クーリヤ騒動2
ストライダー号がクーリヤスペースポートに近づく
京介「ランディングギア、ダウン」
ストライダー号から着陸脚がおりる
そして垂直降下で着陸
キッド「ストライダー号、システムオールオフ」
ストライダー号のシステムを切り格納庫に向かう京介とキッド
搭載されているエアカーに乗り込むとストライダー号を後にして街中に繰り出す
キッド「中々賑やかな街中だにゃ~♪」
ネオンきらびやかな街中
京介「どこかに泊まるか?」
キッド「賛成にゃ♪、いつもストライダー号の船室だったからたまには陸上で泊まるにゃ♪」
京介達は少し静かなホテルに宿を取る
京介「さて、歩いて焼き肉屋巡りだな♪」
京介とキッドが繁華街を歩いていると何やらは騒がしい
京介「野次馬根性~♪」
京介とキッドが行くと身なりの良い女の子が怒鳴っている
怒られているのも女性だが・・・・・
背中にコウモリの羽、頭には角、お尻から尻尾が生えて昔の悪魔のイメージだ
人工生命体「申し訳ありません、マスター!でもマスターが予定時刻に来ないから・・・」
女の子「もう!お前は毎回私のせいにして!」
激しく激怒する身なりの良い女の子
京介「あれゃかなりのお嬢様だな♪」
キッド「我が儘にゃ~!」
我が儘なお嬢様はかなり激怒しているようで
女の子「お前何かもう要らない!パパにアンドロイドタイプの新しい付き人を買ってもらうわ!」
そう言って鍵を人工生命体に投げ捨てた
京介「人工生命体の制御キーだぞ!あの人工生命体本気で棄てられたんだ」
人工生命体「そんな、マスター!」
半泣き情態の人工生命体
しかし我が儘なお嬢様は高級エアカーに乗りその場を去った
取り残された人工生命体の女の子は泣いていた
人工生命体はマスターに棄てられたら新しいマスターに拾われるか、女性タイプならその身を売る位しか生きるのは難しいだろう
そして京介は気づいた
この人工生命体の女の子は右目が欠損している事を
他の野次馬も気が付いているのだろう、誰もその女の子を慰めない
京介「君と大丈夫かい?」
京介は人工生命体の女の子に声をかけた
人工生命体「う・・うう~・・・・うわ~~~~ん!」
人工生命体の女の子は京介に抱き付き泣いた