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日本海軍の「条約外艦」=護衛・補助艦艇群

1. この世界で条約外艦が重視される理由

史実日本:

• 決戦主義 → 護衛軽視 → 海防艦整備が遅れた。

IF世界:

• 欧州派兵でUボート戦の脅威を体感

• 英海軍から護衛戦の重要性を学習

• 英日同盟で世界規模の通商路防衛を分担

---

「条約艦で戦い、

条約外艦で海を守る」

という発想が早期に定着。

---

2. 主力:海防艦(IF・前倒し整備)

史実:

• 海防艦(丙・丁型など)は1943年以降。

IFでは:

• 1930年代前半から計画・量産開始。

IF海防艦A型(基礎型)

• 起工:1932年頃〜

• 基準排水量:700〜800t

• 主砲:12cm砲×2

• 対空:25mm×数門

• 対潜:

• 爆雷投射機・投下軌条

• ソナー(英式ASDIC)

• 速力:18–19kt

• 航続力:5,000海里/14kt

• 乗員:120名前後

役割:

船団護衛

対潜哨戒

沿岸警備。

隻数:

• 1930年代後半までに20〜30隻。

---

史実の海防艦+英スループの折衷。

---

IF海防艦B型(量産型)

• 起工:1936年以降

• 排水量:600t級

• 武装:A型と同等か簡略。

• 特徴:

• 構造簡易化

• 民間造船所でも建造可。

隻数:

• 30〜40隻規模。

---

大戦前から

50隻以上の海防艦戦力を確保。

---

3. 小型駆逐艦・二等駆逐艦

史実:

• 樺型などはWWI型で旧式。

IFでは:

• 護衛重視から:

• 「一等駆逐艦より小さいが、外洋航行可能」

• 速力より航続力と対潜力重視。

IF二等駆逐艦型

• 起工:1930–33年

• 基準排水量:900〜1,100t

• 主砲:12cm砲×3

• 魚雷:53cm×2〜4(最低限)

• 対潜:爆雷多数、ソナー

• 速力:28–30kt

• 航続力:4,000海里

隻数:

• 12〜16隻。

役割:

船団護衛

護衛駆逐艦の指揮補助

駆逐艦不足時の穴埋め。

---

英のHunt級の先駆け的存在。

---

4. 掃海艇・哨戒艇群

掃海艇

• 排水量:500t級

• 武装:76mm砲+機銃

• 隻数:20隻以上

• 役割:

港湾・航路の機雷掃海。

哨戒艇(PC型)

• 排水量:200〜300t

• 武装:40mm/25mm+爆雷

• 隻数:30隻以上

• 役割:

沿岸哨戒・近海護衛。

---

海上交通の“毛細血管”を守る存在。

---

5. 補助巡洋艦・武装商船

IF世界では:

• 英と協同し:

• 平時から有事転用前提の商船設計。

• 武装:

• 12cm砲・対空機銃・水偵。

隻数:

• 改装候補:10〜15隻。

役割:

遠洋護衛

通商保護

仮装巡洋艦迎撃。

---

6. 組織と運用

護衛司令部の設置

• 1932年頃:

• **連合護衛司令部(仮)**創設。

• 管轄:

• 本土〜満州

• 南方〜インド洋

• 太平洋航路。

護衛隊編成

• 1護衛隊:

• 海防艦4〜6

• 小型駆逐艦1〜2

• 司令艦:軽巡 or 特務艦。

---

平時から護衛専任部隊が常設。

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7. 英海軍との連携

• 装備:

• ASDIC、爆雷投射機、通信方式の共通化。

• 演習:

• インド洋・南シナ海で英日合同護衛演習。

• ドクトリン:

• 船団方式の徹底。

---

日本の護衛戦能力は

史実より10年早く成熟。

---

8. 条約との関係

• 排水量:

• 多くが1,000t未満 → 実質制限外。

• 砲:

• 12cm以下 → 巡洋艦枠にも非該当。

• 数:

• 制限なし。

---

日本は合法的に

“量”で護衛力を積み増せる。

---

9. 国際的評価

•英国:

「日本は護衛戦を理解した」

•米国:

「太平洋で英日護衛網が完成しつつある」

•ドイツ:

「通商破壊の余地は狭い」。

---

10. 総括

このIF世界の

ロンドン軍縮条約下・日本海軍の条約外艦隊は:

主力:海防艦50〜70隻規模

補助:小型駆逐艦12〜16隻

掃海・哨戒:50隻以上

補助巡:10〜15隻

1930年代にすでに

本格的護衛艦隊を常設。

つまり、

「決戦艦隊の影で、

海を支配する“もう一つの日本海軍”」

が早期に完成している、という姿です。

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