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枕の下に 希望の上に(9)

テクノストレス

五月蝿い口は

上から乗れば開かない

鰐に対する考え方みたいに

仮想空間はルール化される

圧力写真と優しくない鳥

何処かの掲示板には

生首が晒されている

時代が悪いんじゃない

僕等が悪いんだ




優しさに這いずる

蛞蝓みたいな奴も居る

自らが通って来た跡

キラキラに語りながら

紆余曲折を示しては

こうされるのが当たり前だと

赤の他人に撒き散らし

その人の優しさを盗んでいた

社会が悪いんじゃない

僕等が悪いんだ




嗚咽混じりの嘘が

死ぬほど嫌いな君は

全ての糸を断ち切って

世界から消える

多情多恨を燃やす為に

現実を抱き締める

青空の中に

太陽があるんじゃない

太陽の下に

青空があるのだから




梅雨の雲の上に

青空があるのなら

地球上には

太陽は無いと言える

あの距離が

少しでもズレては

いけないのなら

きっと

僕等もそうなのだろう




くだらない話が

死ぬほど嫌いな君は

全ての価値を断ち切って

世界から消える

純粋培養し直す為に

現実を抱き締める

僕等の中に

何かがあるんじゃない

何かの上に

僕等が居るのだから







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― 新着の感想 ―
[一言]  ちょっとよい詩。ですね。
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