表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/5

進化の結果

「んっ……?ここは……」

目を覚ましたのは森の中。ただ、暖かく優しい雰囲気魔力を感じる。

(クロがここに飛ばしてくれたの……)

心の中でお礼を言い、現状の把握をする。まずは格好だ。全裸。なぜ。

「……ん?なんで、自分の体がはっきり見えるの?」

かつての魔法の代償に失ったはずの左目から感じる世界の感覚。

「写せ、虚構を。」

短い詠唱で鏡のようなものを出現させる。そこにいたのは右目は銀、左目は赤のオッドアイ。左目を縦に裂くようにしてある青い幾何学的な模様。白っぽい肌に薄く輝く金の髪。

(誰やねん……)

関西弁で突っ込みたくなるほど美しく、現実離れしていた。ステータスは

擁名:ロキ・アイソレータ

旧名:莉子

種族:観測者(オブサーバー

レベル:9999

体力:unknown

攻撃力:unknown

魔力:unknown

契約精霊:クロ(仮眠中)

(なんか、分からんのが増えた!?)


観測者オブサーバー

進化を遂げたもの。ひとを卒業したことを示す。恩恵はレベルがカンストする。

オブサーバーの

ステータス・unknown

この世界の理から外れた証拠。観測者の称号が無いと達成できない最強の域。数得られないほど膨大な量。無限ではないが、現在、このステータスを持つものは1人しかいない。

(見た目の変化は!?)


進化の恩恵

見た目が変化する。正確には肉体が変化し魔法を使うのに最も適する物に作り替えられる。欠損部位があった場合はそれを補う為に進化の前に倒したものの魔石を核として魔具を作り肉体に適用させる。

(うん?魔石ってなんだ?魔具?)


魔石

魔物、魔族を、倒すと手に入る。

生きた時間が長いほどおおきく純度の高いものが生まれやすい。生活や武器などに使われる。

魔具

何らかの原因で魔石自体が変化しアーティストとなったもの。価値は計り知れない。

(このながれだと、私の左目って……)


アーティスト:魔眼

魔王の魔石を核に作られた目のアーティスト。広域探知と魔力察知を最高クラスでパッシブ化する。武器の性質や魔物の魔石の位置がひと目でわかる。

(ですよねー)

そのステータスを、確認した直後に強い気配を感じる場所、魔窟へと駆け出していた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ