第1話:Escape from…
2本目です! 反応をくれた方ありがとうございました!
凄く嬉しいのと助けられた気持ちになりました。
物語を完結させられるよう頑張っていきます!
拙い文章で申し訳ありませんが、今後ともよろしくお願いします。
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あらすじ
誠は、そう呟き、駅の改札へ向かって逃げようとしたが動物的な直感か人間の生存本能か 違和感を感じとり
改札へ向わず窓ガラスと血の手跡が付いた売店の屋根へと攀じ登る。
少しばかりの安全地帯で誠は改めて構内の悲惨さと違和感を確認をしたのであった。
普段の駅構内とは違い、床には血溜まりが、出来ており、そこから何かを引きずった後が、改札へと続く階段まで続いている。
また誠は、構内で倒されている『ソレ』の数が少なく
生存者も少ない事に気付いた。
「仮にも終電とは1つの車両には100人以上はいる。外から来た化け物は数えられる数ではないんじゃなー」
誠はそう独り言を言い終わる前に改札方面から劈く悲鳴、叫び声が聞こえた。
『助けてくれ』 『いやぁぁあ』『くるなぁぁ』
改札口方面から悲鳴聞こえる。
だがその悲鳴はわだんだんと小さくなっていく...やがては何も聞こえなくなり鎮まりかえった構内。
「くそ、改札はダメだったかどうする...」
追い詰められながらも誠は、思考と観察を止めてはいなかった。そして進行方向側の電車の運転室のドアが開いていることや駅員が使用する関係者用の扉が空いていることに気付いた。
「運転手が居ない...あそこから脱出したんじゃないか?」
誠は、安全地帯から出来る限り音を立てないように静かに降り関係者用の扉まで急いだ。
走っている中、視界の端に恋人を抱き抱えている人物がいる事に気付き、走るのを止めて近くに寄り声掛ける。
「おい!あんたも早く逃げろ。向こうからなら逃げられるかもしれない。」
誠はそういうと男は、
「まだ、マナは生きているんだ治療しないと、どうしてこんな血が止まらない...死なないでくれ。」
男は恋人の状態を見て嘆きまだ生きているんだと自分に語りかけるようにして残酷な現実を認識しないようにしている。
誠は、 抱き抱えられている彼女の状態を確認したが、
喉元から大量の出血と身体のいたる場所が、裂けていて絶命している状態だと確認した。
「すまない...彼女さんはもう...」
誠は目を伏せながらそう声を絞り出すと、男は
「まだ死んじゃいない手だって握り返してくれるんだ。まだ生きている。ほら起きて治療すればまた元通りになるから」
男はそう話すと誠が理解できない支離滅裂な事も言い始めた。
認めたくないのだ...恋人が亡き者になったことを。
「ほらみて!握り返してくれるんだよ!」
誠は、男の気迫に負け見てしまった。
一瞬本当に絶命しているはずの女性の手が握る動作と離す動作をしていることを。誠は叫ぶ、
「まずい!ソレから離れるんだ!!あんた死ぬぞ!!」
気づくのが遅かったのだ 誠はそう叫び終わる前に、
目の前には男の首から噴水のような血飛沫が飛ぶ。
復活した『ソレ』は男の首の一部を噛みちぎりまた噛みつこうとしている。
「マ゛ァナ゛や゛っど起きてくれだまた一緒に゛」
男はそう声をあげ『ソレ』を抱き締めたまま絶命し『ソ』に覆い被さるようにして倒れた。
誠は理解が追いつかない光景を間近で見てしまった。
込み上げる吐き気に耐え前屈みのまま口を押さえ全力で目的地へと走り出した。
関係者用の扉へ飛び込む用にして入ると扉を閉めた
瞬間に耐えきれず嘔吐してしまった。
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「はぁ...はぁ...」
どれくらい時間が経ってしまったのだろうか。
幸いにも、この扉は防犯の為 閉めたら鍵がかかる仕様だった為、誠は、安心感もあったのだろう。限界を迎えてしまった。 退勤後、僅か1時間の出来事で
目の前で人が食われ、血飛沫が飛び、死者が蘇る。
ありえない現状に、いくら学生時代、武道で鍛錬した強靭な精神力や悲惨な人身事故の処理の経験を持っている誠でも限界だったのだ。
「とりあえず1時間でも30分でもいいから休める所を探そう」
誠はそう呟くと駅構内とは違う簡素な舗装がされた通路を虚ろの目でふらつきながらも進むのであった。




