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1938年の中華(中国)

1938年・中華の全体像

名目上は南京国民政府の統一国家。

実態は――

「独ソ米が介入し、

日英仏が“戦争化を抑え込む”

列強角逐の緩衝地帯」

• 中央政府:南京(蒋介石)

• 実効支配:約6〜7割

• 共産勢力:西北で健在

• 軍閥:地方で半独立

• 満州:国際共同開発区(日本主導・中国主権)

---

政治

南京国民政府

• 蒋介石が権威主義体制を確立。

• 国是:

「反共・建国・秩序」

• ドイツ顧問団の影響で:

• 党国体制の中央集権化

• 秘密警察と情報網の整備

• 官僚制の合理化。

• 腐敗は残るが:

• 史実より統治能力は高い。

共産党(中共)

• 根拠地:

• 陝西・甘粛・寧夏。

• 毛沢東指導部が健在。

• ソ連の:

• 武器

• 顧問

• 資金支援。

• だが:

• 沿岸進出も全国拡大も困難。

• 評価:

「消せないが、勝てもしない存在」。

地方軍閥

• 広西・雲南・四川など。

• 南京に名目服従。

• 日本・英仏の調停で:

• 大規模内戦は回避。

---

軍事

国民革命軍

• 総兵力:約200万。

• 中核:

• 独式師団8〜10個(精鋭)。

• 装備:

• ドイツ製小火器・火砲。

• 指導:

• ファルケンハウゼンら独顧問。

• 米国:

• 車両・通信・航空機の一部供与。

• 作戦思想:

「拠点制圧と包囲で共産圏を圧迫」。

共産軍

• 20〜30万。

• ゲリラ戦主体。

• ソ連製小火器・無線。

日本

• 華北・満州で:

• 鉄道・港湾の治安維持。

• 顧問団を派遣。

• 直接介戦は避ける。

---

経済

沿岸都市

• 上海・天津・青島:

• 日英仏資本+ユダヤ資本で繁栄。

• 米資本も参入を狙うが二番手。

• 金融・貿易・軽工業の中心。

• 上海:

• 欧州難民流入で国際都市化。

満州国際開発区

• 新京・大連:

• 鉄鋼・機械・化学の重工業。

• 日本主導+英仏ユダヤ資本。

• 中国最大の工業基盤。

内陸

• 農業中心、貧困。

• 共産党の土地政策で一部支持。

---

国際関係

日英仏ブロック

• 目的:

中国を“戦場にしない”

• 南京政府の後見。

• 満州の国際管理維持。

• 共産党には敵対的。

ドイツ

• 国民政府最大の軍事後援国。

• 中国を:

**「反共の東方防壁」**として育成。

• 顧問団・兵器供与拡大。

ソ連

• 中共支援継続。

• 表向きは南京とも外交関係維持。

• 狙い:

中国内に親ソ拠点を保持。

米国

• 欧州進出に失敗し、中国を次の舞台とする。

• 南京に:

• 借款

• 財政顧問

• 教育・宣教活動。

• ドイツと:

• 中国問題で実務協力が進行中。

• まだ影響力は限定的だが:

• 存在感を増しつつある。

---

1938年の中華の空気

• 南京政府:

• 「今こそ統一を」と焦る。

• 都市部:

• 近代化への期待と列強依存への不安。

• 農村:

• 貧困と共産党の浸透。

• 列強:

• 中国を**“次の大戦の火薬庫”**として注視。

---

歴史的評価(後世)

「1938年の中国は、

崩壊を免れたが、

自立には遠く、

列強の影の下で

統一を模索する“未完の国家”であった。」

---

まとめ

1938年の中華は:

• 南京国民政府が主軸

• ドイツの軍事支援で中央軍は精鋭化

• ソ連が中共を支え続ける

• 米国が後発参入し独と協力模索

• 日英仏が“安定装置”として君臨

• 完全統一

• 共産党の壊滅

• 列強の影響排除

という、危うい均衡状態にあります。

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