表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/25

1914年:開戦 ― 史実とほぼ同じ、だが“米国の距離感”が違う

◆ サラエボ事件 → 総力戦へ

• 1914年6月:サラエボ事件。

• 7〜8月:

• ドイツ → ロシア → フランス → 英国

という連鎖参戦。

• 米国:

• 史実同様厳格な中立宣言。

• ただしこの世界線では:

「最後まで欧州戦争には関わらない」

という孤立主義がより強い。

◆ 西部戦線:シュリーフェン計画と塹壕化

• ドイツ軍、ベルギー侵攻 → マルヌで阻止。

• 1914年末には:

• 北海〜スイス国境まで塹壕線固定。

• ここまでは史実とほぼ同じ。

◆ 東部戦線:ドイツ優勢

• タンネンベルクで独軍がロシア軍撃破。

• 東部は機動戦が続く。

◆ 日本の参戦(1914年8月)

• 日英同盟に基づき:

• 日本がドイツに宣戦。

• 目的は:

• 山東半島・青島のドイツ拠点。

• 南洋群島のドイツ領。

ただしこの時点では:

**日本は「極東限定の協力者」**で、

欧州派兵などは全く想定されていない。

---

1914〜1915年:海と植民地での戦争

◆ 日本の行動

• 1914年11月:

• 青島攻略。

• 1914〜15年:

• マリアナ・マーシャル・カロリン諸島を占領。

• 英国にとって:

• 極東の脅威が消え、

インド洋・豪州の防衛負担が激減。

この時点で:

英国は日本を「頼れる同盟国」と強く認識し始める。

◆ 海上戦

• 英国が:

• 北海封鎖を強化。

• ドイツ:

• 通商破壊に潜水艦を使用。

この世界線では:

• 1915年時点では:

• まだ無制限潜水艦戦には踏み切らない。

• 米国を刺激することへの警戒が、

史実以上に強い。

---

米国の立場(1914–15)

米国は:

• 参戦せず。

• 兵器・物資は:

• 主に英仏に売るが、

• 「戦争に巻き込まれない」ことを最優先。

• ウィルソン政権:

• 仲介者気取りの外交。

• 「講和を目指す中立大国」という自己像。

史実よりも:

“欧州の外”に立つ姿勢がはっきりしている。

---

1915年:膠着と消耗の始まり

◆ 西部戦線

• シャンパーニュ、アルトワ攻勢など:

• いずれも大損害で失敗。

• 塹壕・機関銃・砲兵戦が常態化。

各国が悟る:

「これは短期決戦では終わらない」。

◆ 東部戦線

• ゴルリツェ・タルヌフ攻勢:

• ドイツ・オーストリアがロシアを大きく後退させる。

• ロシア帝国の:

• 兵站・産業の弱さが露呈。

---

1915年:潜水艦戦とルシタニア

この世界線では:

• ドイツは:

• 制限付き潜水艦戦を実施。

• 史実同様:

• 1915年、ルシタニア号事件は起こる可能性が高い。

• 多数の民間人(米国人含む)死亡。

しかし:

• 米国の反応:

• 強い抗議はするが、

• 「参戦論」までは高まらない。

• ウィルソン:

• 史実以上に「中立維持」を強調。

結果:

ドイツは一時的に

潜水艦活動を再び抑制。

---

1916年:地獄の消耗戦

◆ ヴェルダン(1916)

• ドイツが:

• 「フランスを血の海に沈める」作戦。

• 結果:

• 双方数十万の死傷者。

• 戦線はほぼ動かず。

◆ ソンム(1916)

• 英仏の大攻勢。

• 初日の英軍損害は壊滅的。

• 戦車初登場も決定打にならず。

1916年末には:

**西部戦線は“史上最大の消耗地獄”**となり、

どの国も勝利の展望を描けなくなる。

---

ロシアの動揺

• 1916年:

• ブルシーロフ攻勢で一時奮戦。

• しかし:

• 食糧不足

• 皇帝政への不満

• 厭戦気分

すでに:

革命の芽が各地に広がり始める。

---

1916年末:各国の戦略的認識

この世界線で、1916年末には:

ドイツ

• 陸上では:

• 英仏を決定的に崩せない。

• 海上では:

• 封鎖で経済が締め上げられる。

「潜水艦戦を本格化しなければ勝てない」

という声が強まる。

英仏

• 人的損耗が限界に近づく。

• だが:

• 海上封鎖と植民地資源で

持久戦に自信。

日本

• 極東での戦闘は終結。

• 英国から:

• 海軍護衛・輸送支援の要請が増える。

• 日本国内では:

• 「欧州で血を流すべきか?」

という議論が芽生え始める。

米国

• 依然中立。

• 世論:

• 参戦反対が多数。

• 政府:

• “戦後の仲裁者”になる構想を描く。

---

前半の総括(1914–1916)

この世界の第一次大戦前半は:

軍事的展開は史実とほぼ同じ

しかし米国不参戦によって、

「決定打のない消耗戦」がより色濃くなる。

結果:

• 欧州は:

• 出口の見えない地獄。

• 各国は:

• 「新しい手」を探し始める。

• 日本は:

• まだ“脇役”だが、

後に主役級になる伏線が張られる。

• ドイツは:

• 次の一手として

無制限潜水艦戦を真剣に検討。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ