『il mare』
『il mare』 作詞 s.h.n
沈む緋を見つめていた
広く 海を見渡せる場所
短い日に照らされながら
強い風にさらされながら
生まれ育ったこの場所に 何を残してこれただろう
僕らは浜辺に絵を描いた
白い砂とともに浚われていった
願いは 夢の中でしか叶わなかったね
掴むには儚すぎた
守るには大きすぎた
この愛しさが返ってくる頃には
僕は もう居ないだろう
沈む緋を見つめていた
横顔が遠く感じた
この場所に僕らが居ることは
一瞬のような出来事なんだ
明ける空は旅立ちの色
白い雲は 今 どんな形をして
僕らに何を見せようとしてる?
いつからか気づいていた
お互い先に進まなくちゃ
ずっと一緒に居るには 星の巡りは速すぎた
それが正しいことだと言う
あの日の僕は怖かった
あの日の君はなんて言うかな
さよなら、さよなら
明ける空を見つめていた
目覚める町を 見渡せる場所
『il mare』は、イタリア語で『海』という意味です。
キアヌ・リーブス主演の映画『イルマーレ』も好きです。
『Autumn in Tokyo』と並んで、好きな映画とタイトルを似せることに成功しました(?)