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22. curtain開ける(they call it "No.3")



 訪れた四月二十一日、土曜日の朝。

 好天に恵まれた春の陽気に、玄関のドアを開けた理里(りさと)は包まれた。


「……いい空だ」


 雲一つない、吸い込まれるような青。気を抜けば、天空に落ちていきそうな錯覚をおぼえる。


「準備は良いかしら?」


 色気と余裕を感じる深い声。理里が向き直った先に()()()()()いたのは、およそ平凡な住宅街には似つかわしくない異形のモノだった。


 蝋のような白く艶のある肌と、豊満な肢体がまずは目に入る。それが纏うものは衣装と呼べるかすら怪しく、申し訳程度に乳房の先を隠す装飾と、煌びやかな宝石が多くあしらわれた腰巻のみだ。


 しかしその腰巻に隠された、煽情的なヒップラインから伸びるのは、二本の脚ではない。黒く光る鱗に包まれた、丸太のように太い一本の尾。三メートル近くにも及ぶそれは、伸縮自在なのだと以前聞いた。


 背から広がるのは、宵闇を思わせる髪と同じ漆黒の翼。今は折りたたまれているものの、広げればかなりの翼長になると察せられる。


 (かい)(はら)()()の真の姿・半人半蛇の女怪エキドナ。かつてギリシャを恐怖に震え上がらせた「怪物の母」が、そこに居た。


「……ああ。いつでも」


 白と紺の体操服に身を包んだ理里はドアを閉め、母の方へと玄関前の階段を下りていく。少しでも理里の体力消費を抑えるため、スタート地点である柚葉高校までは、恵奈が空路で連れて行くことになったのだ。


「……」


 六段ある石造りの階段の四段目あたり。理里はふと振り返って、こぢんまりした洋風のドアを見やる。


 アリスタイオスとの戦闘から八日が経過したが、理里はいまだ珠飛亜の部屋に入ることを許されていない。大量の毒を流し込まれたため、解毒に時間がかかっているのだという。きっと明日こそは目覚める……そう信じているうちに、この日がやって来てしまった。


「早く帰って、珠飛亜ちゃんに良い報告をしましょうね」

「……! あ、ああ」


 恵奈の言葉に、理里はびくりと震えた。母親というものは恐ろしい、息子の心のうちなど何でもお見通しなのだ。


「それじゃあ、行きましょうか」


 ぬるり、と大蛇の下半身がのたくり、長い恵奈の躰が理里を囲む。


「……なんだか、アナコンダに絞め殺される獲物の気分だよ」

「何か言った?」

「わ、わっ」


 むにゅう、と、とてつもなく大きい感触が背に。耳にかかる吐息、形容しがたい悪寒が理里の背筋を這い回る。


 抱擁する母の躰は、柔らかかった。すべてを包み込んで許してくれるような、そんな安心感。


「……母さん」

「なぁに?」


 問いかける恵奈の声は甘い。一音一音を聞く度に、母の胸に抱かれる乳飲み子に戻っていく気分にさらされる。


 しかし。それを捨て去っても問わねばならないことが、理里には有る。


「その服装、どうにかなんないかな……」


 そう。恵奈の上半身には、辛うじて乳首を隠す小さな装飾と、あとは金の腕輪程度しか身に着けられていない。言うなればほぼ裸に等しい。

 いや、隠されているだけ余計に恥ずかしいとまで言える。思春期まっただなかの理里にとって、母のそのような姿は刺激が強すぎた。


「似合ってないかしら? 私は好きでこの格好をしているのだけれど。どうせ人間には見えないし、問題ないんじゃない?」


 怪物の身体は、本来の姿では自動的に「魂の光学迷彩」が発動する。その姿の方が彼らの「個性」、つまり「魂の性質」が世界により強く主張され、肉体の外側に張る魂の体積が広がるためだ。


「俺には見えるんだけどな……」


 つぶやきながらも、理里はすでに諦観している。怪原家の女性のほとんどがそういった気遣いに疎いのは、嫌と言うほど知っていた。


「さて、今度こそ出発よ。しっかり掴まってて!」

「……ああ」


 理里が首肯したのを見届けて、恵奈は黒翼を広げた。





「待ちかねたぞ、怪原理里」


 理里を抱いた恵奈が舞い降りた、土曜日の校庭。白い石灰で分けられた四本のレーン、その起点に田崎(たさき)蘭子(らんこ)と、ひとりの男が立っていた。


「保護者送迎とはいいご身分だな。私は徒歩で来たのだが」


「……それもハンデのうちだ」


「ふむ、それもそうか。……ところで、私の身体に何か付いているか?」


「い、いや何も……」


 グラウンドに降り立った理里は顔を赤らめて、日光を反射する蘭子の白い肌から目を背ける。


 今日の蘭子は陸上部ということもあってか、試合用のユニフォームに身を包んでいる。肩や鎖骨を大きく出したランニングウェアと、ブルマーのようなピチッとしたスパッツ……目のやり場に困る。普段下ろしている髪をポニーテールにまとめており、うなじが強調されているのも健康美を演出している。


 そんな蘭子に気に障ったことがあったのか、恵奈が()()()理里を抱き寄せた。


「あまりうちの子を誘惑しないでもらえるかしら? ケモノ臭くてかなわないわ」


「全裸でも良かったのだぞ? テセウスの邪魔が入っていなければ、一糸まとわぬ快適な走りができたものを。

 そちらこそ、少し離れてやった方がいいのではないか? 駄肉がまとわりついて暑苦しそうだ」


 互いに、親愛の情など一ミリもこもっていない笑みを浮かべる二人の烈女。女性は笑っている時が一番恐ろしいとは、理里の実体験を伴った教訓である。


 段々とキツくなる母の抱擁の中、理里は所在無く辺りを見回し。不干渉を決め込んでいた、ひとりの男子生徒に水を向けた。


「……手塩(てしお)先輩はどうしてここに?」


 じろり、と手塩が冷たい視線を返す。「おまえ今振るか!?」という憤りの眼差しだ。


「彼にはスターターを務めてもらう。仏頂面で暇そうにしていたのでな。私が誘ったのだ、わっはは」

「あれは『誘った』とは言いません。明らかな脅迫でしょう」

「むぅ……『断るのは構わないが、私の好きにさせてもらうぞ』と言っただけだが」


 頭痛をおぼえたのか、手塩がひたいを二本指で押さえる。全裸で走り出しかねない女を野放しにしておけるはずがない。手塩もいろいろ大変なのだな、と理里は同情した(一応ことわりを入れるあたり、蘭子もある意味律儀だが……)。


「さて、私の方はいつでもいいが。君の準備はどうかな?」

「あ、ああ……少し、待ってほしい」


 理里は手を少し挙げて蘭子を制し、恵奈の方に向き直った。


「じゃあ、あとは手はず通りに」

「ええ、みんな配置に付いているわよ。私も今から向かうわ」

「……俺、頑張るよ。だから母さんも、くれぐれも無理しないで」

「大丈夫よ。りーくんのことは、わたしたちが必ず守る」


 そう言うと恵奈は理里を抱き寄せ、ひたいに優しくキスをした。


 甘く柔らかな香りを残して、黒い大蛇はいずこかへ飛び去って行った。





 時刻は午前九時五分。


 少々のウォーミングアップを済ませ、理里と蘭子はそれぞれのレーンに立った。


 グラウンドに理里と蘭子、手塩以外の生徒はひとりも居ない。今日この日のため、生徒会権限で貸し切ったのだという。つくづく手塩先輩も頭が痛かろうと、理里は再び手塩の心中を(おもんばか)った。


 ……それにしても。


「インコースとは、ナメられたもんだな」

「それくらい譲歩しなければ君に勝ち目がない。確実に勝てる勝負というのは、わたしは嫌いなのだ。そんなものはただの作業でしかないからな」

「言ってくれるぜ……けど、こっちも本気だ。その余裕、いつまで続くか見せてもらうよ」

「随分と強気だな。何か策でもあるのか?」

「……まあ、見てのお楽しみだ」


 (うそぶ)いて、理里は指の骨を鳴らした。


「両人とも、準備は出来ましたか? では……



 On your marks.」



 完璧な発音とともに、天空へと向けられる銃口。理里と蘭子は気を引き締め、前方を見据える。



「Set.」



 指を三本に開き、二人同時に膝を折る。クラウチングスタートの態勢。



 風の音がやけに大きい。さして強くないはずなのに。



 心臓が五月蠅(うるさ)い。どくん、どくんと鼓動が胸を打ち、上昇する両者の心拍数。



 耳朶(じだ)を打つココロの音はどんどん加速する。だんだんと大きくなる。緩やかな風の音すらも聞こえる静けさの中、彼ら二人だけが狂騒の中に居る――



 早く鳴れ。早く。早く、早く早く早く早く早く――





(早く……! 早く鳴れ…………!)


 クラウチングスタートの体勢で号砲を待つ二人の、二メートルほど後方。蘭子の真後ろに、ひそかにひざまずく者もまた、これから走る彼らと同じように心を急がせていた。


 希瑠(ける)である。"楽園の王ロード・オブ・シャングリラ"を展開し、通常の光のみならず霊光の電磁波さえ打ち消している彼の姿は、英雄はおろか怪物でさえ見ることができない。この結界を実に一時間前からこの場所で展開し、希瑠はレースの開始を待っていた。


 恵奈の提案した作戦はこうだ。まず、希瑠がレース開始前から、誰にも気づかれないよう蘭子のスタート地点の真後ろにスタンバイしておく。そして、スタートと同時に希瑠が"重力倍加ダブル・グラビティ"を発動し蘭子の動きを止める。蘭子が地面に押し付けられている間に、理里はゆうゆうとゴールへたどり着くという寸法だ。


(絶対ミスるわけにはいかねえ……! あの男がちょっとでも引き金に掛けた指を動かした瞬間に重力倍加をかけるッ! それだけだ!)


 超人的視力でもって、希瑠はアウトコース沿いに立っている手塩の人差し指を凝視する。


「On your marks.」「Set.」はすでに済んだ。あとはピストルの引き金が引かれるだけ。その瞬間に蘭子を沈黙させ、理里は二十分ほどかけて滝の前に設けられたゴールにたどりつく。それだけでこの「かけっこ」は終わりを迎えるのだ。


(早く……! 早くその引き金を引け……! その瞬間、このレースの勝者は決定する!)


 希瑠の懇願むなしく過ぎる一秒、二秒。これほどまでに時間が長く感じることがあっただろうか。時間が主観的なものであると唱えたアインシュタインはやはり天才だと確信する。


 眼球が飛び出しそうなほど見開いた目が乾きはじめ、帰ったら目薬を差そうか、と希瑠が考えかけたとき――



 手塩の人差し指が、わずかに引き金を引いた。



(勝ったッ! 『条文(アーティクル)――――)



 勝ち誇り、すぐさま『条文改正』をかけようとした希瑠。




 しかし――




 轟音や土砂とともに前方から放たれた強い「衝撃」が、希瑠の身体をはるか後方にまで弾き飛ばした。



「うわあああああああああああああああああああああああああああ!?」


 土砂や瓦礫を被り、吹き飛ばされた希瑠は二度、三度と地面をバウンドして、泥まみれのまま大地を転がった。


(何だ……!? 何が起きた……!?)


 田崎蘭子も手塩も、こちらの存在には気付いていなかったはずだ。しかしこの「攻撃」は何だというのだ。硬い砂地を跳ねる痛みに全身を打たれながらも、しかし希瑠の心は混乱に支配されていた。


「はあ、はあ、はあっ」


 息を荒げながらも、ようやく止まった希瑠は、うつ伏せのまま自分が飛ばされてきた前方を見て――


「……なんだ、これは…………!?」


 視界が、砂埃に覆われている。希瑠の転がってきた先が全く見えない。グラウンドに敷かれた土を全てひっくり返して、空中にバラ撒いたような有様だ。


(いったいどういうことだ!? アタランテは……理里はどうなった!?)


 節々が痛む身体に鞭を打って立ち上がり、希瑠は前方へと歩き出す。


「理里ォ――! 無事かァ――!? おい、理里ォ――ッ!」


 焦燥に駆られながら弟の名を呼ぶ。すると、


「う……兄さん……げほっ、ごほっごほっ」

「理里!?」


 斜め左前方から、咳き込む少年の声が聞こえた。砂ぼこりを吸わないよう口と鼻を手で覆いながらも、希瑠はすぐさまそちらの方角に駆け寄る。

 いまだ煙る土埃の中、理里はグラウンドの中心辺りに倒れていた。


「理里! 大丈夫か!?」

「あ、ああ、なんとか……ごほっ、ごほっ」


 希瑠が助け起こすと、理里は再び咳き込んだ。


「おい、無理するな! 口と鼻に手を当てて息をするんだ」

「ああ、うん……」


 希瑠の言った通り、右手を口元に当て、理里はようやく落ち着いた。


「何があったのか、お前は分からなかったか? 『条文改正(アメンドメント)』をかけようとしたら、突然衝撃波みたいなのに吹っ飛ばされて……俺にはさっぱりなんだ」

「っ、俺にも何が何やら……ピストルの音が鳴るかと思ったら、いきなり……」


 理里にもこの惨状の原因は分からないらしい。今はただ、苦しそうに浅い呼吸を繰り返すばかりだ。


「チクショウ、何が何だってんだ……? 審判の奴は……アタランテはどうなった!?」


 視界を妨げる粉塵が舞う状況では、何も分からない。彼らがどうなったのかも、このレース自体の進行も。


 惑いながらも、希瑠が辺りを見回していると。


「やれやれ……なんとまあ、大仰(おおぎょう)な開幕だことだ」


 どっしりと低い男の声が、希瑠の右側から聞こえた。


「その声……審判のヤロウか!」

「ヤロウ……とは失礼な。長女もあの育ち方ですし、一体あなた方の家の教育方針はどうなっているのですか」


 手塩である。紺のブレザーは、やはり希瑠たちと同じように派手に泥を被り、平時の清潔感がかなり損なわれていた。


「これはどういうことだ! てめえの仕業か!」


 希瑠が詰め寄ると、手塩は平然と答える。


「いいえ? 私は何も。たとえ君たちによるいかなる妨害があろうとも、手出しはしないよう言い渡されている。不満はありますが、()()の言う通りにしていますとも」

「じゃあ何だってんだ、このザマは! まさかアイツ本人がやったとでも言うのか!」

「ええ、その通りです」


 手塩は、至って当然のことのように肯定した。


「何……? まさかあの女、異能力を二つ……」

「そんな事実は在りません。彼女の異能はただひとつ。この世の誰よりも疾く駆けることができる、"疾風が如くアルターネイティヴ・シルフィーネ"のみ」

「そんなわけあるか! だったらこの状況は何だ! こんなことができるのは、異能以外にあるわけないだろ!」

「その指摘はある意味において正しい。この状況を生み出したのは、彼女の異能に間違いない。しかしてその異能とは、最速を誇る"疾風が如くアルターネイティヴ・シルフィーネ"をおいて他に無いのです」

「何だと……!?」


 理解が追い付かない希瑠に、手塩は侮蔑の眼差しをもって語る。


「その程度のことすら理解できないとは……まあ良いでしょう、あまり吠えられるのも面倒です。

"疾風が如くアルターネイティヴ・シルフィーネ"は、魂のエネルギーにより、爆発的な脚力を得る能力。その最大速度はマッハ二にも及ぶ……ですが。

 その速度を可能にする脚力は、それだけでも十分な脅威だとは思いませんか?」


「……まさか!?」


 胸騒ぎをおぼえた希瑠は、つい先ほどまで自分が跪いていた、蘭子のスタート地点辺りに駆け寄る。


 春風に乗り、ようやく土煙が晴れたことで露わになったその地面は――


「…………!」


 希瑠は驚愕のあまり、その惨状を凝視した。


 グラウンドが、大きく()()()()()いる。巨大な鍬で一度耕したかのように、とてつもなく深い溝が、蘭子の居た辺りから、固い土の地面に穿たれている。

 放射状に破壊された大地に残る爪痕は、まさしくロケットの発射後に残る噴煙のようだった。


「簡潔に申し上げますと。今のは、ただの彼女の()()()()()()()()です。こうしている間にも、彼女は刻一刻とゴールに近づいているかと思われますが……理里君は、走り出さなくて良いのですか?」

「はっ……!」


 思い出したように、理里が痛みを堪えながらも立ち上がり、ふらふらと足を進め始める。


「動かないで頂けた方が、こちらとしては都合が良いですが……あの調子では蘭子さんを追い抜くなど夢のまた夢。複雑な曲がり角のないコースは彼女をさらに加速させる……この勝負、見えましたね」


 そう言って、手塩はグラウンドを後にしようとする。


「待てよ……」

「何です?」


 足を止め振り返った手塩に、希瑠は大きく凹んだ地面から目を離さないまま続ける。


「まだ勝負は決まっちゃいねえ……どちらかがゴールテープを切るまでな」

「……何を馬鹿な。彼女と最も相性が良い貴方は置き去りにされ、彼女を足止めする作戦は失敗した。この状況から、どうやって逆転するというのです?」

理里(アイツ)は負けねえ!」


 希瑠は怒鳴った。


「理里はぜってえ負けねえ。あいつは俺たちのために走る。走り続ける。そして、そんなあいつを……俺が、俺たちが必ず勝たせる。勝たせてみせるッ!」


 理里は俺を信じている。俺たちを信じている。ならば、俺たちもそれに全力で応えてやらねば。それが希瑠の決意だった。


「……無駄な努力だとは思いますが。せいぜい、足掻くがいい」


 手塩は言い残し、今度こそその場を去って行った。


 怪原家の総力を結集した、田崎蘭子との「駆け比べ」。その火ぶたは、波乱とともに切って落とされた。



☆異能力紹介☆

疾風が如くアルターネイティヴ・シルフィーネ

保有者:田崎蘭子

効果範囲:本人のみ

超高速移動を可能にする異能力。魂のエネルギーを肉体から放出することで、爆発的な加速を得る。

加速で生じる衝撃波や肉体へのダメージに関しては、本人の耐久値が問われる。そのため、普段から身体を鍛えておかなければ、自分のスピードで死に至る危険がある。

また、自分が速くなったからといって、動体視力がそのスピードに自動的に合うなどという都合の良いことも無い。これも鍛錬しなければ身に付くものではない。

なお、蘭子はこれらすべてのデメリットをたゆまぬ鍛錬によって打ち消した。


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