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【D.S.(ダズ)】~過去と未来の交わる場所~  作者: ポチ太
読者の皆様に感謝を込めて
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番外編3【大地と空音】ある日のデート(前編)

今回は「大地と空音」編です(´・ω・`)

本編では付き合ってからそれほど立たないうちに世界が崩壊し、永遠の別れになってしまったので少しでも幸せな二人を描きたかったのです( ̄▽ ̄)


要するに罪滅ぼしってヤツです(* ̄∇ ̄)ノ

『第74話 影の立役者』の後のお話。

本編では書ききれなかった空音(そらね)大地(だいち)が恋人同士になった後のデートのお話です。


空音(そらね)と付き合い初めて最初の土曜日。俺は空音(そらね)をランチへと誘った。場所は駅前の喫茶店ポールである。


「いらっしゃいませお二人様で宜しいでしょうか?」


「はい。二人です」


席へと座る大地(だいち)空音(そらね)大地(だいち)はメニューを見て迷っている。


「ここでランチするの久し振りだから何食べるか迷うよな」


「ふふふ……確かピラフが美味しいんだよね。ここのお店」


頭を抱えている大地(だいち)


「でも和風スパゲッティーも気になる……」


「ふふふ……和風スパゲッティーも美味しいよ」


空音(そらね)はニコニコしながら言う。


「なんか迷うな?どうしよう」


迷っていると空音(そらね)が俺に提案してくる。


「じゃあさ両方頼んでシェアして食べようか?」


「おっ?良いな。さんせーい」


暫くしてから運ばれてくる料理。取り皿を二つ貰い分けて食べる。


ピラフを口に入れた瞬間。恍惚の表情になる空音(そらね)


「うぅーん。やっぱり、ここのピラフは最高。バターの風味といい味付けといい絶妙で……感動しちゃうよ」


大地(だいち)も美味しそうにスパゲッティーを食べる。


「いやいや……こっちの和風スパゲッティーを見ろよ。このパスタの茹で加減、茸の風味に出汁の素晴らしさ何を取っても最高だぞ」


「ふふふ……」


二人は食べ終わると満足そうな顔をしている。


「いやー甲乙つけがたし、どっちも最高だったな」


「ふふふ……美味しかったよね」


そして会計になり……


「1,800円になります」


「じゃあこれで……」


お店を出ると空音(そらね)がお金を渡してくる。


「はい、(だい)ちゃん。割り勘だよ」


流石は空音(そらね)……凄く良い子だ。真優美の時とは大違い……だけど。


「いや良いよ。普通デートの時には男が出すもんだろ」


「でも……なんか悪いよぉ」


なんかこの空音(そらね)の困った顔がまた(いと)おしい。


「じゃあ今度お茶する時には空音(そらね)にお願いするからさ」


そう言うと笑顔になる空音(そらね)


「うん、じゃあそうしようかな。今日はご馳走様でした」


そう言うと深々と頭を下げる空音(そらね)。このタイミングを狙って更に俺が追撃する。


「あっ……そうそう。明日って空音(そらね)何か用事ある?」


「今のところ特に用事ないけど……何かあるの?」


「これ一緒に行かないか?」


俺がポケットからチケットを出す。チケットは勿論。


「えっ?これエンゼルランドのチケットじゃん。……どうしたのこれ?」


「あっこれは……えっとつまりだな……親戚のおじさんに貰ったんだ」


「ええぇー凄い。……あれ?でも貰ったって言う話は本当かなぁ?なんか怪しい」


疑いの眼差しで見てくる空音(そらね)。まっ……まさか気付かれた訳じゃ……でも前の時には何も言って来なかったし、気のせいだろう?


「いやっ?本当だよ。何疑ってんだよ」


「ふふふ……チケットの間に先行予約の引換券が入ってるよ。(だい)ちゃんの名前で……ふふっ」


「まっ……まさかぁー」


元の世界でも同じチケット渡してる訳だからあの時の空音(そらね)も気付いてたって事だよな……きっと。


「私は嬉しいけど、良いのかなこんな高いチケット貰っちゃって」


「そっ……空音(そらね)と一緒に行きたくて買ったんだから良いんだよ。それとも嫌か俺とじゃ」


「えっ?行く行く。私、行きまーす」


こうして俺と空音(そらね)は二人でデートに行く事になった。過去に空音(そらね)と行けなかった場所だ。


この日、俺は綿密に計画を練る事にする。

次回【エンゼルランドデート( *´艸)】


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