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アンコントロール・エモーション

作者: さち

…好きだ。好きだ。好きだ。

君が大好きだ。


こんなに好きなのに

君への気持ちが溢れるのに

どうしたら伝わるんだろう

僕には君に伝える術がない


ある日僕は君を見つけた

恋はするのじゃなく落ちるのだと聞いていた

これか…これなんだ

気づけばすっかり落ちていたんだ


それからの僕は

君がこの世に存在してる

それだけで生きていけると思った


でも人は貪欲だ…

君の笑顔が見たい

君の声が聞きたい

君に触れたい

君の側にいたい


知らなかったよ

僕はこんなに欲しがりだったんだね

けれどこの距離が

越えられない壁のように立ち塞がる


君を思うと

苦しい…悲しい…寂しい…

でもこの気持ちは止められないんだ


どうしたら…

どうしたら君は僕を見てくれる?

会いたいよ

会って今すぐに伝えたい


とにかく君が好きなんだ

この気持ちは嘘じゃない

君と幸せになりたいんだ










…でも叶わぬ願いなんだね

知ってたよ

これが消えてなくなる夢だって


僕はずっとずっと君を好きなまま

君はずっとずっと僕を知らないまま


きっと僕は一人年老いて

今日の事を思い出すんだろう


今日僕は

僕を知らない君に

こう言うんだ


























「やっと会えたね。今日から君は僕だけのもの。

これからはずーっと二人だよ。」って。


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