表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

宇宙一の魔女は旅に出たい

作者: oxi

なろうを読むようになって、私はこのような夢を良く見ます。

私は偉大なる魔女ドロアーテに師事している。

ドロアーテは如何なる依頼であっても、それを解決する薬や道具を作り出す天才……変人である。


ある日のこと、ドロアーテに依頼をするためだろうか客が来た。

しかしながら、

「#%¥&」

言葉がわからない。師匠に確認を取ってから客をアトリエまで案内する。


ドロアーテは魔法で意思を伝えあうことができるようだ。客に武器を渡している。依頼済みで、品物の受取に来ただけのようだった。


私がここで修行をして何年かたったころ、偉大なる師匠が亡くなった。しかし、ドロアーテの「全て」を継承した私は順調に仕事をこなしていった。


そんなある日のこと、空を突き抜けて客が降り立った。

宇宙船から降りてきた客は私のアトリエにくると、外に出ていた私に話しかけてきた。

「%¥&#%」


ドロアーテから受け継いだ魔法で意思疏通を行うことにする。


『おまえは、言葉が通じないのか?』

『こんにちは。聞こえてますよ。』


『ドロアーテ様に薬を作って欲しい』


私はドロアーテが亡くなったと伝え、必要な薬は私が用意しようと伝えるが、荷が勝ちすぎるのではと言われ少々傷つく。


『ドロアーテから全てを継承している。安心するといい。』

『見るからにまだ若く、そんな君が調合する薬は信用できないな。』


しかたがないなと私は魔力を全身に込めると大人に、さらに老女へと姿を変えた。


『ようやく、もの作りに生涯を捧げようかと思っていたのに、失礼な客だ。』

『急に年を取るとは。それが本当の姿なのか?!驚かせてくれるな。』


急に年老いた魔女に客は恐れたが薬をと依頼した。

客からなんの薬か伝わってきたので処方箋を書き、齟齬がないことを確認した後に薬を調合して渡した。薬は竜の素材が必要だったりと普通では手に入らない、特別な病気の為のものだった。


代金として宇宙船の部品を要求して分けてもらった。


────


私は若い姿に戻り、宇宙船の部品を軽々と持ち上げ、アトリエの裏手にある大きな建物の中に入る。

そこにある完成しつつある宇宙船を見ながら、今後の事に思いを馳せるのであった。


(了)



ネタ元がソレゆえにふわふわの内容!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ