王都脱出(やり過ぎちゃいました)
着地すると周りを見る。
マリを見ると、全員ぶっ飛ばされていた。いや、1人残ってる
「我が軍の敗けだ殺せ!」
「分かったわ。」
そしてスカートからゴトンと特大のダーツの矢の様だ。って、あれ?青い狸がネズミ撃退の為に出した爆弾に似ているような・・・ちょっと待った!
取り合えず、最後の1人に回し蹴りを食らわせて意識を落とす。そして世界滅亡爆弾(仮定)を掴み天空に向けて全力でぶん投げる!
うん、この星の重力から逃れたようだ。是非ともこの星以外の星で安全(?)に爆発してほしい。
「何しようとしてんだ!」
「何ってトドメ差すだけだったわよ?特大の麻痺薬注射だし。」
「勘違いするような塗装するな!」
マリを空手チョップを喰らわせて叱った後、ホークとライに向かう。完璧な圧勝のようだ。まあ、強力な魔法使いとドラゴンじゃあ、当たり前か。ライが近付いてくる。何だ?
「主、ウロを精霊にして頂けませんか。」
「なん・・・」
あれ?振動刀してないのに震えているような?
精霊の姿に戻してやる。
「おえぇぇ~」
「ひぃ!」
いきなり吐きやがった!もしかして振動刀で酔ったとかか?これは使い方を気を付けなきゃな。
最後にカナの所に行く。完璧に敵を倒せているが、涙目だ。幼馴染みだからよく知ってる。あの顔はなんかやらかした顔だ。
「ケイィー、メテオストライクが止まらないよぉ。」
俺と、マリ以外の3人が青くなる。ホークの口から漏れたのは
「超広範囲無差別魔法」
と言う言葉だった。
「・・・ニゲロ」
俺の棒読み命令でホークが先にさっさと逃げ、俺達はライに乗って全力で逃げた。
こうして王国から逃走した。
ー助けて
ーママ
ーあぁぁ!
以後の王都からの声は聞かなかったのは分かっての通りだ。ただ一言送る言葉は
goodlack
1章終了・・・多分