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若干、説明会です。
「じゃ、挨拶もしたところで。早速訓練を始めるか。おいスカイ、何時くらいにここに通えるんだ?」
ガンベルグ教官に聞かれたため。予定を思い出す。友人達とは最初の一日(ゲーム内と現実の一日の概念はおなじ。ただし、ゲーム内では4時間に1回朝から夜になる)は自由行動をとり、現実二日目(つまりゲーム内でも二日目)に全員と合流する予定だ。
余談だが。ゲーム内の1日の入れ替わりも現実時間の午前0時に合わせている。朝と夜のモンスターの入れ替わりが関係しているらしい。NPCでもこれを知っているのは重要キャラクターのみらしい。
「えーと、とりあえず6回目の朝から夜あたりは大体来れます。そのあとはまだ分かりません」
つまり、現実時間の午後8時から午前12時ということだ。
自分はまだ最初の動きを決めていなかったため、拘束されたとしても特に問題は無いのだ。
「そうか。なら、ギルドに泊まっていけ」
スカイ「え、ギルドにですか?」
ギルドに泊まれるのか不思議に思ったが。職員用の宿舎とかがあるのだろうと勝手に解釈をする。
「うむ。手続きは俺がやっておく。その方が時間をうまく使えるしな」
幸運なことに宿のことを心配する必要がなくなった。FFOではセーフティゾーンとPKが存在しているため、宿などで止まらない限り安心できない。と、ガンベルグ教官が先程教えてくれていたのだ。
更には、FFOではありがたいことに、宿などでは1泊単位ではく。1ログインにしてあるという。これは運営が良い仕事をしてくれたと思う。
なお、15歳未満は非グロ化とPK防止ががかっているらしい。
よくある話で、β版でいざこざがあったらしいのだ。
「なら、1人が3日くらい担当でいいのかしら?」
オルガンさんがそう言ってきた。3人となると、ガンベルグ教官以外の3人が教えてくれるのだろうか?
「ああ、それで頼む。俺は主に座学に回るとしよう。そうゆうことだ、スカイ。週の初めにはなるべくここに来い。それと、お前は主要武器は何にするつもりだ?」
予想は当たったようだ。が、ここで思わぬ質問だ。考えてみると、各武器にメリット·デメリットがあるのは分かるが、自分では判断がつかない。こうゆう時は先人に聞くのがいいというのを、よく知っている。
「え〜と、なんとなくってのはあるんですが。······いちばん強い武器ってあります?」
俺は特に何も考えずに聞いた。······聞いてしまった。
「あ、バカ」
ガンベルグ教官が慌てて俺の口を塞ごうとしたようだが、少し遅かった。
瞬間、3人の空気が変わった。
「拳だ!」
「弓」
「魔法ね」
3人が声を揃えて言う。さらに空気が険悪になる。
錯覚かもしれないが、オーラのようなものも見えてきた。
「あーあ、やっちまったな」
いや、本当にすいません教官。なぜこうなったかは分かりませんけどね!
3人は訓練場の中央に歩いていく。
「いいか坊主よく聞けよ。拳はでんな攻撃も避けて、さらに攻撃を返せる。攻防一体、つまり最強だ」
ボーンハンドさんはストレッチをしながら、燃えるようなオーラを。
「違う。弓」
ロビンさんは弓を撫でながら、触れたら切れるようなオーラを。
「あら、寝言は寝てから言ってくれない?本当の攻防一体である魔法が最強なのよ。わかったかしら坊や」
オルガンさんはフードを被り、凍えるようなオーラを出している。
錯覚であってほしい。
「もしかして、地雷踏みました?」
「おう、4個くらい踏んだぞ。俺ら全員、自分の武器に誇りを持ってるからな」
なるほど、自分は知らぬ間に、3人のプライドを刺激してしまったようだ。
「マジですか······ん?4個?」
3個の間違いでは?と言おうと、ガンベルグ教官の方を見ると。
出していた。
地面を揺るがすようなオーラを。
ガンベルグ教官が。
「何を言ってるんだお前ら!投術が最強に決まってるだろう」
お前もか、ガンベルグ。
「あのー、皆さん?」
4人のオーラは段々と高まっていく。
そしてついに
「勝負」
始まってしまった。
読んでいただき、ありがとうございます!!!!
ゲーム内の時間計算などを変更したため、今まで書いた文に多少の修正を致しました。




