【錬生術師、星を造る】登場人物編
【錬生術師、星を造る】の登場人物リストになります。ネタバレになるので、最終話あたりから読まれる方はご注意ください。
◎ カルミア ◎
【錬生術師、星を造る】 の主人公。魔力が人より多いと冒険者に教えられて、ロブルタ王国王都の魔法学園を目指す。
錬金術と、錬成術が使える。独り言が多く、筋力が皆無で実は魔力もそんなに高くない事が判明する。躊躇いなく王族すら実験体にする為、狂った錬金術師と呼ばれている。実態はもっと酷い模様。
・カルミアの笑い方
ぬっふっふ、····声質は低め。腹の奥、心底楽しい感じ。含み笑い、自慢したい気持ち。
ヌッフッフ〜、····声質は高め。楽しくて仕方ない感じ。気持ちが昂ぶっている、幸せ笑い。
◎ ヘレナ ◎
カルミアの最初の学友でルームメイト。ルエリア領の騎士の娘。土地柄、魔物が多く出没するため戦闘経験は豊富。冒険者階級も鉄級。身体を強化する魔法が使える。自作の焼き菓子を作ってカルミアに喜ばれてから、料理をするのが好きになり上達した。
身体にコンプレックスを持っており、アストリア王女の護衛として、豊満ボディを手に入れた。
◎ エルミィ ◎
錬金魔術科で知り合ったエルフの少女。カルミアの認識はずっと眼鏡エルフ。髪は白味がかった金髪に碧眼、耳の先が細く可愛らしく尖ってる。魔力が独特に洗練されているので。流れが綺麗とのこと。
魔法学園に元婚約者と、兄がいる。カルミアに対してのみ、お喋りで余計な正論を吐く。錬金術師としての腕前は高く、カルミア補佐を頼まれ最終的には助手になった。
とある部屋の謎の飾りは彼女の成長と記念の証。
◎ ティアマト ◎
魔法学園でエルミィとは同室だったけれど、カルミアを気に入り行動を一緒に取るようになる。魔力を嗅ぎ分ける力を持つ。
癖の強いメンバーの中で、最初は問題児だったのが一番まともな人物になる。両親は冒険者パーティーの金級冒険者。
◎ ノヴェル ◎
隠し通路のダンジョンで彷徨っていた、精霊化した少女。火竜の加護で守られていたドヴェルガーの王女。大地の魔法を得意とし、ダンジョンを造り出す能力を持つ。カルミアと開発した魔本とダンジョンを複合化させた事で擬似収納を持つことが出来るようになった。
◎ メネス ◎
ロブルタ王国王都の冒険者ギルドの受付嬢。ギルド内の偵察部隊の一員で有能なギルド職員でもあった。カルミアに関わった事で運命が暗転、偉い人達に怒られ睨まれ涙目な毎日を送る羽目になる。時折泥酔してカルミアの寝床を占拠する。
◎ アストリア ◎
ロブルタ王国の第三王子。王国を継ぐことになっても仲間達といる事を望む。王女とバレた後も英雄王子、英雄女王と呼ばれる。カルミアもずっと「先輩」と呼び慕いながら実験体にする。黒パンの愛好家で露出魔とも。
その出生や変態性については次の物語にて語られる。
◎ シェリハ ◎
アストリアの秘密を知るメイド兼護衛。元の姿に戻れなくなった蜘蛛人族。目立たないけれど、ヘレナと分担してカルミアや王女達の世話を焼く。手のかかるメネスと何だかんだ気が合うらしい。
◎ ルーネ ◎
眼鏡男子の精から生まれた疑惑のあるアルラウネ。カルミアの浮揚式鉢植君でアストのお守り的な存在になる。最終的には影武者となる聖霊人形に乗り込む。賢く、健気。
◎ フレミール ◎
ロブルタのダンジョンに棲む火竜。休眠していた所、カルミア達が現れ興味を惹かれ外に出た。火竜の魔晶石の為に酷い目に合わされまくることになる。カルミアの属性に、竜の本能が刺激されるようだ。
◎ エイヴァン ◎
現役の金級冒険者であり、ロブルタ魔法学園の錬金魔術科の講師。エルミィの親族で元婚約者。カルミアがずっと胡散臭いと感じて警戒していた先生。
◎ エルミオ ◎
エルミィの実兄で、魔法学園の臨時講師。いわゆる研究馬鹿で、人に物を教えるよりも、自分がずっと研究していたいタイプ。最近はカルミアの依頼でハゲ薬と、エルフのうんこは何色かについて緑と濃茶のタイプを研究中。
◎ 寮長さん ◎
魔法学園の学生寮の管理人。問題児ばかりの新入生に厳しいけれど、話しのわかる人物。王家とつながりもあってか、カルミア達を陰ながら支援していた。あまり王族に関心を寄せない事にしている。
◎ 学園長 ◎
偉い立場なのに、これといって特徴のない人物。理由は明白で自分はお飾りである事をわきまえてる、思慮深い人とも。
◎ おじいちゃん先生 ◎
アルベロという名の付与魔術科の講師。元国王樣で元学園長。頭髪を失って静かな余生を過ごしていた。生き甲斐を取り戻し、肩書きを知っても「おじいちゃん先生」と慕ってくれるカルミアを可愛がる数少ない理解者。
◎ 管理のおじさん ◎
マルカスという名前の、魔法学園の素材管理を行っている職員。神の雫を優先して貰える。カルミアの錬生術師の素材調達役の一人。
◎ 術師 ◎
王都の元ギルドマスターだったらしい亡霊。人とズレた感覚の持ち主。ノヴェルの守護者のような雰囲気だったが、実は違うらしい謎な人。後に再登場することになる。
◎ ガレオン ◎
ロブルタ王国のギルドマスター長。強く偉い人だったはずが、カルミアのせいで髪の奴隷と化してしまう。盛大なやらかしを行う。
◎ 護衛のおじさん ◎
元冒険者で、魔法学園の警備を行う衛兵の一人。マルカスに頼まれ、時折農村まで素材の調達を請け負う人でもある。
◎ 薬師のおじさん ◎
カルミア達が冒険者として依頼を受けた、農村の薬師。王都近隣の薬草の群生地を、惜しみなくカルミアに伝授してくれた。
◎ 農村の村長 ◎
依頼でやって来た冒険者のカルミア達に、泊まる所を提供してくれた村のまとめ役。
◎ タニア ◎
ロブルタの冒険者ギルドで偵察部隊を務めるAランクパーティーの冒険者。頼れるお姉さんで、メネスが慕う人物。カルミアに引き抜かれ、最終的には、聖都エドラの冒険者ギルドマスターになる。
◎ モーラ ◎
タニアの同僚の狩人戦士。メネスを一番可愛がる。カルミアに引き抜かれ、ヤムゥリ女王の護衛騎士に抜擢される事になる。
◎ 取り巻き ◎
いわゆるモブ取り巻き貴族の生徒。
◎ メガネ男子 ◎
取り巻きの中で、カルミアがその妄想力と性的興奮を危険視した人物。色々誤解され、カルミアに恨みを持つ。処刑される時も、最後まで誤解を解くよう訴えていた。
◎ アルデバラン ◎
巨大牛人の事。牛人達の星核は神牛の心臓の事を言うはずなのだが······。
◎ 皇子 ◎
ローディス帝国の第二皇子。正式な呼び名や立場は第二部にて明らかになる。カルミアの本質を秘かに見抜き気にいっている様子。
名前はセティウスと後の章でわかる。
◎ ヤムゥリ王女様 ◎
シンマ王国の第二王女。ロブルタ元王妃とは叔母姪の間柄。カルミアを排除するため学園を破壊する騒ぎまで起こした。扱いは酷いが、王女樣の尊厳を失わないカルミアに惹かれる、駄目な王族。
◎ 現王妃様 ◎
ロブルタの第二王妃から正妃となった。前王妃の息子二人をどさくさに紛れて排除したり、アスト暗殺を試みるなど、敵か味方かよくわからない人物。一応、カルミアへの殺意はない模様。
◎ 元王妃様 ◎
国防の方針で第二王妃に敗れ亡くなったかに思われた人物。ヤムゥリ王女に取り憑き復讐を果たそうとして失敗する。
◎ 国王陛下 ◎
ロブルタの国王、アヴロド。アスト王子いわく戦闘は苦手だが、内政には長けてるらしい。カルミアに頭髪を握られて、右往左往しているおっさんと化す。
◎ 王子達 ◎
凡庸で欲深いロブルタの王子達。ただ妹のアスト王子には割りと優しく、隣国の留学生を迎える場でも協力していた。現王妃により始末されてしまう。
◎ スコル・ハティ ◎
メガネ男子が呼び出した魔獣。強力な狼の魔物で、後にカルミアの錬生の素にされる。
◎ ヒッポス ◎
馬車を引くために錬生された魔物。力強く連結馬車に荷物を満載しても悠々と引く。荷物なしなら足は戦闘馬より早い可能性がある。
◎ ガレス・ガルフ ◎
門番として、見張り役として錬生された魔獣。懐っこく、やんちゃでヒュエギアの手を焼かせることもある。
◎ ルエリア子爵 リドルカ女傑 ◎
ルエリアの守護主とも呼ばれる領主。勇猛なアスト王子に惚れていたが、同性と知ってからは憧憬に変えて慕い続ける。重要地を任される、信頼性の高い人物。
◎ ヘルマン卿 ◎
ヘレナの父親。騎士として、ルエリア子爵に仕えている。戦闘における実力はリドルカより高い。ルエリア子爵になった後、カルミアの作っていった蒸気風呂が政務のあとの楽しみになった。
◎ 死霊術師 ◎
名もしれない魔法使い。騒乱を裏で操る暗殺者集団の一人。
◎ 海を駆ける馬 ◎
偵察や戦馬車など、速度を活かす戦いに利用される錬生馬。ファルー、ベルー、ジルーの三兄弟。探索、偵察任務の多いメネスと相性が良い。
◎ ヒュエギア ◎
詳しくは発明品に掲載。カルミアが創り出した最初の聖霊人形。アマテルが最初に入り込んだせいで、性格がおかしくなった。
◎ ノエム ◎
聖霊人形として造られた、ノヴェルの妹。魔力は高いものの、ドヴェルガーであってドヴェルクではない。
◎ バステト ◎
亡国の王女。封印されていた王女の一人で、殺し屋として利用された。黒いあいつが苦手。カルミアの首をいつも欲している。
カルミアに、お気に入りの大鎌を草刈り鎌扱いされ、眷属も暗殺稼業より農園の管理を任される。
◎ 黒猫眷属 ◎
バステトが呼び出した眷属の猫人。猫人なので気まぐれなようで、よく働く。アガルタの農園を守る集団。
◎ ドローラ ◎
木人、ドライアド。レーナによりカルミア達に引き合わされた。樹木を愛するものの、無駄にしない限りは比較的寛容。
◎ ヴェカテ ◎
吸血鬼族の隊長。人化したまま飛翔可能なため、偵察部隊の長になる。部下のミューゼ共々、ロムゥリからエドラを守る主力として信用を得た。いくつか結成される吸血魔戦隊の団長にも就任する。
◎ ミューゼ ◎
偵察任務中にカルミア達に補足されて、仲間に引き込まれた。ミューゼを隊長とした吸血魔戦隊を率いることになる。
魔戦隊を引き連れ、ロブルタ各地を回る機動戦隊として扱われ、団長共々扱き使われることに。魔力を差し出すのに抵抗のない、アレな感じの一人。
◎ アンタレス ◎
巨大蠍人の心臓。星核となる魔晶石でもあり、戦闘力は計り知れないはずだった。
◎ アクラブ ◎
蠍人の戦士であり将軍。武人肌で忠誠心が高いため、真っ先に再喚されてロムゥリの守りを任された。
◎ サルガス、シャウラ ◎
蠍人の将軍で魔物の召喚師たち。戦闘力は低いため、襲撃して来たバステトにあっさり始末された模様。
◎ バルス ◎
バステトの騎獣となる魔物。音もなく駆け、呪いの殻を喰らうと言う。カルミアに時々謎の獲物(素材)を運んでくる。
◎ イプシロン、シェバ ◎
巨大蠍人。アンタレスに比べ少し小さい。アンタレスの膨大な魔力をもとにつくられた。
◎ セルケト ◎
蠍人の巫女神。悪しきもの達を始め、当時の神々の計画を色々と狂わせた人物でもある。崇拝対象を求める厄介さを見抜いたカルミアに結局懐く。
◎ ユルゥム王女 ◎
ヤムゥリ王女樣の姉。結婚していたものの、賠償問題が起きた時に離婚させられ、アスト王子に献上予定だった。国が滅んだ後、ヤムゥリに彼女の受けた苦行を一から味わう事になる。
◎ バベル ◎
暗殺者集団の一つ。悪しきものの信徒同様に、世界各地に根を張り、力を付けてきた。
◎ イミウト ◎
暗殺者集団の一つ。獣の首を晒す特異の殺し屋。
◎ カルディア ◎
多忙なカルミアが自分の分身を作ることを思いつき、誕生した。当人と性格が似通っているため、カルミア自身のためには役に立たない。
◎ アルクトゥールス ◎
牛飼いと呼ばれる偉大な王の名前。アマテルやアピスを導くものと思われた。
◎ スキュティア ◎
リビューア帝国の将で、馬賊を率いるムルクルの武人。和解の為に同族の首を切り落とした苛烈な人物。主人に翻弄される苦労人とわかり、カルミアが優しくなった。
◎ アマテル ◎
牛人たちの巫女というより豊穣の女神。作物に関する知識が豊富で、土いじり以外ではのんびり屋。小型の人形に乗り込み姿を隠し続けている。
非常にお人好しなのと、生来の女神気質から騙されやすい。
◎ アピス ◎
神の牛と呼ばれる。アピスハートと呼ばれる心臓の事を指す場合も。魂の一部をモーモーちゃんに、残りはアストリアに託された。
◎ ダイダラス ◎
巨人族の王になるために、牛人を利用し扇動したもの。ヤムゥリの父でもある。頭髪が繊細。巨人方ダンジョンと同化し、巨人兵器となった。
◎ ハトホル ◎
アマテル用の豊穣型聖霊人形。これを基本に改造が施されてゆく。豊穣の名は伊達じゃない、豊満さに溢れている。
◎ ナンナル ◎
アマテルのかわりをする為に造り出された聖霊人形。アピスハートがアストにある為、アストについて行くとぶっちゃけた。
◎ メジェド ◎
暗殺者集団に対抗する為に、バステト成分を中心に誕生した聖霊人形。寡黙だけど、実は懐っこい。
◎ アプワート ◎
ガレス達の成分とバルスの成分から誕生した魔獣。メジェドの騎獣で、ナンナルの護衛も務める。
◎ ネイト ◎
港町を始め、海洋交易や観光を守る為に誕生した海人の聖霊人形。海人部隊を召喚出来る。アストリアとカルミアにより、海軍を任される。
◎ ネレイド ◎
海の戦士達。海軍設立の為にネイトに呼び出された眷属。カルミアの海戦兵器を使い、領海を守る。
◎ リヴァラハ ◎
錬生で誕生した海竜の娘。成長すると巨大な海竜になるが、聖霊人形だと思われるので、そのままの可能性も。
◎ モーモーちゃん ◎
小型アマテルの為の騎獣。アピスハートから造られたため、アマテルと相性が良い。
◎ ブリオネ ◎
ルーネが召喚した花の妖精。ルーネ同様に、先輩人形に乗れる。ルーネと交代でアストを守る。タイニー戦隊のリーダー。
◎ モロク ◎
リビューア帝国の王。牛角人、牛鬼人などとも呼ばれている。
色々と裏で悪さしていたが、アマテルに撫でられたいだけだった強面の牛角牛人のおっさん。
◎ レイビス公爵 ◎
ロブルタの救援の為に指揮を任された貴族。頼りない皇子に替わって息巻いて敗走した。
◎ 悪しきもの ◎
偽神、または信徒などを示す言葉。しつこくしぶといものとも。
◎ 快適スマイリー君 ◎
カルミアが誕生させたスライムの亜種という事になっている。カルミアの為に、様々な残骸から成分を抽出してくれる。
狭間と魔力の融合体とも。
◎ 招霊君達 ◎
カルミアに懐く、魂から経験を奪われた霊体のようなもの。精霊に近い存在で、会話も可能らしい。
登場人物が多いので、追記しておきます。
聖霊人形の人物については、発明品に詳細があります。
逃げた神々と迎撃魔王に登場する人物は割愛しています。
この作品の後日談は、【逃げた神々と迎撃魔王 第二部】にて掲載中です。
※ 第二部を検索除外としたため、続編をバージョン変更してお届けしております。設定は本編完結部分のものとなります。




