表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/32

**欧州で血を流す「参戦国日本」**

① 欧州と海での日本軍の激闘

西部戦線:日本遠征軍の塹壕戦

◆ 配置

• 1918年春〜:

• 約10万の日本遠征軍がフランス北部へ。

• 英軍正面の一角を担当。

• 主力:

• 歩兵師団+野戦砲兵。

• 英仏式装備を急速に導入。

◆ 主な激戦:1918年「アルトワ防衛戦」(IF)

• ドイツ春季攻勢の一部として:

• 日本軍正面に猛攻。

• 数日間:

• 機関銃・砲撃・毒ガスの嵐。

• 日本軍は:

• 甚大な損害を出しつつも陣地死守。

この戦いで:

「肉弾突撃は無意味、

火力と連携こそが命」

という認識が陸軍全体に刻まれる。

◆ 1918年夏:局地反攻

• 英仏と共同で限定反撃。

• 初めて:

• 戦車・航空支援と連携。

• 成果は小さいが:

日本軍が**“近代連合戦の一翼”**として評価される。

---

地中海・インド洋:海軍の対Uボート戦

◆ 派遣艦隊

• 巡洋艦・駆逐艦を主力に:

• マルタ、アレクサンドリア、アデンを拠点。

• 護衛対象:

• 英仏の兵員・穀物・石炭・インド兵輸送船団。

◆ 激戦と損害

• 1917〜18年:

• Uボートの雷撃で:

• 日本輸送船・駆逐艦が被害。

• 夜間雷撃や機雷で:

• 予想外の損失。

だが:

• 聴音機・爆雷を英軍と共同改良。

• 船団方式を徹底。

結果:

日本艦隊の区画で撃沈率が大きく低下し、

“最も安全な護衛”と評価される。

---

極東:二次的だが重要な戦線

• シベリア・中国沿岸:

• ドイツ仮装巡洋艦や補給拠点の掃討。

• 南洋:

• 島嶼防備を固め、英豪との共同警備。

極東では:

**「連合国の後背安定」**を日本が保証。

---

② 国内:総力戦が生んだ“日本の工業革命”

欧州で血を流す一方、

国内ではかつてない工業ブームが起こります。

---

造船業:爆発的成長

◆ 需要

• 英仏から:

• 商船・輸送船・護衛艦の大量発注。

• 日本政府:

• 遠征軍輸送と補給のため、

• 国家総動員で造船を拡大。

◆ 主な拠点

• 横須賀・呉・佐世保

• 神戸・長崎・横浜の民間造船所

結果:

• 1916〜19年で:

• 造船量が史実以上に急増。

• 日本は:

“世界有数の造船国”として認知される。

---

鉄鋼・重工業の飛躍

◆ 八幡製鉄所を中核に

• 英仏の資本・技術協力。

• 軍需と船舶需要で:

• フル稼働+増設。

◆ 新興企業群

• 三菱・三井・川崎・住友が:

• 兵器・機関・車両・鋼材を大量生産。

• 工廠・民需工場が:

• 全国に拡大。

結果:

日本は

「軽工業中心」から「重工業国家」へ

決定的転換。

---

兵器生産と技術導入

• 英仏から:

• 火砲・機関銃・弾薬のライセンス。

• 航空機:

• 欧州最新機の分解研究と国産化。

• 化学:

• 火薬・爆薬・ガス防護具の国産化。

これにより:

日本は近代戦フルセットの生産基盤を獲得。

---

労働と社会の変化

• 都市への人口流入。

• 女性労働者の急増。

• 長時間労働・物価高騰。

結果:

• 労働争議・米騒動的な動きが

史実以上に早く・強く発生。

• 政府は:

• 配給・価格統制・治安対策を開始。

日本社会は:

“総力戦型近代国家”へ急速に変質。

---

金融と貿易黒字

• 英仏への輸出:

• 船・鋼材・繊維・兵器。

• 決済は:

• 金・外貨・権益。

結果:

• 日本は:

• 巨額の貿易黒字。

• 東京は:

ロンドンの補完的金融市場へ成長。

---

前線と銃後の“相互作用”

この世界線で重要なのは:

前線の教訓 → 工業へ

• 「火力・弾薬・車両・通信が足りない」

→ 国内で増産・改良。

工業の成長 → 前線へ

• 新型砲・弾薬・車両が

遠征軍に順次投入。

日本は:

“戦場と工場が直結した近代戦国家”

を初めて経験する。

---

結果としての日本(1919年頃)

戦争中盤〜後半を経て、日本は:

• 欧州戦線を経験した実戦国家

• 重工業・造船・鉄鋼を備えた工業大国

• 英仏と血で結ばれた同盟国

• 極東とインド洋の安定を担う列強

となり、

もはや

「極東の新興国」ではなく、

世界大戦を戦い抜いた“主役級の列強”

として扱われる存在に変貌します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ