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日本海軍の軽巡洋艦

1. 条約と軽巡枠

ロンドン海軍条約(1930):

• 巡洋艦を

• 重巡(8インチ砲)

• 軽巡(6.1インチ以下)

に区分。

• 日本の軽巡枠:

約100,000t前後(米英の4/5)。

日本は:

5,500t級を中心に15〜18隻

程度を維持可能。

---

2. この世界の軽巡の役割

史実:

• 水雷戦隊旗艦

• 夜戦・雷撃戦の中核。

IF世界:

• 欧州派兵と英海軍協同の影響で:

• 船団護衛部隊の司令艦

• 空母機動部隊の随伴・偵察

• 外洋での対潜・対空統制

が重視。

---

「雷撃指揮艦」+「護衛・随伴の多用途艦」

という二重性。

---

3. 主力艦型(史実踏襲)

球磨型(5隻)

• 就役:1920–21年

• 基準排水量:約5,500t

• 主砲:14cm砲×7(低角)

• 速力:33kt

IFでの位置づけ:

• 1920年代:史実通り水雷戦隊旗艦。

• 1930年代:

• 一部を:

• 主砲7→5門に削減

• 12cm/12.7cm高角砲×2〜4門追加

• 爆雷・ソナー装備

• 護衛司令艦・二線級へ。

---

長良型(6隻)

• 就役:1922–25年

• 基準排水量:約5,500t

• 主砲:14cm砲×7

• 速力:36kt

IFでの位置づけ:

• 高速力を活かし:

• 機動部隊随伴や偵察任務。

• 改装で:

• 高角砲・機銃増設、

• 雷装は若干削減。

• 一線随伴軽巡として長く使用。

---

川内型(3隻)

• 就役:1924–25年

• 基準排水量:約5,500t

• 主砲:14cm砲×7

• 速力:35kt

IFでの位置づけ:

• 水雷戦隊旗艦として就役するが、

• 1930年代には:

• 船団護衛司令艦的役割が増大。

• 改装内容は長良型と同様。

---

4. 新世代:阿賀野型(前倒し)

史実:1942年就役。

IFでは護衛・随伴需要から前倒し。

• 起工:1934–36年

• 就役:1937–39年

• 基準排水量:約6,600t

• 主砲:15.2cm砲×6(低角)

• 速力:35kt

• 高角砲:12.7cm連装×2

• 雷装:史実通りだが運用は控えめ。

役割:

機動部隊随伴

新型水雷戦隊旗艦

対空・対潜指揮能力を強化した近代的軽巡

隻数:4隻程度。

---

5. 隻数とトン数感

型 隻数 基準排水量 小計

球磨 5 5,500t 27,500t

長良 6 5,500t 33,000t

川内 3 5,500t 16,500t

阿賀野 4 6,600t 26,400t

計 18隻 約103,400t

軽巡枠約10万tにほぼ一致。

---

6. 改装の方向性(1930年代)

共通方針:

• 主砲:14cm低角砲のまま(数は削減)

• 高角砲:

• 12cm or 12.7cmを2〜4門

• 機銃:

• 25mmを段階的に増設。

• 対潜:

• ソナー・爆雷装備を史実より重視。

• 航空:

• 水偵1〜2機運用。

---

主砲は水上戦用、

防空・対潜は副武装で補うという現実的構成。

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7. 運用イメージ

船団護衛

• 軽巡1+駆逐艦数隻+海防艦で護衛群。

• 軽巡が指揮・通信の中枢。

空母随伴

• 機動部隊に高速軽巡1〜2隻。

• 対空砲火と偵察。

艦隊戦

• 依然として:

• 水雷戦隊旗艦として夜戦にも参加。

---

雷撃決戦の伝統を残しつつ、

実務的な護衛任務が比重増大。

---

8. 英海軍との影響

• 英軽巡と:

• 船団護衛戦術、

• 通信手順、

• 対潜戦の思想を共有。

• 設計は日本流だが:

• 運用は英式寄り。

---

9. 総括

このIF世界の

ロンドン軍縮条約下・日本海軍軽巡洋艦隊は:

主力は球磨・長良・川内の5,500t級

新世代として阿賀野型を1930年代後半に投入

主砲は14cm低角砲のまま

防空・対潜は副武装と改装で強化

隻数:約16〜18隻

性格:

「水雷戦隊旗艦+護衛・随伴の多用途軽巡」

つまり、

史実の艦型を基盤に、

運用思想だけが“護衛・随伴重視”へシフトした軽巡隊

という姿になります。

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