【錬生術師、星を造る】 登場する都市関連
【錬生術師、星を造る】の登場地域の町などの紹介になります。
ネタバレになるので、最終話から読まれる方はご注意ください。
◇ 王都ロブルタ ◇
ロブルタ王国の首都。ロブルタ魔法学園、魔法研究学校がある大都市。東西を山に囲まれ、いくつもの農村を抱える。
街の中心にはダンジョンがあり、ロブルタ王都冒険者ギルドが管理している。
近郷の農村では穀物類、果物もよく育ち王都の食卓を彩る。高地で栽培されているお茶は香りが良く、貴族のまで密かに人気があがっている。
神の雫と呼ばれる奇跡の薬の誕生した地であり、信徒が殺到し始めているという噂もある。
◇ アガルタ山地 ◇
ロブルタ農園をつくった東側の山の事。山の名称は別の作品にて登場。農園と言いながらも、後にロブルタの新女王達の温泉付きの保養所になる。
気候は涼しく冬場はかなり寒い。そのため山中に平坦な土地はあっても、農地には向かないと言われていた。
宮廷錬金術師となったカルミアの名前から取った、錬生術師の箱庭呼ばれることもある。
バステトの呼んだ猫人族が手入れと警備についている上に、要人の宿泊のために城塞化している。
◇ アーストラズ山脈 ◇
ロブルタの南西に広がる魔境。ムーリア大陸がグローデン山脈を中心として広がるように、黒の大陸の中心に当たる。
魔物が非常に多く、未発見のダンジョンがいくつかあると言われている。
◇ 王都の農村 ◇
ロブルタ周辺に広がるいくつもの村。ロブルタの都を支える食糧生産地、燃料調達地になっている。
カルミア達が依頼で訪れた農村は、アーストラズ山脈寄りで、薬草も豊富な魔境に近い。
◇ ルエリア子爵領 ◇
ロブルタの王都からみると、西北西に位置する辺境の地。シンマ王国方面や、海岸都市へ向けた街道の分岐にもなっている要地。
領主リドルカ女傑、ヘルマン卿など名だたる王国の騎士が集う。
◇ ブバスティス連邦のペルバスト ◇
はるか昔に蠍人により滅ぼされたといわれる国。詳細は不明だが、猫人族が暮らしていたとされる。
記述された国名もバラバラで、大きないくつもの国があったとか、猫王の気まぐれで名前かコロコロ変わったとか。
◇ レイビス公爵領 ◇
ローディス帝国の名家の一つ。小さいが、穀物の成るダンジョンを管理しているため、人口が多く独自兵力を保有している武闘派になっている。
◇ トーマ公爵領 ◇
シンマ王国の公爵家の領地。作中では第一王女のユルゥム王女が嫁いだ家。公爵領であり規模は大きく思われる。シンマの王都から少し離れた領地で戦禍の被害に合う前に脱出出来たもよう。
◇ 港町プロウト ◇
シンマ王国の北部、プロウト伯爵が領地としていた比較的大きい港町。戦禍で領主が一旦逃げ出した後、ロブルタが接収した。
後にルエリア子爵リドルカ女傑により、一大港都として発展する。
◇ ロムゥリの街 ◇
ロブルタ王国とシンマ王国の境にある街。シンマとの戦いでロブルタ王国領になる。
カルミアの湯郷理想郷計画の中心地の一つで、最初はヤムゥリ王女に任された。
アミュラの引き抜きにより、このロムゥリでは商業ギルドが主導権を握る事になった。
◇ バスティラ王国 聖都エドラ ◇
元シンマ王国が滅びた後にヤムゥリ王女が女王として建てた国。
聖都エドラは巨大な蠍人が守護している。聖都の危機には神殿から蠍人の戦士の大軍がやってくるという。
◇ 蠍星アンタレス ◇
蠍人の故郷の星。異様に大きく紅い太陽と、半分くらいの光を放つ太陽がある。地表が炭化し黒く、光を媒体に生きる生命体のみ存在する。
◇ ムルクルの街 ◇
リビューア帝国にある、馬賊と牛人の街。大地が痩せ、水があってもろくな作物が実らない。街並みは機動重視で防御はもろい。
◇ カプラの港町 ◇
リビューア最東端の港町。近くに巨人の眠る島があるため、孤立した島のような地域になっている。
◇ 巨人の眠る島 ◇
巨大な牛人が犇めく迷宮がある島。入り込んだ者は誰一人還って来ることはなかった。入口の神殿は簡素。
◇ リビューア帝都 ◇
リビューア帝国の中心にある大きな都市。不死に近い皇帝が治めている。
ならずものが多い印象だが、闇のギルドにより統率されている。
お読みいただきありがとうございます。
【錬生術師、星を造る】の続編や外伝的な物語も引き続きお楽しみ下さい。




