深淵讃歌
我慢ばっか 得意になっちゃって
そのまんま綺麗になれないな
寂しさが どんどん溢れ出して
なにもかも 眩んで
頑張ったって もう不安になっちゃって
私はこれでいいんでしょうか?
あぁ 神様答えてよ
私の 正解はどこにあるの?
こんこんと 考えちゃって
全然寝れなくなっちゃって
それでも朝日は 上っちゃうって
あぁ もう どうでもいいか?
さぁさぁ夜はこれからさ
深淵はいま 開かれた
こんなものも煮詰めれば
甘く香るのでしょうか?
手を叩けよ
祈れ 神よ
今宵の救いは今どこに
混乱ばっか 思い悩んじゃって
そのまんま清算できないな
哀しさが どっかに溶け出して
なにもかも比べて
かがみ込んでも 俯瞰になっちゃって
私はこれでいいわけないな
あぁ 神様応えてよ
私の 成果はどこにあるの
とんとんと 進まなくったって
経験値積まれてるって
そんなの外野が言っちゃって
あぁ もう どうでもいいや
やぁやぁ夜はまだまださ
深淵はほらそこにある
こんな問いも 突き詰めれば
赤丸が 付くのでしょうか?
手を伸ばせど
底の神は
宵闇の奥に御座します
どんな夢船浮かべても
佇む間も無く沈んでく
三日月のような
赤い口は 誘う
あぁ 神様教えてよ
私の セカイは――。
とうとう夜は このままさ
深淵が今 見つめてる
どんなに 祈り込めても
徒花は 実りはしない
手を鳴らせよ
祀れ 神を
酔いどれの 戯言
さぁさぁ夜は ここまでさ
深淵は未だ そこに座す
損な愛も うずめれば
赤く染まるのでしょうか?
手招くその
嗤う神の
宵間に囁く御言葉は――?
ボカロにするならこれは和ロックかな。
この邪神はニャルラトホテプあたりでいかがでしょうか。