ルナの洋服1
クーリヤを離れて2日、ストライダー号コクピット
キッド「にゃ~、ルナ~、もしかして着替え持ってにゃい?」
クーリヤを離れてルナはずっと同じ洋服だ
ルナ「ボク元々執事服しか貰えなかったし・・・」
燕尾服姿のルナが答える
京介「いくらボーイッシュとはいえルナは女の子だからなぁ・・・キッド、センチネルに戻る前にどこか買い物出来る惑星は無いか?」
キッドが星図を確認する
キッド「惑星は無いけど、この空域に補給ステーション SS-38が在るにゃ♪小さな補給ステーションだけどにゃ♪」
京介「とりあえずルナの洋服を其処で買って行くか?」
ルナ「ボクはいいよ~!センチネルに戻るが優先でしょ?」
キッド「良くないにゃ!ルナ匂うにゃ!」
五感が人間より優れるシャムール人には体臭は我慢出来ないらしい
京介「まあ時間の余裕も在るからSS-38に寄って行くぜ♪」
操縦レバーをSS-38の軌道に合わせてストライダー号の進路を変える京介
キッド「ステーション迄現状の速度で3時間にゃ♪」
それから3時間後SS-38が見えて来た
京介「直径3000m、長さ12000mのステーションかぁ」
速度を減速してSS-38のドッキングポートに向かうストライダー号
キッド「ドッキングベイ迄50m・・・・25m・・・10・・・」
慎重に操縦レバーを操作してドッキングベイとのドッキングに備える
ストライダー号に軽い衝撃
キッド「ドッキング完了にゃ♪」
京介「さて、キッド、ルナ、買い物に行くぞ」
キッド「僕パスにゃ♪、このステーション美味しい名物無いにゃ!」
仕方なく京介はルナとSS-38に行く
SS-38繁華街
京介「うわ~!見事に大人の町だなぁ」
きらびやかなネオン
呑んで倒れてる男
妖しく誘う女達
ルナ「京介もこんな所好きなの~!」
隣で歩いていたルナが突っ込む
京介「そんな訳在るか!」
ルナ「ボクの顔を見て話して!」
京介(ルナって嫉妬するんだ!)
京介は心の中で呟いた
京介「しかしブティックは・・・・在ったぞルナ♪」
開いていたブティックに入る京介とルナ
まあ女に縁の無かった京介にファッションセンス等微塵も無い
京介「ルナ、適当に選んでくれ。下着も合わせて10日分位買っておけ」
ルナ「え~!京介に選んで欲しかったのに~!」
店員に色々勧められるルナ
そして奥の高そうな売り場にも足を伸ばすルナ
京介「まあ女ってのは買い物長いなぁ~、キッドは知ってたな!」
待合室でコーナーを飲みながら時間を潰す京介