表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
BACK The new generation   作者: ナスの覚醒
1章 Competent Of War
26/49

第二章プロローグ 創世の玉座

今更ですが二章をより楽しむためにプロローグ作りました。伏線バリバリあります。

 とある玉座にて、頬杖をつきながら地上界を見下ろすひとりの女神。

 そんな女神のもとへ、白髪(はくはつ)の、これまた女神がやって来た。

「あなた、冥界の仕事はどうしたの?」

 トン、トンと部屋に靴音が響き渡る。白髪の女神は優しく微笑んだ。

「大丈夫よ。あの()たちはちゃんとしてるから。それより、下の方はどう?」

 透明の床から見える、人々の喧騒。そんな中に、1人で歩く黒髪の少年が映っている。

()()はまだあまり分からないけど、いつもより激戦になるような気がするわ」

「それにしても――」

 白髪の女神は、やれやれといった表情で腕を組み、下を眺めた。

「あの男はどこにいったんでしょうね。琴提樹(きんだいじゅ)のあれもこれも、全部持っていっちゃって」

「そうね――」

 女神は頬杖をつきながら、どこか上の空のようだ。

 それを見た白髪の女神は腕を解き、1回大きくけのびをした。

「じゃあ私そろそろ冥界(むこう)に戻るね。シルちゃんも、しっかり仕事しなさいよー」

 女神は小さく手を振り、遠ざかる背中を見届けた。その背中に生える、6枚の大きな翼を羽ばたかせた背中を。


 誰もいなくなった玉座で、女神は再び下を見下ろし、そして小さく呟いた。

「天性眼……ね」


 女神たちが見守る中、能力者たちの物語は加速していく――


さて、これからどうなっていくんでしょうかね──

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ