言葉を引き出していた。


 その流れで、ラグーンに「見た目じゃ無いだろ」からの「ううっ」の絡みを見せて「マジっすか」の言葉で、彼らの喜劇的な展開を見せていた……となる。



「そう言えば、ラグーン達はもう行ったのか?」


「……そうですね」


 クローゼが何人かを連れて、別館の入り口辺りで唐突に呟いた。それに、今更ですかの感じでユーリの声が続いている。


「ヴィニーと一緒に。クローゼと入れ替わりだったね。……あの子は相変わらずだったよ。それと、ジーアさんがクローゼと似てるって」


「そうか。でも、アレックスなら『影武者』って言うだろな。うーん、ヴィニーか。大丈夫か? 。まあ、あいつの何でも出来るとこ少し羨ましいから、あれか」


「そうだね。クローゼとは違う才能だから、任せてあげて。あんな感じだけど。彼は出来る子だから」


 近習だったのヴィニーの話に、セレスタが話題を移した感じになる。彼らの近しい者の話に、クローゼも、若干足を止めてセレスタと言葉を交わしていく。


――『出来る子』って。


その流れで、クローゼはセレスタの言葉に、そんな考えが過ったようで、一瞬の間を作り頷きを返していた。


 それと、同時だったと思われる。入り口の所で、ヘルミーネが少し前に出る感じに早足になる。それに、別館の前に立っていた男が、入り口を開けてヘルミーネを中に招いていた。

 そして、それに気が付いたクローゼも、続いて中に入って行った。


「無駄に広いな。こっちで十分だろ」


「元々は、公爵家の屋敷になります。ですので、無駄と言われましても……。それに、この場所が最良だと宮中伯が陛下に具申されました。あの、閣下。因みにですが、反対側も本館のように見えますが途中からは別館ですので……」


「まあ、いらんけどな。それで、無駄に人が必要なのもあれだしな」


 その感じは、通った先にある広間と上に向かう階段の吹き抜け。その一体感が、玄関広間(ホール)とは名ばかりの豪華さを出していた。それに、クローゼはそう言っていた。本館は、更にそれらしさを出していて、クローゼの無駄に繋がる。


 クローゼの感覚を表した言葉。聞こえたそれにユーリは、それを言われたら……と口に出してしまいそうな顔をセレスタの表情に向けていた……。


 それを感じたのだろう。軽い頷きを自身に向けて、セレスタは口を開く。


「貴方の功績に相応しいと、国王陛下が下さったのです。それを無駄と言うなら、貴方に従った者の行いも無駄と言うことですか?」


「いや、何でそうなるんだ。そんな事言って無いから」


「『いらない』『無駄』の言葉の価値観が、貴方の基準でそうならそういう事です。貴方の功績は一人で成したのですか? クローゼは今まで、一人で生きて来ましたか? この屋敷で。ジルクドヴルムの屋敷でも、ヴァリアントの屋敷でも、一人で何もかもやってましたか?」


「それとこれとは……やってないけど。いらない物はいらないと言っただけだぞ!」


 セレスタの表情が、クローゼには何かを怒っている時の感じに見えていた。しかし、彼は何を怒っているのか分かっていない様で、語尾が少し強くなっている。


 ――何を怒ってんだよ。セレスタ……。


 そのクローゼの思考が起こった、その玄関広間(ホール)に人が集まって来る感じがあった。だが、二人の会話で、その光景にそのものが止まっていた。そこに、セレスタの言葉が続いていく。


「クローゼとして『いらない』なら、全部捨てなさい。それで良いなら私も捨てます」


「いや、セレスタ。何を怒ってるんだ? 全部いらないとは言って無いから。それに、捨てれる訳無いだろう。子供じゃないんだから」


「そうですね。貴方は子供でなく。れっきとした王国の貴族です。それに、いまや帝国にもその名を列する帝国の貴族でもあります。その立場で、貴方に付き従う者を無駄というのは自覚が足りません」


 きっと怒っているのだろうと、クローゼは思っていたと思われるが、恐らくは何処に怒りの点があるのか『分からない』といった顔をしていた。


 ――若干の高揚で、赤を見せるセレスタの表情から、クローゼは頻りにユーリの方を気にしていた。そして、僅かな沈黙に後。セレスタの唇が開く寸前に、ユーリが双方の意を汲んだのか声をだした。


「閣下。セレスタさんは、高貴な地位には義務が伴うと言われているのではと。国王陛下はその義務で閣下の功績を遇した。その結果の一つがこの屋敷であると。セレスタさんここまでは?」


 言葉を挟まれた形のセレスタは、ユーリの言葉に同意を返していく。その同意の表情をユーリは受けて、クローゼに続けて言葉を向けていく。そこには、何と無く『分かるぞ』の顔をしたクローゼがあった。


「それで、閣下は竜伯爵(グレイブ・ヴルム)にして竜伯(グラーフヴルム)でありますので、同様に、閣下に従う者に対してその責がある、と言う事をセレスタさんは言いたいと思われます」


「そうです。ユーリその通りです。戦場であろうが、屋敷であろうが、違う場にいたとしても。皆、クローゼの元にあるのですから、成果や功績には必ず評価が必要です。それも義務……です。それに、貴族として……模範となる行動に、王に忠節と……えっと。貴族然とした姿勢が……ちょっと、待って」


「セレスタ。大丈夫か?」


「セレスタさん。落ち着いてください」


 言葉の途中で、セレスタは片手で胸を押さえて息を整える仕草をした。それに、二人の声が続いて向けられる。二人に、差し向けれられるセレスタの手のひらが、赤い血流をみせている。


「分かった。自覚を持てって事だな。セレスタ」


 久しぶりに見たなの表情で、クローゼは自覚の言葉でセレスタの頷きを受け取っていた。少なからずの静寂の流れの後に、セレスタが軽く呼吸を併せて、二人の向こうに視線を合わせる。


「フローリッヒ殿。お見苦しい所を御見せした。許してください。……皆さんにも失礼を致しました」


 軽い会釈と共に、セレスタが声を出していた。その先には、ゴルダルード帝国の正装をした者が、整然とならんでいる。そこに、セレスタの言葉と視線に引かれる様にクローゼの意識が向けられる。


「なんか凄いな」


「当たり前です。勅命とは言え、異国の地に覚悟を持ってあるのです。見た目だけでなく凄いに決まっています。それを受けるクローゼは、それも分かってください」


「おう」の様な声で、セレスタの言葉にクローゼは答えた。そして、そのままその列に声をかける。


「楽にして聞いてくれ。今回の事は皇帝(カイザー)の御裁可を頂いている。その上で卿らを竜伯(グラーフヴルム)として、私の元で預かった。だからではないが、卿らの忠節は期待する。無論、帝国貴族としての言であるのは、理解して貰いたいが」


 クローゼから向けられた言葉に、その列は整然とを示して、そう答えていた。――間の空いた感じの時間を、消化出来ていたかは別であるのだが。


そして、ヘルミーネの明確な言葉が、クローゼに向けられて消化させられていた……。


 その後、エルフの件に関しての精細が、その場で説明された。クローゼの立ち合いで、彼の副官からからではあったのだが。


 ――エルフの協力者による手引きを受けて、ゴルダルード帝国の正式な使節団として、極光樹の地(アースへルム)に向かう。そして、宮殿の情報収集の後。拠点とする――西方域の城塞都市ジブリールに戻って、情報の分析と対応の検討。その後、クローゼが行動に移すとなる。


 現行の基本線は、エルフの王とエストニアの使者を名乗る者の切り離しにあった。


 ――サンドラ・フェルメール――


 ユーリの記憶には、そんな家名は出てこなかった。そして、クローゼの調査でも、エストニア王国には、その様な家名は……無かった。となる。


「その者の素性から、調べるのが先決かと」


 そうユーリの声にその場が纏められて、クローゼ達は別館を後にする。……本館に戻る最中に、クローゼがセレスタに言葉かけて「ごめん」「大丈夫」の簡単な流れであった。


 それで、区切りを付けて、クローゼは極光樹の地(アースへルム)に続く、大樹の森に思いを向けていた。……となる。




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