第2話:一縷の望み
前書きにあらすじってどうなんだろうと思うこの頃です。
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下記はあらすじです
誠はそう呟くと駅構内とは違う簡素な舗装がされた通路を虚ろの目でふらつきながらも進むのであった
薄暗いコンクリートで出来た簡素な道を進むと、
入ってきた扉と同じような扉があった。
「くそ、鍵を探さないと開かないやつか...?」
誠は不安になりながらも扉のレバーハンドルに手を掛けた。
.....ガチャガチャ.....
誠以外いない薄暗い通路で扉を開けようとする音が悲しく響く。
「駄目だ...鍵を見つけないと開かない...周りにかけてあったりしないか?」
誠は、背負っていたリュックから仕事で使っていた点検灯を取り出して周囲を確認した。
「流石...1000ルーメンの点検灯だ。何でも良く見えるよ...ん?」
誠は、壁に電源とテプラで記載されているNFBが中にある箱を見つけた。
「整備士ピットだとこういう所に.....ほらあった。」
電源と書かれたNFBがある箱のカバーの裏に鍵が掛かっていた。
「少しばかりツイてるな、ついでに通路の電源を入れておくか」
バッチンという音が響く、少し経って通路の電気が点灯し薄暗い通路からコンクリートの普通な通路となったが、周りが見えるようになった事で今開けようとしている扉にまで血痕がある事に気づく。
「運転手が負傷しているのか?嘘だろ...まさか」
誠は、不安が過ぎる、もしかしたら扉を開けたら「ソレ」に襲われてしまうのではないかと、最悪の事態を考え思考を巡らせ、背負っているリュックの中に武器となるものが無いかを確認した。
リュックを漁っていると、整備士仲間と改造した十徳ナイフが入っていることを思い出し、リュックの奥底の隠しポーチを開けた。
誠は、改造された十徳ナイフを確認した。
十徳と言えども必要じゃない機能が多くその部分を削ぎ落とした為、五徳ナイフとなっていた。
また折りたためる持ち手を分解して、ナイフ単体とくっ付けられる機構になっており、ペティーナイフくらいのものとなった。
「職質対策で面倒臭いから奥に入れてた事を忘れてたな。頼りないが、無いよりは...良いはずだ...」
誠は、片方の手でナイフを持ちもう片方の手には点検灯を持つ。
嫌な予感がする扉の鍵を開け、静かになるべく音を立てないようにゆっくりと開けた。
扉を半分開けたくらいで中の様子を見える範囲で確認すると、次に入る部屋は非常灯と自動販売機の明かりだけが煌々としている。
どうやら詰所や休憩スペースのようだ。
誠はそのまま部屋に入るとゆっくりと扉閉め周囲を見渡した。
「どうやら休憩室か何かの様だ。奥の部屋は仮眠室とかあるのかな?トイレもあるし...奥の方はどうかな」
そう言うと誠は、奥の方の部屋を見た。部屋の入口から僅かに光が漏れていて、微かに男の声と女の声がする。
「不安だが、様子を見に行ってみよう。もしかしたら協力して脱出出来るかもしれない。」
まともに喋れる人物であることを祈りながらそのまま扉の前に行き、3回ノックをしそのまま扉越しに自分の名前を名乗る。崩れ去った日常だが、まだ完全に終わったわけじゃないと一縷の望みとも言える淡い希望に誠は賭けたのだった。
「公共交通で整備士をやっていた九条 誠と言う、
何とかここまで来た。敵じゃない」
そう告げると扉の中から震えている声ながらも返答が来たのであった。
第2話となりました! 一生駅から抜けれないんじゃないかなって不安がありますが頑張ります〜!
春の陽射しが心地よい季節へと移り変ってきましたね。
眠さに負けないようお話書いていきたいと思っております! 少し幼稚な文章ですが、楽しんで頂けたらなって思ってます〜。良ければ読んだよー!みたいなリアクションお待ちしてます!




