暑き惑星ザラスへ!3
西暦2700年1月1日
惑星センチネルカナンシティスペースポート
ストライダー号格納庫内
京介「キッド、モグラを搭載させるぞ♪」
ストライダー号の格納庫ハッチが開き1台のマシンが搭載される
スペースローダーと同じ8輪のタイヤを駆動し機体前部に高周波振動ドリルを2基、ドリル内に粒子ビーム、上部にレールガンとレーザー砲を搭載。
地上や地底での行動に特化した機動戦闘車両
ホイールブレイカー
通称モグラ
キッド「此れで惑星ザラスを駆け巡れるにゃ~♪」
ストライダー号の格納庫内に収納されるホイールブレイカー
京介「ザラスには砂漠蟲が生存しているからスペースローダーより火力、装甲の高いモグラが有利だろう。」
キッド「携行火器も強力な物を用意するにゃ」
キッドは携行火器からミサイルランチーやレーザー銃、速射レールガンをセレクトする
ルル「陸上部隊一個大隊と渡り合えますね♪」
ルナ「此れが惑星センチネルへの借しなの!?」
キッド「まだまだ惑星センチネルには貸しが在るにゃ~♪」
常識はずれの携行火器にルナは目を丸くした
京介「此れだけの火器を揃えられるトレジャーハンターは少ないぜ♪」
キッド「其れに戦闘強化スーツも持って行くにゃ」
タイラント号事件でも使われた戦闘強化スーツ
通称ハンタースーツ
曲面を多用して対実弾兵器からの防御に直ぐれ、またお宝も傷付き難くした京介達の専用スーツで在る
ルル「ストライダー号の燃料チェック終了、エンジン、レーダー、生命維持装置、火器管制システムオールグリーンです」
ルナ「食料、飲料のチェック完了。通信システムチェック完了。
キッド「此れで惑星ザラスへの準備は整ったにゃ~♪」
ルナ「いつでも翔べるよ♪」
京介「よし、少し早めだが翔ぶか?」
ルル「待ってました♪」
新年早々惑星ザラスに向かう事に成った京介達
京介はメインパイロット
キッドはサブパイロットと火器管制システム
ルナはレーダーと通信システム
ルルはエンジンと機体管制システムを担当する
京介「管制塔、こちらストライダー号。惑星ザラスに向けて発進する」
管制塔「ストライダー号、離陸を許可します。新しい発見を期待します♪」
ゆっくりと滑走路に向かうストライダー号
ルナ「ストライダー号周囲に他の機体は在りません」
ルル「惑星間サブエンジン始動開始!、垂直離着陸エンジン出力上昇!」
ストライダー号が垂直離陸を開始した
キッド「高度100・・150・・200・・・・・」
高度を上げてくストライダー号
京介「ストライダー号フロントアップ!」
高度を上げながら徐々に機首を上げてくストライダー号
キッド「高度5000mにゃ」
その時ストライダー号は完全に90度の角度迄機首を上げた!
京介「ストライダー号テイクオフ!」
サブエンジンが轟音をたてストライダー号は弾かれたように加速して行く!
たちまち空の色が青から濃くなり星が見えてくる
そして星の輝く宇宙へ
京介「恒星間メインエンジン始動!」
メインエンジンノズルからプラズマの帯が流れる
ルル「秒速1万km・・・2万km・・・・3万5000km・・」
いく万の星が流れる
ルル「秒速5万km!」
京介「ハイパワードライブ開始!」
ストライダー号が超光速空間に消えた




