愛しの彼とのデート
今日は、待ちに待ったジュンとの遊園地デートの日だ。
「おそいなージュン」
私は今近所の遊園地のメインゲートにいる。待ち合わせは、午前11時なのだが今はもう11時15分だもう私は15分も待ちぼうけだ、いや正確にいうと私は、約束の15分前からきてるから……
そんな時ジュンは現れた。ジュンの服装はこの秋に、とてもマッチしたオシャレな服だった、私はそれを見て
「なにその、オシャレな服」
少し笑いながら言うとジュンは
「笑うなよ!なんだよ似合ってないか?」
と不安そうにジュンは、自分の格好が可笑しくないか、確かめている。その行動が、おもしろくて私は、笑いながら
「いや、似合って……る……ぷぷ」
ジュンが今している行動が、犬が自分の尻尾を、追いかけているような、そんな感じに見えて、私は吹き出す、そして
「だってジュンいつもは、ジャージとかじゃん」
私がそう言うとジュンは
「だからいい加減失礼かなと思ったんだよだから……」
「おそくない?」
そして私さらには笑う、するとジュンは、てれながら
「ああもう、遊園地いくぞ」
「はーい」
私はそう返事をすると、私達は、てを繋ぎならが、メインゲートに入っていく。
「そういえばなんで遅れたの?いつもは約束の20分前くらいにはいるじゃん」
私は聞くとジュンは
「この服着るの、手間取った……」
そして私はまた吹き出した……
2
とりあえずジュンと話し合った結果、軽いものからということになった。だから私は
「あの二人乗りの、ゴーカートのろう!」
「あいよー運転は任せてくださいお姫様」
とジュンが意気揚々とゴーカートに乗り込む。いつもなら少しばかり待たなくてはならないのだが、今日は空いていて並ばなくてもすんだのだ。このゴーカートは、二人乗りなのだが、前と後ろにわかれて座るスタイルだ。前に乗った人が操縦をする。だから私は前にジュンを、座らせ、私は後ろに座りジュンの胸板らえんを、両手でしっかとつかまった。ジュンは、男の中では小柄の方だと思うが、やはり男だけあって、胸板は結構しっかりしている……
「よしいくよ」
とジュンが言った瞬間ゴーカート一気に速度をあげぐんという衝撃が、私の体を押さえつけるようにくる、この疾走してるかんじ、やっぱりゴーカートはいいね。その次は、普通のジェットコースターその次は、お化け屋敷その次は、コーヒカップ……その後も色々乗ったが、もうあっという間に、午後5時だ。空は真っ赤になってる。するとジュンが
「じゃあ次最後にしようか」
「そうだねー観覧車にしようかな」
私が言うとジュンは
「最後にちょうどいいかもな」
「よしいこう」
私は言うとまっすぐ観覧車に向かった。
3
この遊園地は、あまり有名ではないが、この観覧車だけは、有名だ。理由は、1つ、世界で1番大きくて、速度が、1番遅いのだ。観覧車と軽くいっても、1周、1時間かかる。だから私はここで……
「おい俺たちの番だぞ」
とジュンが言った。私はぼーっとしていたので、はっと思い観覧車に乗り込んだ。そのあと30分ほど私達は、無言だった。ジュンは、なにか考えているようだった。そして観覧車が丁度1番上に、着いたとき私は、話始めた
「私は、あのジュンがいなくなったような気がした、て言った日覚えてる?」
「覚えてるよ」
とジュンは重々しい声で返事をした、そして私は
「あの日、言ったことは嘘なの……ごめんなさい……だけど今日本当にあったことを話します、あの日本当は、ジュンが消えたところを見たの、そのあと灰色の自分の部屋にいたの、そしたら私はジュンの記憶がなんども、とびそうになった。でも気付いたら、自分の部屋にいたの、そしたらね、ジュンがあの駅にいるような、そんな気がして行ったらジュンがいた。そのあとは、ジュンと一緒にいたよね…………ねぇジュンなに隠してるの?教えて私はジュンの全てを受け入れる覚悟はできてる」
私は全てを話しただから次はジュンの番、するとジュンは、私が話していた時はずっとうつむいていたジュンが、顔を上げた。そしてジュンは、これまで見たことのないような、真剣な顔だった。