☆始まりはいつでも突然である☆
至らぬ点等多々あるかとございますがよろしくお願いしますm(__)m
【 第0章:プロローグ 】
村人が言う。
この村に災いをもたらすモンスター達を退治してくれ……と…
正直…面倒な話だ。
いつからだろう…
俺が勇者と呼ばれるようになったのは…
そう。あれは確か…
偶々ある村に居た時の事。
その村で飯を食べてた時にこれまた偶然山賊が現れて、暴れ出した…
それを俺が止めたんだけど…
だけどね?彼等はきっと俺じゃなくても追い払えたから。
俺はただあいつ等が五月蝿くて、飯も食えなかったからね?
ちょっと文句言っただけだったのにあいつ等は一目散で逃げて行ったわけ…
他にも違う村でモンスターをやっつけたこともあったけど…
それもさっきのとそう変わらない。
モンスターはめちゃめちゃ弱かったし、あの時は空腹のあまりにモンスターと食料(獲物)の区別も出来なかっただけで…別に村の為でも何でもなかった。
まぁ正直、そのお礼とか言って村の人がたまに、うまい飯や感謝料何かをくれる時は俺も調子に乗って、彼等の持て成しに甘えたのは…事実だけど…
そんなこんなでいつの間にか俺は他人から勇者なんて呼ばれてる。
…でも俺は勇者じゃない。
俺のこと、勇者なんて呼ばないでくれ…頼むから……