表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/8

愚者の棘*

†††




「ぅ゛ー……」


 2日連続、悪夢を見た。

 昨日と違うところは内容をぼんやりと覚えている、という点だ。

 小さい頃に見ていた夢と同じに、真っ黒い何かに連れ去られるあの恐怖と、それに至るまでの圧倒的な不安感のせいで、今朝の目覚めも最悪だった。寝汗だけでなく、ズキズキとした頭痛も加わった。


 今日は絶対“おまじない”をしてから寝よう。

 小さい頃に姉さんがやってくれたソレをすれば、この悪夢も見ずにすむかもしれない。

 昔はそのおまじないを信じて疑わなかった。ソレをしてもらうだけで確かに悪夢から守られている気がしたのだ。

 もう今ではおまじないなど気休めだと分かっているけれど、慣れない環境にきて思った以上に動揺している自分の心を、落ち着かせるくらいの効果はあるかも知れない。


 ま、やるだけならタダだしね。


 これ以上、見てしまった夢のことをぐだぐだ悩んでも仕方ない。

 第一どれだけ考えても夢を自分で選択できる訳ではあるまいし。 


 夜明け前に起きてしまったあたしは、しばらく布団の中でぬくぬくすることにした。

 ぼんやりしているとまた眠ってしまいそうなので、今日の予定を思い浮かべる。

 それと同時に昨日のことまで思い出して思わず顔を両手で覆った。


 後悔っていうのは、冷静になってから初めてするものだ。

 伯爵様に対する物言いや、クラサス様に対する態度はもっと穏便にすべきだった。

 伯爵様はとにかく、クラサス様は気を遣ってくれていたのに、屁理屈をこねてその好意を撥ね付けたも同然のことをしてしまった。

 伯爵との言い合いでむしゃくしゃしていたのに伯爵様の肩を持つようなことを言うからとか、クラサス様だってお城の人には変わりないじゃないとか、そういう言い分はある。

 しかしそれは優しくしてくれるクラサス様に対して、「あなたに何がわかるの?」という拗ねた気持ちが大きく占めていた。ようは八つ当たりだ。

 とにかく頭に血が上ったままだったあの時は下手な同情が気に障って、やんわり線を引くような皮肉を言ってしまったのだ。どう思い返しても感じが悪いのはあたしの方だ。


 ―――それを分かっていても、心の奥底は冷めたままだけど。


 ムクリと起き上がって、手のひらを見た。

 冷静に頭では考え事をしていたはずなのに、まだ微かに指先が震えていた。

 力が入りにくい強ばった指先を曲げ伸ばしして、ほぐれてきてからぐっと両の手を開いた。


「……」


 ここに来てから自分の醜い面が浮き彫りになるようで、本当に気がめいる。


 しばらくして、人の気配が多くなった。

 やっと朝になったのだ。


「お目覚めですか?オリヴィア様」


 マリーさんのテキパキした声は好きだ。

 雰囲気が少しお母さんに似ている。


「はい。もちろん」


「では、こちらを」


 差し出された暖かい濡れタオルで顔を拭いた。

 その間にもマリーさんは着々と朝の準備を整えていく。


「もしかして、それを今日は着るんですか?」


 あたしは用意された豪華なドレスを見て驚いた。

 昨日借りたワンピースドレスだって豪華な布地が肌にくすぐったかったほどだけど、今ここにあるものはこれぞ“貴族のドレス”という感じに飾り立てられているのだ。


「ええ。明日はルビウス殿下とご対面なさるのでしょう?こちらのドレスである程度慣れる必要があるかと思いまして」


「あ。そうでした…よね」


 その話を思い出して胃がきりきりし出した。

 今日はその準備をするんだったっけ。


「大丈夫ですよ。本当に形式的なものだと聞き及んでおりますから」


 あたしの心情を察してかマリーさんがフォローしてくれる。

 そうしてマリーさんやメイドさんたちに宥めすかされて、不相応なドレスを身に纏っていったのだった。




†††




「おはよう。子羊ちゃん」


 朝食の席につくとまるで図っていたかのように伯爵様が食堂に入ってきた。


「……おはようございます」


 反応が鈍いのは相手が苦手なせいではない。

 ただ単にコルセットできつく絞められていて息すら苦しいだけだ。

 美味しそうな食べ物が目の前に並んでいても思うように食べられないことがあるなんて。


「今日はとっても綺麗だね。どこからどう見ても小さな貴婦人(リトル・レディー)だ」

 

「はぁ…それはどうも」


 他にもペラペラと薄っぺらい言葉が続くが、すべて右から左だ。

 よく朝っぱらから歯が浮わつくようなセリフを言えたもんだ。

 まったく違和感なく賛美を言ってしまえるのに呆れる。かなり言い慣れているんだろう。


「今日は僕も一緒に授業をするからね。よろしく」


「はぁ。そうですか……て。えっ!伯爵様も!?」


 他の言葉と一緒に危うく聞き逃すところだった。

 驚いて、腰の息苦しさも一瞬忘れる。


「明日の面会は伯爵が隣について行うものですからね。ご一緒に練習しておく必要があるのです」


 伯爵様の隣に視線を向ければ、朝の紅茶を注ぎながらゾフさんが説明してくれる。


 えー。

 できれば遠慮したい。むしろ殿下に会うことから遠慮したい。





†††




 不満、不幸、不安という三つの「不」でできた授業は、思いのほかスムーズに進んだ。

 どこを歩くとかどんな仕種をすれば良いかとかはだいたい隣の伯爵様の真似をすればいいし、言わなければならない文言も二言三言だけだった。

 その上伯爵様の流れるようにエスコートのおかげで高いヒールを履いて練習するのも全く苦にならなかった。


「よし。上出来だ。これだけできれば文句は言われないよ」


「ええと、ありがとうございます」


 ウザイ絡み方をされるかと身構えていたけれど、伯爵様は至って真面目に授業をしてくれた。

 あたしもあたしで最初からバンパイアである伯爵と接触する、という覚悟があったからある程度我慢できたと思う。

 少なくとも恐怖で震えることはしなかった。エスコートされる際に触れる手に身体は強ばってギクシャクしてしまったけれど、緊張しているともとれる程度には抑えられた。


「ちょっと早めだけどお昼にしようか。ゾフ」


「ええ。すぐに」


 やっと授業が終わったと思ったのに…お昼まで一緒ですか。

 確かに授業は分かりやすくて良かったけど、さぁ。


 ただ一緒の部屋にいて会話をするだけなら、伯爵に関してもうバンパイアとして怖いという気持ちはほとんどない。

 けれど性格というか態度というか、バンパイアという以外で苦手だ。

 貴族然とした優雅な所作は近寄り難く、庶民なあたしは微笑まれるだけで馬鹿にされているように思ってしまう。

 6割がた僻みだとは思うけどさ。たぶん3割は真実馬鹿にしていて、残り1割は企みが潜んでいるんだろう。


 そして今も、伯爵様は微笑みを浮かべてあたしに言った。


「外のバルコニーで一緒に食べようか。ここに来てからずっと引きこもっていただろう?」


 外か!

 伯爵様に言われてはじめて昨日から全く外に出ていなかったことに気づいた。


 まぁ、なんていうか。

 ……案外いい人、かもしれないと思わなくもないかもしれなくも……(以下エンドレス)。




†††




 相変わらず軽薄な言葉で伯爵様は話しかけてきたが、外での昼食もそれからの授業も割合上手くいった。

 (いい人かもと思ったのは直後に見直された)

 少なくともあたしは昨日のような暴言は吐いていないから良しとする。

 あたしは学んだ。成長した。

 どうでもいいことは聞き流すという技を覚えて、ひたすらに適当な相槌を打った。


 なんだかんだで一日を無事終えた後、湯あみをする。

 共同風呂ぐらいしか知らない庶民にとって、いくつもの入浴場を一つの屋敷に持っているというのは贅沢の極みだ。

 ドレスを他人に脱がされるという(なんとドレスは普通、日に三回は着替えるものらしい。全力で止めてくださいとお願いしたけど)羞恥に耐えない行程がなければ、もっと嬉しい。

 いや、そもそも今日のドレスは一人では着脱不可能なんだけどね。


 入浴後に「明日は殿下に謁見!!」と言いながら有無を言わさず全身に何やら甘ったるい匂いの液を塗りたくられ、色々とカルチャーショックを受けた。

 お風呂に入ったはずなのにさっぱりした感覚がない。むしろ入る前より疲労感は増した。

 後は根性でふらふらと未だ馴染まない自室に辿り着いた。


 さっさと“おまじない”をして寝てしまおうと、部屋に備え付けられた鏡台へ直行する。


「あれ?」


 鏡を見ると表面に白く細かい線が入っている。

 最初は蜘蛛の巣かな?と思った。

 けれど違う。


「どうされました?」


 あたしの声に不思議そうに問うてくるマリーさんに、指差しながら目の前の異常を伝えた。


「鏡が…」


 鏡に、大きなひびが入っていたのだ。


「まぁ!!お怪我は!?」


 バッと驚くほどの素早さで手を取られる。

 怪我がないことを確認し終えて、マリーさんはそのままあたしを部屋の外へと誘導した。


「報告して参ります。クラサス様のお側を離れぬようお願いします」


 どこか切羽詰まった雰囲気でマリーさんは駆けていった。

 残されたあたしはその珍しく「廊下を走ってはならない」という行儀を忘れたマリーさんの後ろ姿をぽかんと見送る。


 お怪我は!?って聞かれたけど、あの時鏡が割れる音がしなかったからあたしが割ったんじゃないってわかっくれてる……よね?

 あたしが割ったんじゃなくて、最初から割れてて。

 …でもマリーさんも珍しく慌ててたし、勘違いされてたら……やっぱりあたしが犯人?

 あたしが割ったことになっているんなら、当然マリーさんからゾフさん、伯爵様に報告が行くわけで。

 つまりはあの高そうな鏡台を台無しにしたのはあたしということになるわけで。


 あたしは一気に青ざめた。


「クラサス様……」


「はい。ここに。そんなに震えなくとも大丈夫です。自分がこの身に代えても貴女をお守りしますから」


 なんか別次元ですごいことを言われた気がしたが、それどころではない。

 クラサス様なら確かにあの鏡台も楽に買えるでしょうけど、あたしは庶民。

 弁償しないといけないかも知れないのにどうやって落ち着けっていうんだ。

 あ、それともクラサス様の「この身に代えても」っていうのは借金の肩代わりを申し出てくれてるのかな。

 ………いやいや。すぐ人を頼るのは良くない。

 まず値段を聞いて現状把握。

 本当に無理そうならクラサス様の話に乗って、一生かけてでも返していこう。

 伯爵様に借りを作ったままだとトイチとかで利子取られそうだけど、クラサス様はそんなことしなさそうだし。


 よし。そうと決まれば。


「……あの鏡っていくらするんでしょうか……?」


「は?」


 あたしが自分の状況把握は頓珍漢だったと気づく、数分前のことだった。




†††




「あはははは!」


 伯爵様が笑ってる。

 そりゃもう愉快そうに。

 顔に似合わず伯爵は笑い上戸だというどうでもいい情報を手に入れた。


「そんなに笑わなくてもいいと思いますけど!?」


 あたしは顔を真っ赤にしながら抗議するしかない。

 マリーさんに連れられて駆けてきた伯爵様に開口一番、「弁償します…」と頭を下げたらこれだ。

 何がそんなに面白いのかよく分からないが、かれこれ数分もの間、話そうとするたびに吹き出してちっとも本題を言ってくれないんじゃ怒りたくもなる。


「いやー・・・数十年ぶりに笑ったなぁ」


 それはようございましたね。

 それにしても数十年って…バンパイアってどれくらい生きるのが基準なのかしら。

 あたしはどう見ても20代後半にしか見えない伯爵をブスくれながら観察した。


「伯爵、笑い事ではありません。この鏡の割れ方は…」


「ん?ああ…そうだね。今日は僕が付きっきりで子羊ちゃんの側に居られるからここの守りを薄くしてみたんだけど…」


 マリーさんが険しい顔をしてたしなめると伯爵様も思案顔になった。


「コンスタンティン伯爵の万全の守りならば余計な者は入ってこられなかったはずです。何故守りを薄くしたのですか?」


 クラサスが怪訝そうに聞いた。

 どうやら守りというのは魔法の一種で、王宮バンパイア最高位の伯爵様のソレを破るのは難しいそうだ。


「う~ん。…ちょっと見極めたかったから…かな」


「そういったことは我々にも事前にご相談ください。執事として他の使用人達を守るため、勧告をさせて頂きたかった」


「それについては大丈夫だよ。この辺りには皆近づけないように幻惑の魔法もかけといたから」


「そういう問題ではありません」


 ゾフさんの顔つきが厳しい。

 物語とかお芝居でしか主従関係なんて知らなかったけど、どうやら実際は絶対服従でもないらしい。

 とはいえ伯爵様は苦言を呈されても飄々と受け流してるから、やっぱり力関係的には成立してるのかな。

 それはさておきあたしはさっきからこの空気の原因が分からないんだけど…


「あのぅ…なんでそんなに鏡が割れているといけないんですか?伯爵様の守りを薄くしたって…つまりは泥棒が入ったってことですか?」


 ここ、確か三階なのに?

 言ったとたん四人に一斉に振り向かれて吃驚(びっくり)した。

 ここに来てからこうやって変に視線を集めることが多くなったけどあたしはそんなに空気が読めない人間なんだろうか。

 でもさ、あたしは貴族とかバンパイアの常識知らないししょうがないじゃん。

 そう言い訳させてもらいたい。


 ぐるぐるする思考を打ち切ったのは伯爵様だった。


「泥棒じゃない」


「え?そうなんですか?」


 あたしの部屋に高価なものが見つからず、憂さ晴らしに鏡をってことだと思ってた。

 でもそれを頭の中で改めて再現すると怖いな。もしあたしがその場にいたら殴られたりしたのかも。

 実際は日中ずっと授業で部屋を空けていたから良いが、守りとやらを薄くした伯爵様をちょっぴり恨んだ。


「違うよ。そもそもここは三階じゃないか。他の守りはそのままにしているから、侵入経路は窓からのみ。意味が分かるかな?」


 三階に、窓から?

 確かここよ窓ベランダもないはずなのに…まず間違いなく常人じゃ無理だ。

 つまり……


「魔法持ち…いや、もしかしてバンパイア……?」


「ご名答。三階の窓からの侵入はまず魔法持ちか異常に身軽な奴だけだろうね。さらに言えばバンパイアは普通にしていたら鏡に映らないが、魔力を出すと鏡はそれを吸収しようとする。そして放出した魔力の量が多すぎると鏡は割れる。蜘蛛の巣みたいな特徴の割れ方から、そこでバンパイアが魔法を使ったと判断できる」


「じゃあ今日屋敷によそのバンパイアが居たってことですか!?めちゃくちゃ危ないじゃないですか!!」


 今になってやっと先程からゾフさんたちが厳しい表情をしている原因が分かった。

 そりゃそうだよ。

 守ってくれるのが当たり前とは言わないけど、あたしが血を提供する代わりに保護してくれるんじゃなかったの?


「だから今日は君の側を離れなかっただろう?」


「そういう問題じゃないです!よそのバンパイアが部屋に来れるっていうのが…ここに住むことで安全だとか最初に言ってたのは伯爵様じゃないですか」


「守りを強く張れば本来問題はおきないよ」


 それはそうなんだろうけど…。

 平然としてるのが癪に障るわ。


「…伯爵、先程守りを薄くしたのはなにかを見極めるためだと言っていましたが、どういうことですか?」


 黙りこんだあたしに代わってゾフさんが質問した。


「どの程度子羊ちゃんの残り香で反応を示すバンパイアがいるのか、守りはどれぐらいの強度にすべきか、とか色々なことだよ」


「……それで結局、相手はどんなはバンパイアだと推測できたんですか?」


 今度はクラサス様が口を開いた。

 護衛の人だからきっとそれが一番気になるのだろう。

 あたしは聞きたいような聞きたくないような半々の心持ちだ。

 だってさ、相手がバンパイアであるかないか関係なく、他人に自分を知られててなお且つ付きまとわれてるなんて普通に気持ち悪い。知るのが怖くすらある。

 一方で現状を知っておかないと万が一の時に対処の方法を思い付かなくて困るかもという考えもある。

 あたしはとりあえず伯爵様の推論を聞くことにした。


「まず王宮バンパイアではない」


「なんでですか?」


「この鏡のひび割れ方に僕は覚えがない。ゾフはどうだい?」


「私も無いですね。それに守りが薄かったとはいえ伯爵の魔法ですから、生半可な者の仕業ではないでしょう」


 どうやらひび鏡の割れ方1つにも個性があるようだ。


「それに僕は今回忍び込まれたことに気付けなかった。魔法は弱くはしてたけど侵入したら分かるつもりだったのを器用にも掻い潜って来たんだ…かなり出来るね」


 なんか聞けば聞くだけ不安になる会話だ。

 黙っているクラサス様やマリーさんも緊張した雰囲気だ。


 不意に伯爵様は遠くを見透かすような仕草をした。

 どこか空気が変わったように感じて他の人に目を向けると「千里眼です」とマリーさんが小声で教えてくれた。

 そしてまた唐突に伯爵様はため息をついて、少し疲れたように呟いた。


「しかも子羊ちゃんの部屋以外にもダミーとして守りを緩めた場所があったんだけど、そっちには見向きもしてない……厄介な奴に目をつけられてるなぁ。本当に」


 そんなこと言われても!


 あたしは心の中だけで呟いた。




†††





.

今この話は7000字ぐらいで1話1話書いてるんですが、もっと小さく区切ったほうがいいんですかね…( ̄▽ ̄;)

きっと更新頻度は上がるんだろうなぁ…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ