バトってみた
本当につまんないから面白くなるまで放出!
ようやく王国を抜けるとライとウロにかなり質問攻めに合った。
しょうがないか、結構特技バンバン使ったからな。
「隠してる特技教えてください!」
「そう言っても、ほとんど使うのは瞬動、空破戦術、振動刀、後、近接戦闘は全て使える。他の特技は今はほぼ使えないといって良い。」
「本当ですか。」
2人して疑り深いな。
「正直言って有る。成長神身と言う特技だが、室内じゃないと使えない。しかし、現在の使える者の中では最強奥義だろう。」
「やっぱり!どういう特技何ですか?」
「それは攻撃をわざと受けて吹き飛ばされ、吹き飛ばされた威力を壁もしくは天井、床にカウンターして速度及び攻撃力を上げてすれ違いざまに攻撃、振り替えって衝突の時の力をカウンターして速度及び攻撃力を上げる。
また、攻撃受けたらそれを更にカウンターして速度及び攻撃力を上げる。この繰り返しだ。これを続けると誰も俺に追い付けなくなる。」
「それを、7つのブラバッ!」
取り合えず、カナに何を言うか分からないが、著作権に入らぬようドロップキックを喰らわせる。
「「やはり、眷属ににしてください(頂けぬだろうか)!」」
「眷属?何だそりゃ?」
ただ、連れていくだけでは駄目なのか?
「眷属なれば、私達のステータス確認ができて、私達が使う魔法が使えます!」
「うん、微妙。」
「何でですか!」
「筋力がみれないステータスなんぞどうでも良い。さらに魔法要らないのにどうしろと?」
得もなければ損もない。微妙以外どう評価しろと言うんだ。
「ウロちゃん、ライちゃんはどんな魔法使えるの?」
「時空魔法が使えます!」
「雷竜魔法が使えるぞ。」
「ユニーク魔法でた!眷属にするのはどうすれば良いの?」
「多少の血があれば、出来ますけど・・・」
「こら待て、カナ!」
「ケイ手を出しなさい!」
「だからしねえ言ってんだろうが!」
「眷属にしなさい!」
第一なんでカナに決められなきゃ行けないんだ!
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15分話し合った(口喧嘩とも言う)結果、戦いで決着をつける事になった。
「一瞬で終わらせてあげるわ!」
「高く延びた鼻、へし折ってやる!」
「じゃあ開始の合図は世界滅亡爆弾が爆発するのと同時ね。」
「「断行拒否する!殺す気か!」」
俺はカナに突っ込んでいく、ふっ、カナなんて1%の力で対処可能だ。例え魔法が強くても、それは変わらない。カナも前方にストームを起こすと俺と同じ様に、突っ込んでいく・・・ストームに、
おい、こら何する気だ!?
「ケイ止まりなさい!」
「何しようと・・・」
「敗北を認めなければ私のストームに突っ込むわ!」
・・・こいつ
「容赦ねえな。」
「こんな中二病設定をしない何て考えられないわ!それに・・・」
カナが一旦話を切る。
「ケイに私を倒せない。だって、ケイは誓ったもの、私を必ず守るって。」
なるほど、カナの作戦がようやく分かった。俺に眷属契約させるためじゃない。誓いを破らせるためだ。
今までずっとカナは俺にこの誓いを破らせようと必死だった。何度嵌めようとしたのか数え切れない。今回うっかり忘れていた。異世界召喚に気が回って気付かなかったのだ。
これは俺の落ち分だな。
しかしこれしきどうと言うことはない!
俺は片手で空気を振動させて膜を作り、ストーム包み消した。
「ATフィ・・・ジャバラッ!」
ドロップキック!
「毎回なんかネタ挟まないと生きていけねぇのか!この馬鹿!」
とにかく終わり・・・ってあれ?
「ヒックッ、ズズッ!」
「カナぁ~?まさか泣いてる?」
「痛かったようヒックッ」
周りからの突き刺さる目線を軽~く無視して
ガチャ
「ケイくん何してるのかな?」
俺の頭に付けられたライフルの銃口が俺の無視を打ち砕いた。
「俺は何もしてな・・・・・」
パヒュン!目にも止まらぬ速さで俺の横を通った。
動体視力自信あったんだが・・・
「答え方には気を付けろ。」
「ちなみに弾速いくつ?」
「マッハ」
その言葉とともに威嚇射撃で横にそれた銃口が、俺の頭に再び突き付けられる。
さすがに0距離は避けるも、防ぐも無理か。
「要求は?ってまあ、分かってるけどよ。」
「分かってるならそれで良い」
ええい、こうなったらヤケクソだ!
「眷属契約してやるよ!」
その言葉に、マリの鋭い目と銃口が頭から離れた。