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フランス戦線

前提整理:1939〜1945年春の西部戦線

• 1939年9月:独のポーランド侵攻

→英仏日が対独宣戦。

• 以後:

• マジノ線 vs ジークフリート線で対峙。

• 小規模な攻防と砲撃、空襲のみ。

• 本格地上戦なし。

• 連合国側の戦略:

海上封鎖で独を疲弊させ、

正面防衛で持久。

• ドイツ側の戦略:

東方で決着をつけてから、

西で一気に勝負。

---

フランスは6年間“戦火を免れた前線国家”であり、

国土が本格侵攻されるのは1945年が初。

---

1945年4月末:決戦前夜

ドイツ

• 東方:

• ソ連崩壊、主力を西へ。

• 国内:

• 戦争疲弊はあるが、

• 東方生存圏の資源で持ち直し。

• 外交:

• 1945年4月:米独伊三国同盟成立。

• 決断:

「今こそ西部戦線に決着をつける」

連合国

• 配置:

• 主力はマジノ線・国境正面。

• アルデンヌは二線級。

• 認識:

• 「独は東方で疲弊、

大攻勢は不可能」。

---

6年の膠着が“思考停止”を生む。

---

作戦:1945年5月 アルデンヌ突破

作戦名

ヴォータン作戦(Operation Wotan)

目的

1. アルデンヌを突破。

2. マジノ線背後へ出て補給線遮断。

3. 機甲部隊でパリへ電撃進撃。

4. フランスを短期で戦争から脱落させる。

---

1940年が無かったからこそ、

“想定外の奇襲”としての価値が最大。

---

兵力

ドイツ

• 装甲師団:15個以上

• 機械化・歩兵師団:40個以上

• 戦車:

• パンター後期型、ティーガーⅡ。

• 空軍:

• Me262ジェット戦闘機の集中投入。

• 砲兵:

• 大量の重砲・ロケット砲。

英仏日

• 師団数では互角以上。

• ただし:

• 分散配置。

• 重火力は要塞線に固定。

---

1945年5月3日:攻勢開始

開幕

• 未明:

• 砲爆撃と航空攻撃。

• 濃霧の中、装甲部隊が突入。

• 対応:

• アルデンヌの仏軍は初動で後退。

• 予備投入を要請するも遅れる。

---

6年間“静かな戦線”が一夜で崩れる衝撃。

---

5月4〜7日:突破

• 独装甲部隊が次々と防衛線を突破。

• 工兵が即席橋でマース川渡河。

• 連合軍の反撃は航空支援不足で頓挫。

---

アルデンヌはもはや障害ではない。

---

5月8〜15日:フランス平原へ雪崩

進撃

• スダン → ランス → シャロン。

• Me262が連合軍航空隊を圧倒。

• フランス上空の制空権喪失。

地上

• 機甲部隊が1日60km以上進撃。

• マジノ線背後の鉄道・補給拠点を制圧。

• 要塞線守備軍は背後遮断で孤立。

---

“鉄壁のマジノ線”が無意味になる瞬間。

---

フランスの衝撃(5月中旬)

政府・世論

• 5月12日:

• パリ緊急会議。

• 認識:

「我々は6年間、

戦争の“本番”を経験していなかった。」

• 政府:

• トゥール、さらにボルドーへ退避準備。

• 国民:

• 初めての大規模避難。

---

“初侵攻”ゆえの心理的打撃は1940年以上。

---

日英の反応

英国

• 大陸派遣軍の撤退準備。

• 海峡防衛を最優先。

日本

• 欧州派遣軍:

• ロレーヌ方面で包囲の危機。

• 大損害を出しつつ後退。

• 東京:

• 「欧州戦局は決定的に不利」と認識。

---

5月23〜25日:パリ陥落

• 5月23日:

• 独先鋒がパリ市街突入。

• 初めて戦火に晒される首都。

• 抵抗は散発的。

• 5月25日:

• 行政中枢掌握。

6年間無傷だったパリが、

わずか3週間で陥落。

---

5月末の戦局

ドイツ

• 北仏とパリ制圧。

• マジノ線背後を完全遮断。

• 次:

• 南仏進撃 or 休戦強要。

フランス

• 初めて国土が蹂躙され、

• 軍と政界に休戦論が急浮上。

• 抗戦派は:

• 植民地・亡命政府での継続を主張。

英国

• 大陸戦力をほぼ喪失。

• 本土決戦を覚悟。

日本

• 欧州戦力の壊滅。

• 英と共に「最後まで戦う」か、

それとも戦略転換かで議論。

米国

• 同盟国独の勝利を確信。

• 物資支援を公然化。

• 太平洋での行動準備を最終段階へ。

---

歴史的意味

この世界での1945年アルデンヌ突破は:

• フランスにとって:

1939年から続いた“未体験の戦争”が

一気に現実となった瞬間。

• 欧州にとって:

戦局が初めて決定的に動いた瞬間。

• 世界にとって:

米独伊同盟が“勝者陣営”として

姿を現した瞬間。

史実1940年侵攻が無い分、

衝撃度・象徴性は史実以上。

---

結論

1945年5月のアルデンヌ突破とフランス侵攻は、

• 6年膠着した西部戦線を一気に崩し、

• フランスを初めて本格的に戦火へ引きずり込み、

• 英国と日本を欧州から叩き出し、

• そして――

米国が“横須賀空襲”で参戦する

世界大戦の引き金

となる、

この世界線最大の転換点になります。

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