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1939年9月~1940年初頭の西部戦線

全体像:

この時期は後に 「第二の静かな戦争」 と呼ばれる。

• 陸:国境線はほぼ沈黙。

• 空:偵察と小規模爆撃のみ。

• 海:限定的な経済戦。

• 政治:互いに“次”を見据えて様子見。

---

1939年9月:宣戦と静寂の始まり

英仏日

• 9月3日:対独宣戦布告。

• だが:

• フランス軍はマジノ線に展開。

• 英遠征軍(BEF)は北仏に上陸し、防御陣地構築。

• 日本は:

• 欧州に象徴的部隊と連絡将校団のみ派遣。

• 主力は海上護衛に投入。

作戦方針:

「守りを固め、消耗を避ける」

ドイツ

• 西部国境:

• ジークフリート線に最小限の部隊。

• 主力:

• ポーランド戦の継続と占領。

• ヒトラー:

「西は吠えるだけだ。

我々の使命は東にある。」

---

1939年10月:国境の小競り合い

サール地方

• 仏軍が:

• 偵察的に国境を越え、

• 小村落を占拠するも、

• 独の反撃と補給不安で後退。

• 目的は:

• 攻勢ではなく“示威”

---

史実のサール攻勢よりも消極的。

空中戦

• 双方とも:

• 国境付近での偵察と小規模空戦のみ。

• 都市爆撃は:

• 相互自制。

---

1939年11月:静かな膠着

ポーランド全土占領完了

• 独は:

• 西部での大戦を避けたい姿勢を強化。

• 西部戦線:

• 実質的に防御だけ。

英仏

• 冬を前に:

• 陣地構築と訓練。

• 世論:

• 「戦争なのに何も起きない」という不満と安堵。

米国

• 中立を再確認。

• 独との通商は継続。

• 英仏日は:

• 米船への干渉を避ける。

---

1939年12月:冬の沈黙

冬将軍

• 厳寒で:

• 大規模作戦は困難。

• 国境地帯:

• 塹壕と哨戒のみ。

海上

• 英海軍:

• 北海〜大西洋で封鎖を強化。

• しかし:

• 米独貿易航路は事実上黙認。

• 独:

• Uボートで英仏日の商船を攻撃。

• 米船は原則回避。

---

「撃つが、撃ち切れない」経済戦。

---

1940年1月:嵐の前

ドイツ

• ポーランドに:

• 東方侵攻用の兵站集積。

• 機甲師団・空軍主力を東へ移動。

• 西部には:

• 最小限の防御部隊のみ。

英仏

• 偵察で:

• 独主力の東方移動を察知。

• しかし:

• 「東で独ソが衝突するなら好都合」と判断。

• 政治的決断:

攻勢に出ず、様子見。

日本

• 欧州情勢を:

• 極東の対ソ戦略と連動して注視。

• 海軍:

• インド洋・スエズ航路の護衛強化。

---

1940年2月:緊張の中の沈黙

• 陸上:

• 砲撃と哨戒のみ。

• 空中:

• 偵察機同士の小競り合い。

• 海上:

• Uボートの戦果がじわじわ増加。

• 英仏日は船団方式を強化。

世論

• 英仏:

• 独:

• 「このまま終わるのでは?」という淡い期待。

• 「東で決着をつける」という戦時高揚。

---

この時期の意味

1. 独に準備の時間を与えた

• 東方侵攻の兵站と再編が完成へ。

2. 英仏日の消極姿勢

• 後に「最大の機会を逃した」と批判。

3. 経済戦の半端さ

• 米独通商が独の戦争継続を支える。

4. “戦っていない戦争”

• 各国民に不思議な空気。

---

結論

1939年〜40年初頭の西部戦線は:

陸:マジノ線とジークフリート線に籠る完全膠着

海:不完全な封鎖とUボート戦の始まり

空:偵察中心で都市爆撃なし

政治:誰も決断せず、次の嵐を待つ

という、

**「静けさの中で運命が決まっていく時期」**となります。

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