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遠くからはるか☆IF YOU CAN  作者: ヨシトミ
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第22話 デブどん4人ぶひょぶひょミキシン・ブルー

第22話 デブどん4人ぶひょぶひょミキシン・ブルー


「ハルカはうちのお客さんで、離島の子供らの教育を頼んでいる。

変わった能力の持ち主だから、俺たちの連絡に使わせてもらった。

安心しろポチャ弘、ハルカは反体制派の人間だ」


アタんぶういちおやっどんがウスミん長、ポチャ弘どんに事情ば説明すっ。


「新井悠ち言いもす、いきなり連絡しっせえすんもはん」

「おっ、ハルカは昔人みたいだな…俺にも見えるぞ、ハルカの姿が。

しかしこれだけむきむきの見事な身体だ、冒険者らにさらわれたりしないのか?」


ポチャ弘どんはクレアボヤンスが先で首ばひねりよった。


「ポチャ弘どん、なして? …しもた、ウスミん長さあじゃった」

「ポチャ弘で構わんよ。ほらさ、はやとん国の原住民は顔のくっきりした美形が多いだろ?

それじゃすぐにさらわれて売られてしまう、だから皆がんばって太るのさ。

今じゃ太ってる事が美になってしまったけどな」


身ん安全ば守っためん…悲しかあ、こん国んデブにこげん事情があっとは。


「今日ポチャ弘どんに連絡したとは、ちいと大事な話がしたか」

「まあ想像はつく」

「冒険者らにゃ聞かれとなか…だからよ、そこでおいが出番じゃっど。

こん方法なら傍受も検閲もされん、いつでんおいが事連絡に使いやんせ」

「そりゃ危険な話だな、もちろん俺ら原住民の決起についてだろうな?」


ポチャ弘どんは焼酎ば一口すすりよった。

つまみはつけあげらし。


「ポチャ弘、離島のブタ元が決起を言い出したんだよ。

それでハルカが俺らに連絡してくれたんだ」

「ブタ元のとこの子らが冒険者らの襲撃を受けたし、うちのヒユガも襲撃を受けている。

もちろんぶういちのアタだって無事じゃない」


ぶういちおやっどんとデブ久どんが、ポチャ弘どんに事ん経緯ば説明した。


「…ウスミにも冒険者らが来ている、今までとは違うやつらだ。

いつもの乱暴狼藉とは違う、たぶん国の取り合いだ。

ハルカ、離島のブタ元をこの話に加えたい。出来るか?」

「出来っ…」


おいは会話ん端っこば伸ばすイメージした。

離島んウドんおやっどに目標設定すっ。

彼は自宅ん外で網ん手入ればしちょった。

そいからテレキネシス、おいはウドんおやっどに話しかけ始めた。


「ウドんおやっど、ウドんおやっど、カゴ島ん新井悠です…」

「はるか先生…どうした? 同志らに連絡はついたか?」

「ブタ元、俺だウスミのポチャ弘。その話に乗った」

「言い出しっぺはお前らしいな、ヒユガにもあいつら来てるよ」


ポチャ弘どんとデブ久どんが割り込んで来よった。


「ポチャ弘にデブ久!」

「ハルカの能力を使うとはお前もやるな、さすがはやとん豚」

「ぶういちまで! ぶひょ、全員勢揃いかよ」


とりあえずこいで地域ん原住民が長ばつないだ。

おいは黙っせえ彼らん話ば聞く事にした。


「とりあえず各地域の原住民で話し合いを行いたい」

「了解…でもヒユガはちょっと散らばっている、ハルカの手を借りたい」

「ウスミは一度話し合いをした、決起で合意している」

「うちんアタは首都だから冒険者らが多くて、なかなか集まれない。

やっぱりハルカの力を借りて、一度話し合いをしてみるつもりだ」


デブんおんじょ4人は本題ん入っせえ、ぶうぶう言うた。


「ところで最近来る冒険者らだが、今までとは違う。

ウドとテクラははるか先生が敵を倒して助けてくれたが…これをどう思う?」

「確かにおかしい、普通なら国軍が他の勢力を退けるはずだ。

いつもヒユガの北端の国境で警備しているはずの国軍が少ない」


デブ久どんが国境ん警備ん様子ば話してくいた。

…心当たりがあっ。


「あいつらだって他の勢力を退けて、この国を支配したはずだ。

そんなに弱い訳がない、ウスミにまで他勢力が侵攻するとかただ事じゃない」

「アタは逆に厳戒態勢が敷かれてあるらしい、兵力が集中している。

王宮も出入り出来る業者が相当に限られている」

「それって絶対国の上層部で何かあったよな…内乱とか」


ポチャ弘どんがコップば置くと、たばこに火ば点けっせえ言うた。

ぎくう! わっぜか心当たりがあっど。


「あ、あのですよう…みんな」

「どうしたハルカ?」


アタんぶういちおやっどんが、隣で振り向きよった。


「おい、わっぜか心当たりがあっと…」


おいはもじもじしっせえ、口ごもった。

じゃどん言うとは今しかなか、こん原住民ん長が集まっちょっ今しかなか。


「はるか先生、何か見たのか?」

「おいが国王さあうっ殺してしまいもした…王宮んおっ同志んためん」

「は?」


皆は一斉においに注目した。


「ぶひょ! ちょっ…ハルカ?」

「ハルカ、相手誰だかわかってんのか? 国王だぞ? 最強の冒険者だぞ?

こんなウスミとか地域の豚とは訳が違うんだぞ?」

「マジかよはるか先生、そりゃ他勢力も攻めて来るわ」

「ハルカ、王宮にいる同志とは誰だね? 王宮は敵の本丸だぞ、そんなとこに同志が?

てか、時々店に直接来るなと思ってたら王宮に出入りしてたのか」


おいは皆ん一斉攻撃ば受けっせえ、縮こまった。

やっぱい! おいがしでかした事は太てか。


「王宮ん同志は直さんち言うて、こん『はやとん国』が王妃じゃっど…」

「王妃さまが…!」

「王妃さあは単独で王宮に潜入しちょっ同志、ひょんな事で出会うてしもうた。

民間出身じゃから、原住民が事情も良うわかっちょっ」

「はるか先生は王妃さまといい関係なんだよ、うちの子が言ってた」


ウドんおやっどんブタ元どんがいきなり、とんでもなか事ば言い出しよった。


「マジ? それって不倫じゃね?」

「いや、不倫だから邪魔な国王殺したんだよ…よくある痴情のもつれだな」

「痴情のもつれが国王殺しかよ、さすがハルカ。

ハルカって、もしかして俺らより強いんじゃねえか? てか戦えるんだ?」


ポチャ弘どんは嫁じょからつけ揚げん新しか皿ば受け取っせえ、一枚食いながら笑うた。


「はるか先生は戦える、ウドとテクラが見ている。

複数人の敵を相手に無双したらしい…敵がかわいそうなくらい」

「何だそりゃ、チートかデブ元?」

「先代の頃に軍師を務めたナカムラ先生も、相当のチートだったと言う」


ぶういちおやっどんがふと「ナカムラ先生」ち言うた。


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