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現実世界の人間を異世界のモンスターに例えたらどうなるでしょう?

作者: 来留美

私の現実世界には嫌いな人がたくさんいます。

そんな嫌いな人達をモンスターに例えて私は異世界の力で倒していこうと思います。


まずは細かいことを言ってくる上司。

その名もガミガミモンスターです。

このモンスターは口が開かないように口を封印しましょう。

モンスターの防御力がさがるので攻撃をして倒します。


次は私の言うことが正しいと言うお局様。

その名も自分が大好きモンスターです。

このモンスターは高い鼻が弱点なので攻撃しましょう。

これで高い鼻も折れて静かになり、レベルが下がり弱くなるのでそのまま攻撃して倒します。


次は人の悪口ばかりを言うおばさん。

その名も嫌味なモンスターです。

このモンスターは何匹か集まって出てくるので最後の一匹になるまでどこか遠くまで投げましょう。

最後の一匹になると大人しくなって何も言わなくなり、戦闘不能になりますので攻撃して倒します。


次は嘘をつく友達。

その名も嘘しか言えないモンスターです。

このモンスターには嘘で返す、おうむ返しです。

モンスターに餌をあげるフリをして攻撃しましょう。

モンスターは嘘だと気付きショックを受けている所を攻撃して倒します。


次は浮気をする男。

その名も女の子大好きモンスターです。

このモンスターは女の子だったら誰でもいいのでまずは隙を作って近寄らせたら急所を狙いましょう。

痛さのあまり、何もできなくなるので攻撃して倒します。


次は常識のない客。

その名も俺は神様勘違いモンスターです。

このモンスターは人目を気にするので仲間を全員呼んでこのモンスターを囲みましょう。

モンスターは何も言えなくなるのでそこで全員で攻撃をして倒します。


次は自分の子供が人に迷惑をかけているのに謝らない親。

その名も反面教師モンスターです。

このモンスターは親子で子供の方は暴れ回って木を何本も倒していきます。

この子供の方を捕まえ親の目の前に連れて行き、

「このまま好き勝手にさせるならこの子を魔法で一生眠らせるよ」

と言えば親は謝ってくるでしょう。

子供は大切なので。

この反面教師モンスターは逃がしましょう。

子供には手は出せません。


次はただ見てるだけの私。

あの子、またガミガミモンスターにやられてる。

あの子、また自分が大好きモンスターにやられてる。

あの子、また嫌味なモンスターにやられてる。

あの子、また嘘しか言えないモンスターにやられてる。

あの子、また女の子大好きモンスターにやられてる。

あの子、また俺は神様勘違いモンスターにやられてる。

あの子、また反面教師モンスターにやられてる。

その名も見てるだけモンスターです。


何も見ていない。

何も聞いていない。

私は関係ない。

そうやって自分を守る。

そんなモンスターの私には魔法を与えましょう。

勇気が出る魔法です。

するとどうでしょうか?

あの子の元へ駆け寄り助けます。

二人で力を合わせて全てのモンスターを倒しました。

もう、見てるだけモンスターはいません。


私が一番倒したかったのは、

見てるだけモンスター

なのかもしれません。

読んで頂きありがとうございます。

読んで頂いた方の心に響いてくれれば幸いです。

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